【Word】既定の保存先をPCに変更する方法 | OneDrive同期フォルダーにも注意

【Word】既定の保存先をPCに変更する方法 | OneDrive同期フォルダーにも注意
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新しいWord文書の保存でOneDriveが先に表示される場合、Windowsのデスクトップ版では「ファイル」→「オプション」→「保存」で、PCを既定の保存先にできます。「既定でコンピューターに保存する」をオンにし、「既定のローカルファイルの保存場所」も指定します。

【要点】PC上のフォルダーでも、OneDriveの同期対象ならクラウドへ同期されます。オフラインで開きたいのか、同期せずPC内だけに置きたいのかで、選ぶ場所と確認方法が変わります。

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1. 「PCへ保存」と「同期しない保存」を分けて考える

エクスプローラーから見える文書は、すべてPC内だけに保存されているとは限りません。OneDriveのフォルダーにも、PCにダウンロード済みのファイルと、必要なときにダウンロードするオンライン専用ファイルがあります。

「ネットがない場所でも編集したい」だけなら、OneDrive内の対象ファイルを「このデバイス上で常に保持する」にして、ダウンロードを済ませる方法があります。ローカルで利用可能な状態なら、オフラインでも開けます。OneDriveを使う文書は常にインターネットがなければ保存できない、というわけではありません。

一方、「この文書はクラウドへ同期しない」という目的なら、OneDriveの外に保存します。フォルダー名が「ドキュメント」「デスクトップ」でも、OneDriveのフォルダーバックアップによって同期対象になっている場合があるため、名前だけで判断しないでください。

会社や学校のPCでは、保存先や同期が組織の方針で管理されている場合もあります。指定の保管場所がある書類はそのルールに従い、PCだけに保存してよい文書かを確認します。保存先を変える目的でOfficeからサインアウトしたり、OneDriveのリンクを解除したりする必要はありません。

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2. Wordの既定の保存先をPCへ変更する

  1. Wordで「ファイル」→「オプション」を開きます。
  2. 左側の「保存」を選択します。
  3. 「既定でコンピューターに保存する」にチェックを入れます。
  4. 「既定のローカルファイルの保存場所」に、使いたいフォルダーのパスを指定します。
  5. 「OK」で設定を閉じ、新しい文書を作って保存を試します。

画面に参照ボタンがあれば、そこから目的のフォルダーを選べます。パスを入力する場合は、先にエクスプローラーで保存先を作成して開き、アドレスバーで実際の場所を確認しておくと誤入力を減らせます。

この設定は主に新しい文書を保存するときの候補に関わります。すでにOneDriveから開いている文書でCtrl + Sを押しても、設定したローカルフォルダーへ自動で移動するわけではありません。その文書は元の保存場所へ保存されるので、移したい場合は後述の「コピーを保存」などを使います。

保存画面で別の候補が表示されたら、その都度保存先の欄を確認し、「参照」から目的の場所を選びます。一度「このPC」を押せば以後すべての文書が同じ場所へ保存される、と決めつけないことが大切です。既存文書か新規文書かも分けて確認してください。

3. 保存先のパスを見て同期対象か確認する

たとえばC:\Users\ユーザー名\OneDrive\Documentsは、OneDrive配下の例です。これに対し、同期対象外として自分で作成したC:\Users\ユーザー名\LocalDocsは、ローカル保存用の候補になります。実際のユーザー名やフォルダー構成に置き換え、存在と書き込み権限を確認してください。

「ドキュメント」の表示をクリックしただけでは、実際のパスが分からないことがあります。エクスプローラーのアドレスバーやフォルダーのプロパティで場所を確認します。組織のOneDriveでは名称に会社名が入るなど、表示名やパスは環境で変わります。

同期対象外のフォルダーを使いたい場合は、その場所がOneDriveやほかの同期アプリの対象になっていないことも確認します。パスにOneDriveという文字がないだけで、あらゆるクラウド連携から外れている保証にはなりません。

設定後の確認には、短い試験用の文書を別名で保存します。保存したフォルダーをエクスプローラーで開き、ファイルがあることを確かめ、閉じてからそのファイルを開き直します。「最近使った項目」だけでは同名ファイルを取り違えやすいため、最初は保存場所から直接開くと確認しやすくなります。

ファイルを見つけたら、タイトルだけでなく更新日時と内容も確認します。同じ名前でOneDrive側にも文書がある場合、それぞれは別のファイルかもしれません。どちらを今後更新する原本にするかを決めてから作業を続けます。

4. 既存のOneDrive文書をPC側へ保存する

OneDriveの文書をローカルの別ファイルとして使う場合は、元の文書を開き、「ファイル」から「コピーを保存」または「名前を付けて保存」を選びます。表示される名称は文書や版で異なります。参照から同期対象外のフォルダーを指定し、区別できるファイル名で保存してください。

元の文書の内容を変更したくない場合は、編集を始める前にコピーを作ります。Microsoft 365の自動保存がオンの文書では、編集後に別名で保存しようとした時点で、元のファイルにも変更が保存されている場合があるためです。

保存後はタイトルバーや「ファイル」の情報から現在開いている場所を確認し、ローカルのコピーを開き直します。コピーを作っただけではOneDrive上の原本が消えるわけでも、既存の共有リンクが新しいコピーを指すようになるわけでもありません。

原本を残す必要があるか分からない段階で、OneDrive側を削除しないでください。同期対象のファイルの削除は、クラウドや同期しているほかの端末にも反映されます。保存先の変更と原本の整理は別に行い、コピーを開いて内容を確認してから扱いを決めます。

設定項目が操作できない場合や、保存が拒否される場合は、フォルダーの書き込み権限や組織の管理設定を確認します。セキュリティ設定を無効にするのではなく、許可された保存先を使うか管理担当者に確認してください。

5. 自動保存、回復用データ、バックアップの違い

Microsoft 365の「自動保存」は、対応する文書をOneDriveやSharePoint Onlineなどに保存して使う機能です。同期対象外のローカルファイルでは通常、この自動保存は利用できません。既定の保存先チェックそのものが、開いているすべての文書の自動保存を一律にオフにするわけではありません。

ローカル保存ではCtrl + Sなどで作業内容を保存します。「自動回復用データ」を一定間隔で保存する設定もありますが、異常終了時の回復を助ける仕組みであり、通常の保存や別の場所へのバックアップを置き換えるものではありません。

置き方 オフライン利用 管理上の確認点
同期対象外のPCフォルダー 保存済みファイルを利用 手動保存と別の保管先へのバックアップ
OneDriveで端末に常時保持 ダウンロード完了後に利用 接続後の同期状況
OneDriveのオンライン専用 事前のダウンロードが必要 空き容量と通信環境

オフライン編集したOneDrive文書は、再接続後に同期状態を確認します。ほかの人も編集する資料なら、競合や更新の取り違えにも注意します。ローカルだけの文書はPC故障時に失うおそれがあるため、必要なファイルは別媒体などへ定期的にコピーし、実際に開けることまで確認してください。

6. 新規文書の保存先と既存文書の場所をそれぞれ確かめる

新しい文書の保存候補をPCへ変えるには、Wordの保存オプションと既定のローカルパスを設定します。既存文書は別途コピーを保存し、目的のフォルダーから開き直して確認します。

オフラインで使うための準備と、同期しない場所に保存する判断は分けてください。保存先を確認する習慣を付け、PC内の原本とクラウド上の原本を取り違えないようにすると、ネット環境に応じた文書管理がしやすくなります。

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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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