Zoomで話しているのに声が小さくて聞こえないと感じたことはありませんか。その原因はマイクのゲイン(入力感度)が低く設定されていることにあります。Zoomにはマイクの入力レベルを調整する機能が用意されており、適切な値に設定することで声をクリアに届けられます。この記事では、Zoomの設定画面からマイクの入力レベルを調整する手順を詳しく解説します。
【要点】マイクの音量が小さいときの入力レベル調整
- 設定→オーディオ→「マイクの音量」スライダー: スライダーを右にドラッグして入力レベルを大きくすれば、相手に届く音量が増加します。
- 同じ画面の「マイクのテスト」機能: 録音後に再生することで、現在の入力レベルを耳で確認しながら調整できます。
- Windowsのサウンド設定(システム全体のマイクゲイン): Zoom内だけでは不十分なときは、OS側のマイク入力レベルも併せて調整します。
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目次
マイクのゲインが低い原因とZoomの入力レベル調整の仕組み
Zoomのマイク入力レベルが低くなる原因はいくつかあります。まず、Zoomの初期設定では入力感度が中程度に設定されているため、環境によっては小さく聞こえることがあります。また、WindowsやmacOSのサウンド設定でマイクゲインが低く設定されている場合も、Zoom側の調整だけでは改善しません。さらに、マイク自体の性能や、USB接続の接触不良、ドライバの古さが影響することもあります。
Zoomの「オーディオ設定」画面には、マイクの入力レベルを調整するスライダーが用意されています。このスライダーは0から100までの数値で表現され、数値が大きいほど入力感度が高くなります。ただし、上げすぎるとノイズや歪みが発生するため、適切なバランスを見つける必要があります。
Zoomのマイク入力レベルを調整する手順
Windows版Zoomでの調整方法
- Zoomの設定画面を開く
Zoomウィンドウの右上にある歯車アイコンをクリックして「設定」を開きます。 - オーディオタブに移動する
左側のメニューから「オーディオ」を選択します。 - 「マイクの音量」スライダーを調整する
「マイク」セクションにあるスライダーを右にドラッグします。目安として80〜90程度が適切な場合が多いですが、相手の音量フィードバックを確認しながら決めます。 - 「マイクのテスト」で確認する
「テスト」ボタンをクリックすると録音が始まり、終了後に再生されます。自分の声がクリアに聞こえ、歪みがないかをチェックします。 - 必要に応じてOS側も調整する
Zoomのスライダーを最大にしてもまだ小さい場合は、Windowsのサウンド設定を開き、「入力デバイス」のプロパティから「レベル」タブでマイクブースト(ゲイン)を調整します。Windows 11では「設定」→「システム」→「サウンド」→「入力」→「デバイスのプロパティ」で行います。
macOS版Zoomでの調整方法
- Zoomの設定画面を開く
メニューバーの「Zoom.us」→「設定」をクリックします。 - オーディオタブに移動する
左側の「オーディオ」アイコンをクリックします。 - 「入力レベル」スライダーを調整する
画面中央の「入力レベル」スライダーをドラッグして音量を上げます。スライダーの右側にある数値が大きいほど入力レベルが高いです。 - 「入力レベルをテスト」で確認する
「入力レベルをテスト」をクリックすると数秒間録音され、その後に再生されます。声の大きさとノイズを確認してください。 - macOSのシステム設定も合わせて確認する
「システム環境設定」→「サウンド」→「入力」タブで、入力ボリュームのスライダーを調整します。また、「環境ノイズ低減」が有効だと音が小さくなる場合があるので、必要に応じてオフにします。
調整後の注意点とよくあるトラブル
スライダーを最大にしても音が小さい場合
Zoomのスライダーを最大の100に設定してもまだ声が小さい場合、ハードウェアやOSに問題がある可能性があります。まず、他のアプリ(Skypeやボイスレコーダー)でマイクをテストし、同様に小さい場合はOSの設定を確認します。Windowsでは「サウンド設定」→「入力」→「デバイスのプロパティ」→「追加のデバイスのプロパティ」→「レベル」タブで「マイクブースト」を+20dBまたは+30dBに上げます。macOSでは「Audio MIDI Setup」アプリで入力ゲインを調整することもできます。
調整後に音割れやノイズが発生する場合
入力レベルを上げすぎると、音声が歪んだりノイズが乗ったりします。特にZoom自体のゲインとOSのマイクブーストを同時に高く設定すると、クリッピングが起こりやすくなります。解決策としては、一方のゲインを下げてバランスを取ります。例えば、Zoomのスライダーを80程度に固定し、OS側のマイクブーストを+10dBにするなど、段階的に調整してください。
自動調整機能のオフに注意
Zoomには「自動でマイクの音量を調整する」という設定があります。このチェックボックスがオンだと、Zoomが自動的に音量を下げることがあり、手動調整の効果が打ち消されることがあります。手動で調整するときは、このチェックを外すことをおすすめします。設定は「オーディオ」タブの「マイク」セクション内にあります。
ミーティング中に音量が変わる問題
ミーティング中に話し手が変わると音量が急に小さくなったり大きくなったりする場合、Zoomの「自動ゲイン制御」が動作している可能性があります。この機能をオフにするには、Zoomの設定→「オーディオ」→「詳細」→「自動ゲイン制御を有効にする」のチェックを外します。ただし、この設定はホストが会議の録音設定で無効にすることもできます。
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各種設定の比較
| 調整方法 | 効果の範囲 | 注意点 |
|---|---|---|
| Zoomの入力レベルスライダー | Zoomアプリ内のみ | 最大100だが、OS制限を超えられない |
| Windowsのマイクブースト | 全アプリに影響 | 上げすぎるとノイズ増大、最大+30dB |
| macOSの入力ボリューム | 全アプリに影響 | 環境ノイズ低減が干渉する場合あり |
| 自動ゲイン制御の無効化 | Zoomの自動調整を停止 | 手動調整が安定するが、音量の変動がなくなる |
まとめ
この記事では、Zoomでマイクのゲインが低く音が小さい場合の入力レベル調整手順を解説しました。Zoomのオーディオ設定からスライダーを調整するだけで、多くの場合音量は改善されます。それでも不十分なら、WindowsやmacOSのシステム設定も併せて変更してください。さらに、自動ゲイン制御をオフにすることで手動設定が安定します。ぜひこれらの手順を試して、クリアな音声で快適なミーティングを行ってください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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