Teams会議中に、参加者を少人数のグループに分けて議論させるブレイクアウトルーム機能。この機能を使うと、会議をより効率的に進められます。しかし、会議の途中で参加者を割り当てるのは手間がかかることもあります。事前に参加者をルームに割り当てておけば、会議開始と同時にスムーズなグループワークを開始できます。この記事では、Teams会議のブレイクアウトルームで事前にメンバーを指定する設定手順を詳しく解説します。
会議の準備段階で参加者のグループ分けを完了させ、会議当日の進行をスムーズにしたい方に役立つ情報をお届けします。
【要点】Teams会議のブレイクアウトルーム事前割り当て設定
- 会議の作成・編集機能: Teams会議の作成画面または編集画面からブレイクアウトルームの設定を開始します。
- ブレイクアウトルームの事前割り当て: 会議オプションまたは会議の編集画面で「ブレイクアウトルーム」セクションを見つけ、事前割り当て機能を有効にします。
- 参加者の手動または自動割り当て: 事前割り当て画面で、参加者をドラッグ&ドロップまたは自動割り当て機能を使って各ルームに振り分けます。
- 会議の開始とルームの展開: 設定したブレイクアウトルームは、会議開始後に主催者が展開ボタンを押すことで参加者に通知されます。
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目次
ブレイクアウトルーム事前割り当ての仕組み
Teams会議のブレイクアウトルーム機能は、大規模な会議を効率的に運営するために設計されています。特に、大人数での会議において、参加者全員で一斉に議論するのではなく、少人数のグループに分かれて集中的に話し合う場面でその威力を発揮します。事前割り当て機能は、このブレイクアウトルームの利便性をさらに高めるものです。通常、ブレイクアウトルームは会議の主催者が会議中に手動で参加者を割り当てます。しかし、参加者が多い場合や、事前にグループ分けの方針が決まっている場合には、その都度割り当てるのは時間と手間がかかります。事前割り当て機能を使えば、会議のスケジュール設定時や編集時に、参加者をあらかじめ指定したルームに振り分けておくことが可能です。これにより、会議開始と同時にグループディスカッションを開始でき、会議の進行をスムーズに進められます。
この機能は、会議の主催者権限を持つユーザーが利用できます。また、参加者が会議に参加する前に、主催者が割り当てたルームを確認できる場合もあります。ただし、参加者が会議に接続するタイミングによっては、割り当てが反映されないケースも考えられます。組織のポリシーやTeamsのバージョンによっては、利用できる機能に制限がある場合もありますので注意が必要です。
Teams会議でブレイクアウトルームを事前割り当てする手順
Teams会議でブレイクアウトルームの参加者を事前に割り当てるには、会議の作成時または編集時に設定を行います。ここでは、会議の新規作成時と既存会議の編集時の両方の手順を解説します。
会議の新規作成時にブレイクアウトルームを事前割り当てする
新しいTeams会議を作成する際に、ブレイクアウトルームの参加者を事前に割り当てる手順です。この方法では、会議のスケジュール設定と同時にグループ分けも完了させられます。
- Teamsで会議をスケジュールする
Microsoft Teamsを起動し、左側のメニューから「カレンダー」を選択します。右上にある「新しい会議」ボタンをクリックして、会議のスケジュール設定画面を開きます。 - 会議の詳細を入力する
会議のタイトル、必須出席者、日時などの詳細情報を入力します。 - 会議オプションを開く
会議の詳細入力画面の上部にある「会議オプション」をクリックします。新しいブラウザタブで会議オプションの設定画面が開きます。 - ブレイクアウトルームの事前割り当てを有効にする
会議オプション画面で、「ブレイクアウトルーム」セクションを探します。「ブレイクアウトルームを許可する」という項目があれば、それを「オン」にします。このオプションが見当たらない場合は、組織のTeams管理者によって機能が無効化されている可能性があります。 - 「ブレイクアウトルーム」セクションで「参加者を割り当てる」をクリックする
「ブレイクアウトルーム」セクション内に、「参加者を割り当てる」というボタンが表示されます。これをクリックしてください。 - ルームの数と参加者を指定する
ブレイクアウトルームの設定画面が表示されます。まず、「ルームを作成」ボタンをクリックして、必要なルーム数を指定します。次に、各ルームの横にある「参加者を割り当てる」をクリックします。 - 参加者をルームに割り当てる
