【迷惑防止】LINE公式アカウントの「勝手な追加」を完全に拒否・通報する設定【2025最新】

【迷惑防止】LINE公式アカウントの「勝手な追加」を完全に拒否・通報する設定【2025最新】
🛡️ 超解決

「友だち追加した覚えがないのに、見知らぬ企業の公式アカウントからメッセージが届く」「いつの間にかトークリストが広告だらけになっている」。
LINEを利用していて最も煩わしい問題の一つが、この公式アカウントの『勝手な追加』です。これは魔法でもハッキングでもなく、多くはあなたが日常的に利用しているWebサービスのログイン連携や、LINEの『友だち自動追加』という利便性のための機能が裏目に出ている結果です。

2025年現在、公式アカウント側もあの手この手であなたのタイムラインに侵入しようと画策しますが、システム側の設定を正しく構成すれば、これらの『望まない繋がり』をほぼ100%遮断することが可能です。本稿では、勝手に追加される技術的なメカニズムを解明し、二度と迷惑メッセージに悩まされないための鉄壁のガード設定を詳説します。

  • ⏱ 所要時間: 約5分
  • 💻 対象OS: iOS / Android 対応
  • 🛠 難易度: 初級〜中級
  • ✅ 必要なもの: 最新版のLINEアプリ

こんな「詰まり」を解決します

  • 懸賞サイトや予約サイト経由で、勝手に公式アカウントが追加されるのを止めたい
  • 電話番号を知っているだけの業者から勝手に追加されるのを防ぎたい
  • 一度追加されてしまったアカウントを、単なる「ブロック」以上に強力に排除したい

1. 侵入口を塞ぐ:友だち追加設定の最適化

最も多い侵入ルートは、あなたのスマートフォンの連絡先に登録されている電話番号や、相手が保有しているあなたの番号からの自動追加です。

1-1. 「友だちへの追加を許可」をオフにする

ここがオンになっていると、あなたの電話番号を知っている企業や業者が、システムを介してあなたを自動的に「友だち」として登録できてしまいます。

  1. LINEの[ホーム] > [設定(歯車アイコン)] > [友だち] を開きます。
  2. [友だちへの追加を許可]オフにします。

※注意:これをオフにしても、既に繋がっている友だちとの通信には影響しません。あくまで「新規で、あなたの番号を検索して追加する」行為を制限するものです。

1-2. ID検索による「総当たり攻撃」を回避する

スパム業者は、ランダムな英数字をID検索にかけるスクリプトを使ってアカウントを特定します。

  • 設定手順: [設定] > [プライバシー管理] > [IDによる友だち追加を許可]オフにします。

2. 最大の盲点:「LINEログイン」連携の権限剥奪

「覚えがないのに、特定のサービスを利用した直後に公式アカウントが追加された」場合、原因は「LINEログイン(OAuth)」の権限承認にあります。多くのWebサービスやプレゼントキャンペーンでは、ログインの条件として『公式アカウントを友だち追加する』という項目がデフォルトでチェックされています。

2-1. 連携済みアプリの整理

過去にうっかり許可してしまった権限は、以下の手順で取り消せます。

  1. [設定] > [アカウント] > [連動アプリ] を開きます。
  2. 利用していないサービス、または勝手に公式アカウントを追加してくるサービスを選択します。
  3. [連動を解除] をタップします。

これにより、そのサービスから新たな公式アカウントが送り込まれる「裏口」を閉じることができます。

3. 受信拒否:「メッセージ受信拒否」で非友だちを遮断

友だち追加すらさせず、かつ友だち以外からのメッセージをすべて物理的にブロックする最強の設定です。

  • 設定手順: [設定] > [プライバシー管理] > [メッセージ受信拒否]オンにします。

この設定が有効であれば、万が一「友だち追加」だけを強行されたとしても、あなたがその相手を友だち登録し返さない限り、メッセージは一切届かなくなります。公式アカウントからの広告攻撃に対して極めて有効な防衛策です。

4. 攻めの排除:「ブロック」と「通報」の正しい使い分け

既にリストに入り込んでしまったアカウントに対しては、単に非表示にするのではなく、適切な処置が必要です。

アクション 技術的な効果 推奨シーン
非表示 リストから見えなくなるだけ。通知は届く。 一時的に隠したい時
ブロック メッセージの受信を完全に遮断。 二度と連絡を取りたくない時
通報 LINE運営にスパムとして報告。 規約違反や詐欺の疑いがある時

特に悪質なスパム(投資勧誘、アダルト系など)の場合は、ブロックする前にトーク画面右上のメニューから[通報]を行ってください。通報数が一定数を超えたアカウントは、LINE運営によって「BAN(アカウント停止)」されます。あなたの通報が、他のユーザーへの被害を防ぐ技術的な防衛策となります。

まとめ:デジタルインフラを「清潔」に保つために

LINEはもはや単なるチャットツールではなく、決済や行政サービスとも紐付く重要なデジタルインフラです。公式アカウントによる「勝手な追加」を放置することは、インフラをノイズで汚染させ、本当に重要な通知を見逃すリスクを高めます。

2025年最新の対策として、まずは「友だちへの追加を許可」をオフにし、連動アプリを定期的にクリーニングする習慣をつけてください。システム上の設定を1分見直すだけで、あなたのLINE環境は劇的に静かで清潔なものへと生まれ変わります。本稿の手順で、情報の主導権を自分の手に取り戻しましょう。