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【Salesforce】Lightningアプリのナビゲーションが想定と違う時のレポート条件と項目設定の直し方

【Salesforce】Lightningアプリのナビゲーションが想定と違う時のレポート条件と項目設定の直し方
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Salesforce Lightningアプリを使用していると、ナビゲーションバーやタブに表示されるレコード一覧が、自分が期待する内容と異なるケースがあります。「あるはずのレコードが表示されない」「逆に不要なレコードが表示される」といった現象です。こうした問題は多くの場合、ナビゲーション項目に設定されているレポートのフィルタ条件や、項目レベルのセキュリティ設定が原因となっています。本記事では、原因の切り分け方から具体的な修正手順までを解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: ナビゲーション項目に設定されているレポートのフィルタ条件またはリストビューの表示フィルタを確認してください。
  • 切り分けの軸: 問題が「特定のユーザーだけか全ユーザーか」を確認します。特定ユーザーなら権限や共有ルール、全ユーザーならレポート条件や項目設定の誤りが疑われます。
  • 注意点: 会社のSalesforce管理者権限がないと設定変更ができない場合があります。勝手にレポートの共有設定を変更すると他のユーザーに影響が出るため、管理者と相談しながら進めてください。

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1. Lightningアプリのナビゲーション表示が想定と違う仕組みを理解する

Lightningアプリのナビゲーションバーには、タブとして「リストビュー」「レポート」「ダッシュボード」などが配置されています。それぞれのタブをクリックした時に表示されるレコード一覧は、そのタブに紐付いた「レポート」または「リストビュー」の設定に依存します。ナビゲーション項目がレポートを参照している場合、そのレポートに設定されたフィルタ条件がそのまま表示内容に反映されます。一方、リストビューの場合は、リストビュー自体のフィルタ条件と、ユーザーの参照権限・共有設定が影響します。以下の表で主な違いを整理します。

要素 レポートタブ リストビュータブ
表示データの取得元 指定されたレポートの結果 オブジェクトのリストビュー定義
フィルタ条件 レポートのフィルタ(日付、値、数式など) リストビューのフィルタ条件
権限の影響 レポートフォルダの共有設定、オブジェクト権限 オブジェクト権限、共有ルール、リストビューの可視性設定
修正方法 レポート定義(フィルタ、項目)を編集 リストビューのフィルタまたは項目を編集

2. ナビゲーション項目に設定されているレポート条件を確認する手順

まずは、問題のナビゲーション項目がどのレポートまたはリストビューを参照しているのかを確認します。以下の手順で進めてください。

  1. Lightningアプリの画面右上にある歯車アイコンから「設定」を開きます。
  2. 左ナビゲーションの「アプリ」→「アプリマネージャー」をクリックします。
  3. 該当のLightningアプリを見つけて、「ドロップダウン」→「編集」を選択します。
  4. 「ナビゲーション項目」タブで、問題のタブをクリックし、「プロパティの表示」を開きます。
  5. 「コンテンツソース」の欄に表示されているレポート名またはリストビュー名を確認します。レポート名が「レポート」と表示されている場合は、リンクをクリックしてレポート定義画面に移動します。
  6. レポート定義画面で、「フィルタ」タブを開き、現在のフィルタ条件をすべて確認します。
  7. リストビューの場合は、該当するオブジェクトのタブで「リストビュー」プルダウンから問題のリストビューを選び、「リストビューを編集」でフィルタ条件を確認します。

3. レポートのフィルタ条件を見直す具体的な修正方法

レポートのフィルタ条件が原因で表示が想定外になっている場合、条件の変更が必要です。例えば「最近作成されたレコードのみ」というフィルタがかかっていると、古いレコードが表示されません。以下の手順で修正します。

  1. レポート編集画面で「フィルタ」タブを開きます。
  2. 既存のフィルタ行の右端にある編集アイコン(鉛筆)をクリックして、条件値を変更します。例えば「作成日」フィルタで「当月」から「全期間」に変更するなどです。
  3. 新しいフィルタを追加する場合は「フィルタを追加」をクリックし、項目と演算子、値を設定します。
  4. 日付フィルタは「相対日付」または「範囲指定」を選べます。特定の日付範囲に固定したい場合は「範囲」の開始日と終了日を設定します。
  5. レポートの「表示」タブで、列の並び替えや表示項目の選択も確認します。項目が非表示になっていると一覧に出てきません。
  6. 変更後は「保存」し、Lightningアプリをリロードして表示をテストします。

