Wordで文書を校閲するとき、校閲ペインを表示している方は多いでしょう。しかし、ペインの表示方向が縦か横かを意識したことはありますか。実は、作業環境や文書の内容によって、縦表示と横表示のどちらが適しているかが変わります。この記事では、校閲ペインの表示方向を簡単に切り替える手順を、初心者にもわかりやすく解説します。これを読めば、自分の作業スタイルに合った配置を選べるようになります。
【要点】校閲ペインの表示方向を切り替える3つの操作
- 校閲タブの校閲ペイン▼から「横に表示」を選択: ペインを画面下部に横長に配置でき、縦方向のスペースを節約できます。
- 校閲タブの校閲ペイン▼から「垂直に表示」を選択: ペインを画面右側に縦長に配置でき、文書の行数を多く表示できます。
- 校閲ペインの右上の×ボタンで閉じる: ペインを一時的に非表示にして作業スペースを確保できます。再度表示するときは同じメニューから選択します。
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目次
校閲ペインの縦表示と横表示の違い
校閲ペインは、挿入されたコメントや変更履歴の一覧を表示するパネルです。通常は画面右側に縦長で表示されますが、横長に切り替えることもできます。この表示方向の切り替え機能は、Word 2010以降のバージョンで利用可能です。
縦表示のメリットは、文書の行方向のスペースを広く使えることです。横書きの文書では、縦方向の情報量が多くなるため、コメントや変更内容を一覧しやすくなります。一方、横表示のメリットは、画面の左右幅を有効活用できることです。特にワイドモニターやマルチウィンドウで作業する場合、横表示にすると文書とペインが並びやすくなります。
また、縦表示と横表示では、ペイン内の情報の並び順が変わります。縦表示の場合は、変更履歴が縦方向に並び、各変更の詳細が右側に表示されます。横表示の場合は、変更履歴が横方向に並び、各変更の詳細が下側に表示されるため、複数の変更を一度に比較しやすくなります。
校閲ペインの表示方向を切り替える手順
表示方向の切り替えは、リボンの「校閲」タブから行います。以下の手順で操作してください。
- 校閲タブを開く
リボンから「校閲」タブをクリックします。校閲関連のコマンドが表示されます。 - 校閲ペインの▼をクリック
「校閲」タブの「変更履歴」グループにある「校閲ペイン」ボタンの下向き矢印▼をクリックします。メニューが表示されます。 - 表示方向を選択する
メニューから「横に表示」または「垂直に表示」をクリックします。クリックすると即座に校閲ペインの配置が変わります。
なお、校閲ペインを閉じたいときは、ペイン右上の×ボタンをクリックするか、再度「校閲ペイン」ボタンをクリックしてオフにします。ペインを再表示するときは、同じ手順で「校閲ペイン」ボタンをオンにするか、表示方向を選択します。
Wordのバージョンによる違い
Word 2010/2013の場合、「校閲」タブ→「校閲ペイン」の▼から「校閲ペイン 垂直」または「校閲ペイン 水平」という項目を選択します。Word 2016以降では、「垂直に表示」「横に表示」という表記に統一されています。操作自体は同じなので、バージョンに関わらず手順通りに行えます。
キーボードショートカットは存在しない
残念ながら、校閲ペインの表示方向を切り替える専用のキーボードショートカットは用意されていません。ショートカットを使いたい場合は、クイックアクセスツールバーに「校閲ペイン」コマンドを追加しておくと便利です。追加方法は後述します。
校閲ペインの表示方向を選ぶポイント
どちらの表示を選ぶかは、作業内容や画面サイズによって変わります。以下のポイントを参考にしてください。
縦表示が適しているケース
縦表示は、文書をスクロールしながら変更履歴を確認する場合に便利です。ペインが画面右側に固定されるため、文書の幅が狭くなりすぎず、一行あたりの文字数を確保できます。また、縦方向に多くの履歴が表示されるので、大量の変更をまとめて見たいときにも適しています。
横表示が適しているケース
横表示は、画面の上下幅が狭いノートPCや、デュアルモニターで片方の画面にペインを表示したい場合におすすめです。ペインが画面下部に横長に表示されるため、文書の縦方向のスペースが広がり、ページの表示領域が増えます。また、横表示では各変更の詳細が縦方向に展開されるため、コメントや変更内容を詳しく読みたいときにも役立ちます。
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よくある操作上の注意点
校閲ペインの表示方向を切り替える際、以下の点に注意してください。
ペインのサイズを変更したい場合
校閲ペインのサイズは、ペインと文書の境界線をドラッグすることで変更できます。縦表示の場合は左右に、横表示の場合は上下にドラッグします。ただし、ペインを極端に小さくすると、内容が省略表示されることがあります。適度なサイズに調整しましょう。
校閲ペインが表示されない場合
校閲ペインがグレーアウトして選択できない場合は、変更履歴が記録されていない可能性があります。校閲機能を有効にするには、まず「変更履歴の記録」をオンにしてください。校閲タブの「変更履歴の記録」ボタンをクリックして有効にした後、再度校閲ペインを開いてみてください。
複数の文書で異なる表示設定を保持する方法
校閲ペインの表示方向は文書ごとに保存されます。ある文書で横表示に設定しても、別の文書では縦表示のままです。そのため、文書ごとに最適な表示方向を設定できます。ただし、表示方向の設定は文書テンプレートには反映されないので、新しい文書を作成するたびに設定が必要です。
縦表示と横表示の特徴比較
| 項目 | 縦表示 | 横表示 |
|---|---|---|
| ペインの位置 | 画面右側 | 画面下部 |
| 文書の表示幅 | 狭くなる(ペイン分) | 変わらない |
| 文書の表示高さ | 変わらない | 狭くなる(ペイン分) |
| 一度に表示される変更履歴の数 | 多い(縦方向) | 少ない(横方向) |
| 変更の詳細の見やすさ | やや見にくい(横スクロールが必要な場合あり) | 見やすい(縦方向に展開) |
| ワイドモニターでの相性 | △(左右のスペースを消費) | ○(上下のスペースを消費せず) |
まとめ
校閲ペインの表示方向は、校閲タブの「校閲ペイン」▼から「横に表示」または「垂直に表示」を選ぶだけで簡単に切り替えられます。縦表示は変更履歴を数多く一覧したい場合に、横表示は文書の縦スペースを広く取りたい場合に最適です。まずは自分の作業環境に合わせて試してみてください。さらに、ペインのサイズ調整やクイックアクセスツールバーへの追加を組み合わせると、より快適に校閲作業を進められます。
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