Zoomのミーティングをローカル録画した後、「変換中」という表示から進まなくて困っていませんか。変換処理が長時間終わらないと、録画ファイルが閲覧できず、会議の内容を確認したいときに支障が出ます。この問題の多くは、録画ファイルの保存先の容量不足やZoomソフトウェアの一時的な不具合が原因です。この記事では、変換が終わらない場合の原因を解説し、すぐに試せる4つの対処方法を手順付きで紹介します。
【要点】変換処理が終わらないときの即効対処
- タスクマネージャーでZoomを強制終了: 変換が固まった場合、一度Zoomを完全に終了させてから再起動することで、変換プロセスをリセットできます。
- 保存先フォルダの空き容量確認:
- Zoomの録画ファイル自動変換を手動で再開: 保存先フォルダにある「.zoom」フォルダを開き、手動で変換スクリプトを実行することで処理を再開できます。
- Zoomアプリを最新版にアップデート:
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目次
なぜ変換処理が終わらないのか
Zoomのローカル録画では、ミーティング終了後に録画データをMP4ファイルに変換する処理が行われます。この変換処理が進行しなくなる主な原因は、三つあります。一つ目は、録画ファイルの保存先ドライブの空き容量が不足している場合です。変換中は一時ファイルが大量に作成されるため、残り容量が少ないと処理が途中で止まります。二つ目は、Zoomアプリがバックグラウンドで誤作動を起こし、変換プロセスがハングアップするケースです。三つ目は、変換に時間がかかる大容量の録画データ(長時間のミーティングや画面共有が多いもの)で、パソコンのリソースが足りずに処理が遅延している状態です。これらの原因を理解した上で、順を追って対処していきましょう。
変換処理を完了させるための具体的な対処手順
以下の手順を上から順に試すことで、多くのケースで変換が再開または完了します。
- Zoomアプリを再起動して変換をリセットする
まず、タスクマネージャー(Windows: Ctrl+Shift+Esc、Mac: アクティビティモニタ)を開き、Zoom関連のプロセス(Zoom、Zoom Meetings、CptHostなど)をすべて強制終了します。その後、Zoomアプリを起動し、過去の録画の変換が自動的に再開されるか確認します。多くの場合、この操作で変換処理がリセットされて完了します。 - 保存先フォルダの空き容量を確保する
Zoomの録画ファイルは、デフォルトでは「ドキュメント\Zoom」フォルダに保存されます。そのフォルダがあるドライブの空き容量を確認し、5GB以上の余裕がない場合は不要なファイルを削除するか、他のドライブに移動します。容量を確保した後、Zoomアプリを再起動すると変換が進むことがあります。 - 手動で変換スクリプトを実行する
Zoomアプリを終了した状態で、録画保存先フォルダ(例: ドキュメント\Zoom)を開きます。その中に「.zoom」という隠しフォルダがあるので表示します。Windowsではエクスプローラーの「表示」タブから「隠しファイル」にチェックを入れます。.zoomフォルダ内の「zoom_recording_converter.exe」(Windows)または「zoom_recording_converter」(Mac)をダブルクリックして手動で変換を実行します。変換の進行状況を示すウィンドウが表示されれば、処理が再開しています。 - Zoomアプリを最新版にアップデートする
Zoomの設定メニューから「ヘルプ」→「アップデートを確認」を選択し、新しいバージョンがあればインストールします。アップデート後、再度録画の変換を試みます。バグ修正で問題が解決することが多いです。
変換に関するその他のトラブルと対処法
上記の手順でも変換が進まない場合や、異なる症状が出た場合の対処法を説明します。
変換中にパソコンがスリープしてしまい処理が止まる
録画変換中にパソコンがスリープモードに入ると、変換が中断されて完了しません。この場合、電源とスリープの設定で「スリープしない」に変更してから再度変換を試みます。また、変換中はパソコンを閉じずに、充電器を接続したままにしておくことをおすすめします。
変換後にファイルが破損していて再生できない
変換が終わったように見えても、実際にはファイルが不完全なことがあります。その場合、.zoomフォルダ内に元の録画データ(拡張子なしファイル)が残っていれば、上記の手動変換スクリプトを再度実行して再変換を試みます。それでもダメなら、Zoomサポートに連絡して修復ツールの提供を受ける方法もあります。
変換中にエラーメッセージが表示される
「ディスク容量不足」や「アクセス権限エラー」といったメッセージが出る場合、保存先のフォルダのアクセス権限が制限されている可能性があります。フォルダのプロパティで「フルコントロール」を許可するか、保存先を別のフォルダに変更してから再度録画・変換を行います。
クラウド録画の変換は対象外
この記事で扱っているのはローカル録画の変換です。クラウド録画はZoomサーバー側で自動変換されるため、ユーザーが操作する必要はありません。ただし、クラウド録画の処理に時間がかかる場合は、Zoomのサーバー状況や録画時間に依存します。
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ローカル録画とクラウド録画の変換の違い
変換処理のトラブルを避けるために、録画方式の違いを理解しておきましょう。
| 項目 | ローカル録画 | クラウド録画 |
|---|---|---|
| 変換場所 | ユーザーのパソコン上で行う | Zoomのサーバー側で行う |
| 変換に必要なリソース | パソコンのCPU、メモリ、ストレージ容量 | 不要(サーバー任せ) |
| 変換時間 | 録画時間の約半分程度かかる | 通常数分〜数十秒で完了 |
| 変換が止まった場合の対処 | 本記事の手順を試す | しばらく待つ、またはZoomサポートに問い合わせ |
まとめ
Zoomの録画変換が終わらない問題は、Zoomの再起動や保存先の容量確保、手動変換スクリプトの実行、アプリのアップデートで解決できます。まずはタスクマネージャーからZoomを強制終了して再起動し、その後空き容量を確認してみてください。変換がどうしても完了しない場合は、今後の録画をクラウド録画に切り替えることも検討しましょう。クラウド録画なら変換作業から解放され、すぐに再生できます。録画機能を安心して使うために、定期的なアップデートとストレージの整理を心がけてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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