南米の端に広がるアルゼンチン共和国。豊かな自然と鮮やかなカルチャー、感動的なタンゴの舞で旅行者を魅了しています。近年はワインの産地としても注目を浴び、日本からの旅行客も増加しています。ここではアルゼンチン旅行の際に覚えておきたい基礎知識を解説します。
目次
日本からのフライト時間
日本(成田、羽田、関西国際空港)からアルゼンチン(エセイザ国際空港)までのフライト時間は、経由地によりますが約24時間~30時間程度を見ておくと良いでしょう。
言語
公用語はスペイン語です。英語は都市部のホテルや観光地では一般的に通じますが、地方では通じないこともあります。
気候
北部は熱帯気候で年間を通じて暖かいですが、南部に行くほど寒冷になります。首都ブエノスアイレスは温暖な気候で、夏(12月〜2月)は30度以上、冬(6月〜8月)は10度前後になります。
治安
ブエノスアイレス
観光地では一般的に治安は良好ですが、夜間の一人歩きや目立つ貴重品の所持は避けましょう。
コルドバ
ブエノスアイレス同様、観光地は比較的安全ですが、注意は必要です。
ホテル事情
ブエノスアイレスやコルドバなどの大都市では高級ホテルからバジェットホテルまで幅広く選べます。一泊あたりの価格はバジェットホテルで約5,000円から、高級ホテルでは約20,000円以上です。
両替ができる場所
空港、ホテル、銀行、両替所(Casa de Cambio)で両替が可能です。
交通
大都市ではバスや地下鉄が主な交通手段です。ブエノスアイレスの地下鉄(Subte)は都市内を便利に移動できます。
タクシーも一般的ですが、料金を事前に確認しましょう。
空港
エセイザ国際空港
ブエノスアイレスの中心部からはタクシーで約1時間、公共バスでもアクセス可能です。
食費
レストランの一食あたりは、安いところで1,000円から、高級なレストランでは5,000円以上見ておくと良いでしょう。
食べておきたい名物料理
アサード(Asado)
牛肉を中心にしたアルゼンチンのバーベキュー。おおよそ2,000円から。
エンパナーダ(Empanada)
パイ生地で具を包んだ料理。約200円から。
ドゥルセ・デ・レチェ(Dulce de Leche)
キャラメル風味の甘いクリーム。パンに塗って食べます。スーパーで購入でき、価格は約500円から。
おすすめの観光地
イグアスの滝
ブラジルとの国境にある壮大な滝。アルゼンチン側から見る景色は圧巻です。
ブエノスアイレスのラ・ボカ地区
カラフルな建物が並び、タンゴの発祥地として知られます。
ウシュアイア
世界最南端の街。美しい自然環境とハイキングスポットが魅力です。
電圧
アルゼンチンの電圧は220V、周波数は50Hzです。プラグタイプはC型とI型を使用しています。
マナー
挨拶に際しては、親しい間柄ではキスを交わすことが一般的です。
タブー
政治や経済については感情的になることがありますので、適切な場で話題にすることを心掛けてください。
交通事情
大都市間の移動には長距離バスが利用されることが多いです。また、遠距離では国内線の利用も便利です。
チップ事情
レストランやカフェでは、サービス料が含まれていない場合は約10
%が一般的です。
水事情
都市部では水道水が飲用可能ですが、地方ではボトルウォーターをお勧めします。
トイレ事情
公共の場所には一般的にトイレがありますが、場所によっては利用料が必要な場合があります。
郵便事情
郵便は比較的信頼性がありますが、送付までに時間がかかることがあります。
インターネット事情
大都市ではWi-Fiが普及していますが、地方では接続が不安定な場所もあります。