【Outlook】複数タイムゾーンで予定表を並列表示する設定手順

【Outlook】複数タイムゾーンで予定表を並列表示する設定手順
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海外の拠点と連携する際、時差の確認は必須です。Microsoft Outlookを使えば、複数のタイムゾーンで予定表を並べて表示できます。これにより、相手の時間を考慮した会議設定が容易になります。この記事では、Outlookで複数タイムゾーンの予定表を並列表示する具体的な設定方法を解説します。これにより、時差に悩むことなく、スムーズな国際連携を実現しましょう。

【要点】Outlookで複数タイムゾーンの予定表を並列表示する設定

  • 予定表の並列表示設定: 複数のタイムゾーンの予定表を同時に確認できるようになります。
  • タイムゾーンの追加: 表示したいタイムゾーンを最大3つまで追加できます。
  • 予定表の表示・非表示: 必要に応じてタイムゾーンの表示・非表示を切り替えられます。

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Outlookで複数タイムゾーンの予定表を表示する背景

グローバル化が進む現代ビジネスにおいて、海外のクライアントや同僚とのコミュニケーションは日常的です。しかし、国や地域によって時差があるため、会議の時間を調整する際に混乱が生じやすいという課題があります。相手の都合の良い時間帯を把握せずに会議を設定すると、相手に迷惑をかけてしまう可能性があります。Outlookの複数タイムゾーン表示機能は、こうした課題を解決するために提供されています。

この機能を使うことで、自身のローカルタイムゾーンに加えて、海外の主要なタイムゾーンを予定表上に同時に表示できます。これにより、相手の現地時間での空き時間や予定を視覚的に把握できるようになります。結果として、会議のスケジュール調整にかかる時間と手間を大幅に削減し、より効率的で正確な国際会議の設定が可能になります。

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複数タイムゾーン表示の設定手順

Outlookで複数のタイムゾーンの予定表を並列表示させるには、いくつかの簡単な設定が必要です。ここでは、Windows版のMicrosoft Outlook (Microsoft 365) を基準に、具体的な手順を解説します。

  1. Outlookを開き、予定表に切り替える
    Outlookアプリケーションを起動し、画面左下にある「予定表」アイコンをクリックして予定表ビューに切り替えます。
  2. 「ホーム」タブの「管理」グループにある「予定表の設定」をクリックする
    画面上部の「ホーム」タブを選択し、リボンの「管理」グループ内にある「予定表の設定」ボタンをクリックします。
  3. 「予定表の設定」ウィンドウで「タイムゾーン」を選択する
    開いた「予定表の設定」ウィンドウの左側メニューから「タイムゾーン」を選択します。
  4. 「第2タイムゾーン」と「第3タイムゾーン」を設定する
    「第2タイムゾーン」と「第3タイムゾーン」のドロップダウンメニューから、表示したいタイムゾーンをそれぞれ選択します。例えば、東京(JST)にいる場合、第2タイムゾーンにロンドン(GMT)やニューヨーク(EST)などを追加できます。
  5. 「表示する」チェックボックスにチェックを入れる
    追加した第2、第3タイムゾーンの横にある「表示する」チェックボックスにチェックを入れます。これにより、予定表上にこれらのタイムゾーンが表示されるようになります。
  6. 「OK」をクリックして設定を保存する
    設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。

これで、予定表ビューに戻ると、設定した複数のタイムゾーンが並んで表示されているはずです。各タイムゾーンは、それぞれの時間帯で区切られて表示されるため、一目で各地域の時間を把握できます。

新しいTeams (v2) と従来Teamsの違い

新しいTeams (v2) は、従来のTeamsと比較して、よりモダンで統合されたユーザーインターフェースとパフォーマンスの向上が図られています。操作性やデザインに若干の違いが見られる場合がありますが、予定表の複数タイムゾーン表示機能に関しては、基本的な設定方法は大きく変わらないと考えられます。ただし、メニューの配置やアイコンのデザインなどが変更されている可能性があるので、画面の案内に従って操作してください。

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新しいOutlook と従来Outlookの違い

新しいOutlookは、Web版Outlookのインターフェースをデスクトップアプリケーションに統合し、より一貫性のあるエクスペリエンスを提供することを目指しています。従来のOutlookデスクトップアプリからの移行に際して、メニューの構成や設定項目の場所が変更されていることがあります。特に、「予定表の設定」や「タイムゾーン」に関する項目は、新しいインターフェースでは異なる場所に配置されている可能性があります。

新しいOutlookでの設定手順は以下のようになります。

  1. 新しいOutlookを開き、予定表に切り替える
    新しいOutlookアプリケーションを起動し、画面左下にある「予定表」アイコンをクリックします。
  2. 画面右上にある「設定」アイコン(歯車マーク)をクリックする
    画面右上にある歯車マークの「設定」アイコンをクリックします。
  3. 「すべてのOutlook設定を表示」をクリックし、「予定表」>「表示」を選択する
    開いた設定メニューから「すべてのOutlook設定を表示」を選択します。その後、左側のメニューで「予定表」を選び、「表示」をクリックします。
  4. 「複数のタイムゾーンを表示する」セクションでタイムゾーンを追加する
    「複数のタイムゾーンを表示する」という項目が表示されます。ここで、「タイムゾーンを追加」ボタンをクリックし、表示したいタイムゾーンを選択します。
  5. 追加したタイムゾーンの横にある「表示」トグルをオンにする
    追加されたタイムゾーンの横にある「表示」トグルスイッチをオンにします。
  6. 「保存」をクリックする
    設定を保存するために、「保存」ボタンをクリックします。

