【対処法】メール「【American Express】カードの一時利用停止は解除されました」が届いた場合

ここでは自分のメールアドレス宛に「【American Express】カードの一時利用停止は解除されました」と題したメールが届いた際の対処法を紹介します。

目次

「【American Express】カードの一時利用停止は解除されました」の文面


いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。

異常IPアドレス  : 184.246.128.152

昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。

このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら
http://www.americanseoeprss.jp/

■発行者■<お問合わせ先>American Express カード 株式会社
http://www.americanseoeprss.jp/
————————————-2020/12/10 16:21:55

「【American Express】カードの一時利用停止は解除されました」の対処法

このメールが届いた場合でも、絶対に「ご利用確認はこちら」のリンクを開いてはいけません。無視の上、廃棄してください。

このメールの危険性

このメールは、住所、氏名、誕生日、クレジットカード情報などを入力させることにより、詐欺グループが「不正引き出し」を行うためのデータ収集目的で送信されています。

American Expressからのメールを偽装し、使用を制限したと虚偽の説明をすることで、ユーザーの恐怖心を煽り、個人情報を入手するフィッシング詐欺の手口が使われています。

仮に「本物のAmerican Expressからだったらどうしよう」と心配になったとしても、データの入力と同様、問い合わせも絶対にしてはいけません。詐欺グループに「いいカモ」と認識され、さらなるリスクにさらされる可能性が高まります。

フィッシングメールだと見抜くポイント

「■ご利用確認はこちら」「■発行者■<お問合わせ先>American Express カード 株式会社」に記載されたURLから容易にフィッシング詐欺であると判断が可能です。

本来、同社のスペルは「americanexpress」にもかかわらず、このURLでは「americanseoeprss」となっているのを確認しましょう。

このメールについて警察に相談する場合

各都道府県の警察本部で相談窓口を設けています。もしデータを入力してしまった場合は速やかに警察に相談する必要があります。

・各都道府県「警察本部の相談窓口」電話番号リスト

「【American Express】カードの一時利用停止は解除されました」についての結論

「【American Express】カードの一時利用停止は解除されました」は典型的なフィッシングメールです。絶対にデータを入力せず、すぐさま廃棄しましょう。