Edgeを更新した後に、デフォルトの検索エンジンがBingに戻ってしまう現象が報告されています。この問題はEdgeの更新プログラムがブラウザ設定を初期化することが原因です。本記事では検索エンジンの設定を固定化する具体的な手順を紹介します。更新後も自分の好みの検索エンジンを維持できるようになります。
【要点】Edge更新後も検索エンジン設定を保持する固定化手順
- 設定画面からの変更と同期: Edgeの設定で検索エンジンを変更し、同期を有効にすることで更新後も設定が保持されやすくなります。
- グループポリシーの適用: 組織のPCではグループポリシーで検索エンジンを強制固定できます。
- レジストリの編集: 個人PCでもレジストリを編集することで検索エンジンを固定化できます。
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目次
Edge更新後に検索エンジンがリセットされる原因
Edgeは定期的に更新プログラムを提供しています。この更新の過程で、ブラウザの既定の検索エンジン設定が初期化される場合があります。特に機能更新やメジャーアップデートの後によく発生します。また、同期が無効になっていると、設定がローカルにしか保存されず、更新で消えるリスクが高まります。原因の一つとして、Edgeが新しいプロファイルや設定ファイルを再作成する際に古い設定が引き継がれないことが挙げられます。
デフォルト検索エンジンを固定化する手順
ここでは3つの方法を紹介します。簡単な順に並べています。
方法1: 設定画面から検索エンジンを変更し同期する
- Edgeの設定を開く
Edge右上の「…」メニューをクリックし、「設定」を選択します。 - プライバシー、検索、サービスを選択
左メニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。 - アドレスバーと検索の設定
下にスクロールし「アドレスバーと検索」セクションを見つけ「アドレスバーで使用する検索エンジン」をクリックします。 - 検索エンジンを変更
ドロップダウンから「Google」など好みの検索エンジンを選択します。 - 同期を有効にする
Edgeの設定で「プロファイル」→「同期」を開き、同期をオンにします。これで設定がクラウドに保存され、更新後も復元されやすくなります。
方法2: グループポリシーで強制固定する(Windows Pro/Enterprise)
- グループポリシーエディタを開く
キーボードのWindowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。 - Edgeの管理用テンプレートに移動
「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Microsoft Edge」と進みます。 - 既定の検索エンジンの設定を開く
「既定の検索エンジンの設定」ポリシーをダブルクリックします。 - ポリシーを有効にして検索エンジンを指定
「有効」を選択し、オプションで「既定の検索エンジン」に「Google」など検索エンジンのURLを入力します(例: https://www.google.com/search?q={searchTerms})。「OK」をクリックします。 - ポリシーを適用する
コマンドプロンプトを管理者として開き、「gpupdate /force」と入力してEnterキーを押します。
方法3: レジストリで固定化する(全エディション対応)
レジストリ編集は慎重に行ってください。編集前に必ずバックアップを取ってください。
- レジストリエディタを開く
Windowsキー+Rを押して「regedit」と入力し、Enterキーを押します。 - キーを作成する
次のパスに移動します: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge。
もしEdgeフォルダがない場合は、Microsoftキーを右クリックし「新規」→「キー」で「Edge」を作成します。 - DWORD値を作成する
右ペインで右クリックし「新規」→「DWORD(32ビット)値」を作成し、名前を「DefaultSearchProviderEnabled」にします。値を「1」に設定します。 - さらに2つの文字列値を作成する
同様に「新規」→「文字列値」で「DefaultSearchProviderSearchURL」を作成し、値に検索URL(例: https://www.google.com/search?q={searchTerms})を入力します。また「DefaultSearchProviderName」を作成し、値に「Google」など表示名を入力します。 - Edgeを再起動する
レジストリを閉じ、Edgeを再起動して設定が反映されたことを確認します。
固定化後に気をつけるポイントと追加対策
同期がオフの場合、設定が保持されない
同期が無効だと、設定はローカルのみに保存されます。更新時に設定がリセットされる可能性が高いため、必ず同期をオンにしてください。同期はEdgeの設定→プロファイル→同期から有効にできます。
グループポリシーやレジストリが上書きされる場合
Edgeの更新によってポリシーが無視されることがあります。その場合はポリシーを再適用するか、新しいポリシー設定がないか確認してください。Edgeのバージョンが上がるとポリシーの場所が変わることがあります。
複数のプロファイルを使っている場合
デフォルト検索エンジンの設定はプロファイルごとに独立しています。固定化したいプロファイルで個別に設定してください。グループポリシーやレジストリは全プロファイルに適用されます。
更新後もリセットされる場合の最終手段
上記の方法で直らない場合、Edgeの設定ファイルが破損している可能性があります。その際はEdgeの修復またはリセット(設定→リセット設定)を試してください。ただし、リセットすると他の設定も初期化されるので注意してください。
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固定化方法の比較: 手動設定、グループポリシー、レジストリ
| 項目 | 設定画面+同期 | グループポリシー | レジストリ編集 |
|---|---|---|---|
| 難易度 | 簡単 | 中程度 | やや難しい |
| 永続性 | 更新時にリセットされる可能性あり | 高い(ポリシーで強制) | 高い(レジストリで固定) |
| 適用範囲 | 個人プロファイルのみ | 全ユーザー(コンピュータ全体) | 全ユーザー(コンピュータ全体) |
| 必要なエディション | 全エディション | Windows Pro/Enterprise以上 | 全エディション |
この記事ではEdge更新後にデフォルト検索エンジンがリセットされる問題の原因と固定化手順を解説しました。設定画面での変更と同期、グループポリシー、レジストリ編集の3つの方法を紹介しました。まずは設定画面と同期を試し、それでもリセットされる場合はグループポリシーやレジストリを検討してください。Edgeの更新は今後も続くため、固定化方法を覚えておくと便利です。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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