新しいOutlookでも、設定後は予定表ビューで複数のタイムゾーンが並んで表示されるようになります。インターフェースの違いに戸惑うかもしれませんが、基本的な考え方は同じです。

Mac版Outlookでの設定

Mac版Outlookでも、Windows版と同様に複数タイムゾーンの予定表を表示できます。手順は以下の通りです。

  1. Outlook for Macを開き、予定表に切り替える
    Outlook for Macを起動し、予定表ビューに切り替えます。
  2. 「整理」タブの「タイムゾーン」をクリックする
    画面上部の「整理」タブを選択し、「タイムゾーン」ボタンをクリックします。
  3. 表示したいタイムゾーンを追加する
    「タイムゾーン」ダイアログボックスが表示されます。ここに、表示したいタイムゾーンを最大3つまで追加できます。
  4. 「OK」をクリックして設定を保存する
    追加後、「OK」をクリックすると、予定表に選択したタイムゾーンが表示されます。

モバイル版Outlookでの表示

モバイル版Outlook(iOS/Android)では、デスクトップ版のような複数タイムゾーンの「並列表示」機能は提供されていません。しかし、予定表を開いた際に、現在の予定時刻と、設定で指定した別のタイムゾーンでの時刻が補足情報として表示されることがあります。また、会議の招待状を受け取った際には、出席者のローカルタイムゾーンでの時刻が表示されるため、おおよその時差を把握することは可能です。

より詳細な複数タイムゾーンの確認が必要な場合は、デスクトップ版Outlookを利用するか、Web版Outlookにアクセスすることをおすすめします。

Web版Outlookでの設定

Web版Outlookでも、デスクトップ版と同様に複数タイムゾーンの予定表を表示できます。手順は以下の通りです。

  1. Web版Outlookにアクセスし、予定表に切り替える
    WebブラウザでOutlook (outlook.office.com) にアクセスし、予定表ビューに切り替えます。
  2. 画面右上にある「設定」アイコン(歯車マーク)をクリックする
    画面右上にある歯車マークの「設定」アイコンをクリックします。
  3. 「すべてのOutlook設定を表示」をクリックし、「予定表」>「表示」を選択する
    開いた設定メニューから「すべてのOutlook設定を表示」を選択します。その後、左側のメニューで「予定表」を選び、「表示」をクリックします。
  4. 「複数のタイムゾーンを表示する」セクションでタイムゾーンを追加する
    「複数のタイムゾーンを表示する」という項目が表示されます。ここで、「タイムゾーンを追加」ボタンをクリックし、表示したいタイムゾーンを選択します。
  5. 追加したタイムゾーンの横にある「表示」トグルをオンにする
    追加されたタイムゾーンの横にある「表示」トグルスイッチをオンにします。
  6. 「保存」をクリックする
    設定を保存するために、「保存」ボタンをクリックします。

Web版Outlookの設定は、新しいOutlookデスクトップアプリケーションの設定とほぼ同じです。ブラウザがあればどこからでも設定できるため便利です。

タイムゾーン設定でよくある誤解と注意点

複数タイムゾーン表示機能は非常に便利ですが、いくつか注意すべき点があります。

夏時間・冬時間の自動調整について

Outlookは、多くの国で採用されている夏時間(Daylight Saving Time, DST)や冬時間(Standard Time)への自動切り替えに対応しています。しかし、地域によっては夏時間制度がない、あるいは導入時期が異なる場合があります。そのため、予期せぬ時刻のずれが発生する可能性もゼロではありません。

会議設定時には、表示されているタイムゾーンが現在の夏時間・冬時間に適応しているかを確認することが重要です。特に、制度が頻繁に変更される地域や、夏時間制度が導入されていない地域との調整では注意が必要です。不明な場合は、相手の担当者に直接確認するのが最も確実な方法です。

タイムゾーンの追加数制限

Outlookで同時に表示できるタイムゾーンは、自身のローカルタイムゾーンに加えて最大3つまでです。これ以上多くのタイムゾーンを表示したい場合は、一度にすべてを表示することはできません。その場合は、必要に応じて表示するタイムゾーンを切り替えるなどの工夫が必要です。例えば、週の初めにはアジア太平洋地域のタイムゾーンを表示し、週の後半には欧米地域のタイムゾーンを表示するなど、目的に応じて使い分けることができます。

会議の参加者のタイムゾーン

複数タイムゾーン表示は、あくまで「自分の予定表上に」複数のタイムゾーンを表示する機能です。会議を招待する相手が、どのタイムゾーンで予定を確認しているか、あるいはその相手が自身のOutlookで同様の設定をしているかは、この機能だけでは分かりません。会議の招待状を作成する際は、Outlookの会議設定画面で「すべての出席者のタイムゾーンを表示」する機能(利用可能な場合)や、会議の議題に「〇〇(地域名)時間」と明記するなど、丁寧な配慮が求められます。

管理者による組織ポリシーの影響

組織によっては、Exchange Onlineなどの管理者設定によって、特定のタイムゾーンの追加が制限されていたり、一部の予定表表示機能が利用できなかったりする場合があります。もし、上記の手順で設定できない、あるいは意図した通りに表示されない場合は、組織のIT管理者にご相談ください。テナント設定やポリシーが原因である可能性も考えられます。

まとめ

Microsoft Outlookの複数タイムゾーン表示機能を使えば、海外との連携もスムーズになります。この記事で解説した予定表の設定手順を試すことで、時差を気にせず効率的に会議を設定できるようになるでしょう。次に、よく連絡を取る海外の拠点がある場合、そのタイムゾーンを登録して、普段から予定表で確認する習慣をつけてみてください。さらに、会議の招待状を作成する際には、この機能で確認した時間を基に、相手への配慮を忘れずに設定しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。