【プロ直伝】X(Twitter)高度な検索コマンド一覧|期間・ユーザー・言語で絞り込む【2025最新】

【プロ直伝】X(Twitter)高度な検索コマンド一覧|期間・ユーザー・言語で絞り込む【2025最新】
🛡️ 超解決

「数年前のあの人の投稿を探したい」「バズっている有益な情報だけを抽出したい」「プロモーション投稿が邪魔で検索が捗らない」。
X(旧Twitter)の検索窓に単語を入力するだけの検索では、最新のトレンドやスパム投稿に阻まれ、本当に必要な情報に辿り着くのは至難の業です。

Xには、標準の『高度な検索』メニューにも表示されない強力な検索コマンドが多数隠されています。これらのコマンドを組み合わせることで、特定のユーザーの過去発言を1秒で特定したり、特定の『いいね』数以上の投稿だけを絞り込んだりすることが可能になります。本稿では、2025年現在も有効な、情報収集の効率を劇的に高める検索コマンドの全技術仕様を公開します。

  • ⏱ 所要時間: 1分(コマンドをコピーして使うだけ)
  • 💻 対象OS: iOS / Android / Webブラウザ 共通対応
  • 🛠 難易度: 中級(組み合わせ次第でプロ級の調査が可能)
  • ✅ 必要なもの: Xの検索窓(アプリ・ブラウザ不問)

こんなシーンで役立ちます

  • 特定のアカウントが数年前に「何と言っていたか」を調査したい時
  • 「いいね」が1,000件以上ついている信頼性の高い情報を探したい時
  • 特定のキーワードを含むツイートから、特定のワードを「除外」したい時

1. 【基本】アカウントや対象を絞り込むコマンド

まずは、誰が誰に対して発信したかを特定する基本コマンドです。個人のログ調査には欠かせません。

  • from:ユーザー名(例: from:elonmusk)
    そのアカウントが発信した投稿だけを表示します。
  • to:ユーザー名(例: to:TwitterJP)
    そのアカウント宛のリプライ(返信)だけを表示します。
  • @ユーザー名(例: @jack)
    そのアカウントに関するすべてのメンションを表示します。
  • filter:verified
    認証済みアカウント(ブルーバッジ)の投稿だけに絞り込みます。

2. 【時間】特定の日時・期間を抽出するコマンド

過去の事件やイベントを振り返る際、最も多用されるコマンドです。日付の形式は YYYY-MM-DD で指定します。

  • since:2024-01-01
    指定した日付「以降」の投稿を表示します。
  • until:2024-12-31
    指定した日付「以前」の投稿を表示します。
  • 組み合わせ例: Apple since:2023-09-01 until:2023-09-30
    2023年9月の1ヶ月間に投稿された「Apple」という単語を含むツイートのみを抽出します。

3. 【品質】エンゲージメント数(バズり度)で絞り込む

ノイズを排除し、世の中で反響の大きかった投稿だけを効率的に探すためのテクニックです。

  • min_faves:数字(例: min_faves:1000)
    指定した数以上の「いいね」がついている投稿のみ表示。
  • min_retweets:数字(例: min_retweets:500)
    指定した数以上のリツイート(リポスト)がある投稿のみ表示。
  • min_replies:数字(例: min_replies:100)
    議論が活発な投稿(返信が多いもの)を探すのに有効です。

4. 【フィルタ】画像・動画・リンクを特定する

テキスト情報ではなく、メディア情報だけを効率的に収集します。

  • filter:images
    画像が含まれる投稿のみ。
  • filter:videos
    動画が含まれる投稿のみ。
  • filter:links
    URLリンクが含まれる投稿のみ(ニュース記事のシェアなどを探すのに便利)。
  • filter:news
    ニュースサイトの記事を含む投稿を抽出。

5. 【論理演算】除外、OR検索、完全一致

プロの調査で最も重要なのが「除外」です。不要な情報を削ぎ落とすことで、情報の純度を高めます。

  • -キーワード(例: ラーメン -二郎)
    特定の単語を除外します。スパム業者がよく使うワードを除外するのに極めて有効です。
  • "キーワード"(例: "超解決")
    ダブルクォーテーションで囲むと、その言葉と完全一致する投稿のみを検索します(表記ゆれを防ぐ)。
  • OR(例: iPhone OR Android)
    どちらかの単語が含まれていれば表示します(大文字のORである必要があります)。

6. 逆引き:プロが使う「最強の組み合わせ」テンプレート

よく使われる実戦的な組み合わせをコピーして活用してください。

やりたいこと 入力するコマンドの例
特定ユーザーの過去バズり投稿 from:ユーザー名 min_faves:1000
特定の話題で画像のみ(広告抜き) キーワード filter:images -filter:pro_promote
2023年の地震に関する日本語投稿 地震 since:2023-01-01 until:2023-12-31 lang:ja
自分の投稿から過去のリンクを探す from:自分のID filter:links

まとめ:検索コマンドは「情報のフィルタ」である

Xの検索コマンドを使いこなすことは、情報の海から必要な真実だけを掬い上げる『技術』です。単一のワード検索では数万件ヒットしてしまう情報も、期間指定や除外設定を加えるだけで、数件の『核心』にまで絞り込むことができます。

特に、min_faves による品質フィルタと、- によるノイズ除外を組み合わせる習慣をつけるだけで、SNSを通じた情報収集の質は劇的に向上します。本稿のリストをブックマークし、日々のリサーチやログ調査に役立ててください。