【Windows】外付けHDDが勝手に切れる・止まる!接続が不安定な時の「USB省電力設定」完全無効化ガイド

【Windows】外付けHDDが勝手に切れる・止まる!接続が不安定な時の「USB省電力設定」完全無効化ガイド
🛡️ 超解決

「外付けHDDに保存した動画を見ていると、途中でカクついたり再生が止まったりする」「しばらく放置してからフォルダを開こうとすると、『ウィーン……』という起動音が鳴るまで数秒間フリーズする」……。

「HDDの寿命かな?」と不安になりますが、多くの場合、HDDは正常です。
犯人は、Windowsが勝手にUSB機器の電源を遮断する「省エネ設定(サスペンド機能)」です。
ノートPCのバッテリー持ちを良くするための機能ですが、デスクトップや据え置き利用では邪魔にしかなりません。

この記事では、HDDの勝手なスリープや切断を防ぐために、Windowsの奥深くに隠れた3つの「省電力スイッチ」をすべてオフにする手順を解説します。

ADVERTISEMENT

手順1:電源プランの「HDD自動停止」を切る

まずは、Windows全体の基本設定で「ハードディスクの電源を切る」設定を無効にします。

  1. スタートメニューで 電源プラン と検索し、[電源プランの編集] を開きます。
  2. [詳細な電源設定の変更] という小さなリンクをクリックします。
  3. リストの中から [ハードディスク] > [次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る] を展開します。
  4. 「設定」の時間(分)を、[0](ゼロ)に変更します。
    (※0と入力してEnterを押すと「なし」に変わります)

これで、アイドル状態が続いてもHDDの回転が止まらなくなります。

手順2:「USBのセレクティブサスペンド」を無効化する

USBポート自体への給電をストップさせる機能を止めます。
ここがオンになっていると、コピー中などに瞬断することがあります。

  1. 先ほどと同じ「電源オプション」の画面(詳細設定)を使います。
  2. リストの下の方にある [USB 設定] > [USB のセレクティブ サスペンドの設定] を展開します。
  3. 設定を [無効] に変更します。
  4. [OK] を押して画面を閉じます。

手順3:デバイスマネージャーで「電源オフ許可」を外す

ここが盲点です。Windowsの設定を変えても、ハードウェア(USBコントローラー)ごとの個別設定が生きていて、勝手に切断されることがあります。

  1. スタートボタンを右クリックし、[デバイスマネージャー] を開きます。
  2. [ユニバーサル シリアル バス コントローラー] を展開します。
  3. リストの中に「USB ルート ハブ」「汎用 USB ハブ」という項目が複数あるはずです。
  4. それらを一つずつダブルクリックし、[電源の管理] タブを開きます。
  5. [電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする] というチェックボックスを外します
  6. すべてのUSBハブに対してこれを行います。

ADVERTISEMENT

手順4:【物理要因】電力不足を解消する

設定を完璧にしても切れる場合、PCからの電力が足りていません。
特に「ポータブルHDD」や「バスパワー駆動のUSBハブ」を使っている場合によく起きます。

  • USBハブを見直す:
    コンセントから電源を取る「セルフパワー(ACアダプタ付き)のUSBハブ」を使ってください。PCからの電力だけに頼るバスパワーハブは、HDD接続には不向きです。
  • ポートを変える:
    デスクトップPCの場合、前面のUSBポートは電圧が不安定です。必ず背面のポート(マザーボード直結)に繋いでください。

まとめ:据え置きHDDに「省エネ」は不要

HDD安定化のチェックリストです。

設定箇所 変更内容 効果
電源オプション (HDD) 電源を切る:なし ◎ 回転停止を防ぐ
電源オプション (USB) サスペンド:無効 ◯ ポート遮断を防ぐ
デバイスマネージャー 電源オフ許可:オフ △ 念のための保険

HDDは「回転のオン・オフ」を繰り返すのが一番寿命を縮めます。
これらの設定を行うことで、レスポンスが良くなるだけでなく、結果的にHDDを長持ちさせることにも繋がります。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。