4. 項目設定(項目レベルセキュリティや表示式)が原因の場合の対処

レコード自体は表示されるが、特定のフィールドの値が空白になっている、または想定と異なる値が表示される場合、項目レベルのセキュリティや数式の設定が原因かもしれません。このような問題は個々のレコード詳細ページでも確認できます。

項目レベルセキュリティの確認

管理者は「設定」→「オブジェクトマネージャー」→該当オブジェクト→「項目とリレーション」から、問題の項目を選びます。「項目レベルセキュリティ」タブで、プロファイルごとに「参照権限」がオンになっているか確認します。特定のプロファイルで読み取り不可になっていると、そのユーザーには空欄で表示されます。

ページレイアウト上の表示条件

同じく「ページレイアウト」の編集画面で、項目が「表示式」によって条件付きで非表示になっていないかを確認します。例えば「ステータスが完了の場合のみ表示」といった設定があると、通常時は非表示になります。

数式項目の誤り

数式項目が参照している他の項目が空の場合や、数式自体に誤りがあると、正しい値が計算されません。数式の内容を確認し、参照する項目値をチェックしてください。

5. 失敗パターンと管理者に確認すべきポイント

よくある失敗パターンを事前に知っておくことで、原因特定が早まります。以下のリストを参考にしてください。

  • パターン1: レポートのフィルタで「参照者のみ」が選択されている。 レポートを実行するユーザーごとに表示が異なる場合、レポートのフィルタに「作成者」や「所有者」の条件が指定されている可能性があります。レポートの編集画面の「フィルタ」で該当条件を削除または変更します。
  • パターン2: リストビューの「参照可能レコード」が「自分のレコードのみ」になっている。 リストビューの設定で「表示可能なレコード」が「自分が所有するレコード」に限定されていると、他人のレコードが表示されません。設定を「すべてのレコード」に変更します。
  • パターン3: レポートフォルダの共有設定が適切でない。 レポート自体が誰でも見える状態でも、フォルダの共有設定が制限されていると表示されない場合があります。レポートフォルダの共有を「すべてのユーザーが参照可能」に変更する必要があります。
  • パターン4: 項目レベルセキュリティで必要なフィールドが非表示。 一覧に表示したい項目が「参照不可」になっていると、その列が空欄または非表示になります。管理者にプロファイル権限の確認を依頼します。

管理者に確認すべきポイントは、特定のユーザーのみ問題が発生している場合のそのユーザーのプロファイルと権限セット、共有ルール、レコードの所有権です。また、レポートが参照する項目のフィールド履歴や監査設定が原因で最新データが反映されないこともあります。

6. よくある質問

Q1: ナビゲーションタブをクリックすると「アクセス権がありません」と表示されます。

A: そのタブに設定されたレポートまたはリストビューへのアクセス権が不足しています。管理者にレポートフォルダの共有設定やリストビューの可視性設定を見直してもらってください。

Q2: 特定のレコードだけ表示されないのはなぜですか?

A: レコードが共有ルールで非表示になっている可能性があります。またはレポートのフィルタ条件がそのレコードを除外している場合があります。レポートのフィルタを一時的にすべて解除して確認する方法が有効です。

Q3: リストビューの表示項目が不足しています。

A: リストビュー編集画面で「表示項目の選択」から必要な項目を追加できます。ただし、項目レベルセキュリティで参照不可の項目は一覧に追加できません。

7. まとめ

Lightningアプリのナビゲーション表示が想定と違う場合は、まずそのタブが参照するレポートまたはリストビューのフィルタ条件を確認します。次に、ユーザーの権限や共有設定、項目レベルのセキュリティを順にチェックします。変更が必要な場合は、管理者権限がないと設定できない項目もあるため、Salesforce管理者と連携しながら修正を進めてください。事前に問題の切り分けができると、修正の手間が大幅に減ります。本記事の手順を参考に、正確なナビゲーション表示を実現してください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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