参加者の一覧が表示されるので、割り当てたい参加者をドラッグ&ドロップで目的のルームに移動させます。または、「自動割り当て」ボタンをクリックして、Teamsにランダムに割り当てさせることも可能です。手動で割り当てる場合は、一人ずつ指定していくこともできます。 - 設定を保存する
すべての参加者の割り当てが終わったら、画面右上の「保存」ボタンをクリックして設定を完了します。 - 会議を送信する
会議オプションの設定画面を閉じ、会議のスケジュール設定画面に戻ります。「送信」ボタンをクリックして、会議の招待を送信します。
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既存のTeams会議を編集してブレイクアウトルームを事前割り当てする
既にスケジュールされている会議に対して、後からブレイクアウトルームの参加者を事前に割り当てる手順です。会議の予定が変更になった場合や、当初予定していなかったグループワークを実施する場合に便利です。
- Teamsカレンダーから会議を編集する
Microsoft Teamsを起動し、「カレンダー」を開きます。編集したい会議の予定をクリックし、「編集」を選択します。 - 会議オプションを開く
会議の編集画面の上部にある「会議オプション」をクリックします。新しいブラウザタブで会議オプションの設定画面が開きます。 - ブレイクアウトルームの事前割り当てを有効にする
会議オプション画面で、「ブレイクアウトルーム」セクションを見つけます。「ブレイクアウトルームを許可する」が「オン」になっていることを確認してください。もし「オフ」になっている場合は、「オン」に切り替えます。 - 「ブレイクアウトルーム」セクションで「参加者を割り当てる」をクリックする
「ブレイクアウトルーム」セクション内の「参加者を割り当てる」ボタンをクリックします。 - 参加者をルームに割り当てる
ブレイクアウトルームの設定画面が表示されます。ここで、会議の参加者リストを確認し、各ルームに割り当てていきます。ルーム数が不足している場合は、「ルームを作成」ボタンで追加できます。参加者をドラッグ&ドロップするか、「自動割り当て」機能を利用して、希望するグループ分けを行います。 - 設定を保存する
割り当てが完了したら、画面右上の「保存」ボタンをクリックして、ブレイクアウトルームの設定を保存します。 - 会議の変更を更新する
会議オプションの設定画面を閉じ、会議の編集画面に戻ります。「更新」ボタンをクリックして、会議の予定を更新します。
新しいTeams(v2)と従来Teamsでの違い
新しいTeams(v2)では、インターフェースや一部の機能の配置が変更されています。ブレイクアウトルームの事前割り当て機能自体は引き続き利用可能ですが、設定画面へのアクセス方法が若干異なる場合があります。従来Teamsでは、会議オプションは会議のスケジュール設定画面から直接アクセスできました。一方、新しいTeams(v2)では、会議オプションへのアクセスが、会議のチャットタブや会議の詳細画面から行われることがあります。しかし、基本的な設定の流れ、つまり会議オプションでブレイクアウトルームを許可し、参加者を割り当てるというプロセスは大きく変わりません。新しいTeams(v2)をご利用の場合、会議オプションの場所を事前に確認しておくとスムーズに設定できるでしょう。
新しいOutlookと従来Outlookでの違い
Microsoft OutlookでTeams会議をスケジュールする場合、新しいOutlookと従来Outlookでもブレイクアウトルームの事前割り当て設定は可能です。従来Outlookでは、会議の招待を作成する際に「会議オプション」というボタンがあり、そこからブレイクアウトルームの設定にアクセスできました。新しいOutlookでは、会議のスケジュール設定画面で「会議オプション」へのリンクが表示される形式になっています。基本的な設定手順は変わりませんが、UIの変更に伴い、オプションへのアクセス方法が若干異なります。いずれのOutlookバージョンでも、会議の作成または編集時に「会議オプション」を見つけることが、事前割り当て設定の鍵となります。
ブレイクアウトルーム事前割り当て時の注意点
ブレイクアウトルームの事前割り当ては非常に便利な機能ですが、いくつか注意すべき点があります。これらの点に留意することで、よりスムーズな会議運営が可能になります。
会議参加者の追加・削除時の再割り当て
会議の招待を送信した後で、参加者が追加されたり削除されたりした場合、ブレイクアウトルームの割り当ては自動的に更新されません。追加された参加者は、会議開始後に主催者が手動で割り当てる必要があります。逆に、削除された参加者が割り当てられていたルームには空きが出ますが、自動的に他の参加者に再割り当てされるわけではありません。会議開始前に参加者リストに変更があった場合は、必ずブレイクアウトルームの設定画面に戻って、割り当てを再確認・再調整するようにしてください。
