ここでは、国税電子申告・納税システム(e-Tax)から「還付金の支払手続を取消しました」とのメッセージやメールが届く理由と、このメッセージが届いた際の対処法について解説します。
還付金とは「納税者に返還されるべき税額」のことです。 源泉徴収された所得税額が、年間の所得金額から計算した所得税額よりも多い場合、確定申告を行うことで払いすぎた所得税の還付が受けられるシステムとなります。
e-Taxによる「還付金の支払手続を取消しました」
都度、還付金の処理状況を確認することができるe-Taxにおいて「還付金の支払手続を取消しました」とのメッセージが届く場合があります。
なんとも不穏な表現で、このメッセージを受けて不安になる方も多いのではないかと思いますが、このメッセージには多くの場合、ネガティブな意味は含まれていません。
なぜ「還付金の支払手続を取消しました」が届くのか
e-Taxで「還付金の支払手続を取消しました」とのメッセージにおける、最も一般的な理由として「確定申告のやり直し」が挙げられます。e-Taxのシステム上、複数回、確定申告書の送信作業を行うと、必然的に「還付金の支払手続を取消しました」とのメッセージが送られるようになっているのです。
e-Taxから「還付金の支払手続を取消しました」と届いた場合の対処法
e-Taxから「還付金の支払手続を取消しました」と届いた場合でも、その内容を確認して取り立てて問題点が書いていなければ、安心して放置しておいて問題ありません。もし何らかの問題があれば、税務署などから電話連絡があるはずです。
以上、e-Taxから「還付金の支払手続を取消しました」とメッセージやメールが届いた際の解説となります。