割り当て後の参加者のルーム変更
一度割り当てた参加者を別のルームに変更したい場合も、会議開始前であれば可能です。ブレイクアウトルームの設定画面で、参加者をドラッグ&ドロップして移動させれば変更できます。会議開始後でも、主催者は参加者を別のルームに移動させることができますが、参加者自身がルームを移動することはできません。参加者が自分でルームを選択できるようにしたい場合は、事前割り当てを行わず、会議中に「ルームの選択を参加者に許可する」オプションを有効にする必要があります。
会議オプションへのアクセス権限
ブレイクアウトルームの事前割り当て機能を利用するには、会議の主催者である必要があります。また、組織のTeams管理者によって、ブレイクアウトルーム機能自体が無効化されている場合もあります。もし「会議オプション」にブレイクアウトルームの設定項目が見当たらない場合は、組織のIT管理者にご確認ください。会議の作成者ではない一般参加者は、ブレイクアウトルームの事前割り当て設定を行うことはできません。
会議の参加者数とルーム数
ブレイクアウトルームの最大数は50個です。また、各ルームに割り当てられる参加者の数に制限はありませんが、あまりに少人数すぎるとグループディスカッションの意味が薄れる可能性があります。逆に、参加者が多すぎる場合は、ルームの数や参加者の割り当てが複雑になり、管理が難しくなることもあります。会議の目的や議論の内容に合わせて、適切なルーム数と各ルームの参加者数を事前に検討することが重要です。
代替手段としての会議のチャット機能
ブレイクアウトルームの事前割り当てがうまくいかない場合や、より柔軟なグループ分けを行いたい場合は、会議のチャット機能を活用する方法もあります。会議中にチャットでグループ分けの指示を出し、参加者に自発的にグループを形成してもらうことも可能です。ただし、この方法では参加者全員が指示を理解し、適切にグループ化されることを保証するのは難しくなります。確実なグループワークを行いたい場合は、やはりブレイクアウトルーム機能の活用が推奨されます。
Mac版・モバイル版・Web版での違い
ブレイクアウトルームの事前割り当て機能は、Teamsのデスクトップアプリケーション(Windows版、Mac版)、モバイルアプリ(iOS版、Android版)、およびWebブラウザ版で利用可能です。ただし、UI(ユーザーインターフェース)や一部の操作感に違いが見られることがあります。
Mac版Teams
Mac版Teamsでも、Windows版と同様に会議のスケジュール設定時または編集時にブレイクアウトルームの事前割り当てが可能です。手順はWindows版とほぼ同じですが、メニューの表示位置やボタンの配置がmacOSの標準的な操作感に合わせて調整されている場合があります。会議オプションへのアクセス方法も、Windows版と同様に確認してください。
モバイル版Teams (iOS/Android)
モバイル版Teamsでもブレイクアウトルームの事前割り当ては可能ですが、画面サイズが小さいため、操作性はデスクトップ版とは異なります。会議のスケジュール設定時や、開催中の会議から「会議オプション」にアクセスし、ブレイクアウトルームの設定を行うことができます。ただし、参加者の割り当て作業はデスクトップ版に比べて手間がかかる可能性があります。大人数での割り当て作業は、PC版で行うことを推奨します。
Web版Teams
WebブラウザからTeamsにアクセスして会議をスケジュール・編集する場合も、ブレイクアウトルームの事前割り当て機能を利用できます。Web版の操作感はデスクトップ版のアプリケーション版と非常に似ており、特別な違いはありません。ただし、ブラウザの互換性やネットワーク環境によっては、動作が不安定になる可能性もゼロではありません。
まとめ
Teams会議のブレイクアウトルームで事前にメンバーを指定する設定手順を解説しました。この機能を使うことで、会議開始と同時にグループディスカッションを開始でき、会議の効率を大幅に向上させられます。会議の新規作成時や既存会議の編集時に「会議オプション」から設定することで、参加者を事前にルームへ割り当てることが可能です。次回のTeams会議では、ぜひこのブレイクアウトルームの事前割り当て機能を活用し、スムーズで生産的なグループワークを実現してください。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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