【対処法】メール「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ」が届いた場合

ここでは自分のメールアドレス宛にAmazonを名乗る「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ」と題したメールが届いた際の対処法を紹介します。

目次

「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ」の文面


Аmazon お客様

日頃は、Amazon をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
お客様のアカウントは強制停止されています – アカウントで不審なお支払いが検出されました。
取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります。
Аmazon ログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
概要
処理日
2023/1/10 16:11:30 JST
ご請求金額
¥ 168,682 (税別)
お支払い方法
クレジットカード
Amazon Pay注文番号
P64-9047815-0444209
販売事業者お問い合わせ先
Apple Store
info@apple.com
販売事業者ご注文番号
8-25492454
サポート
注文の詳細は、Amazon ページ上部より、Amazon Pay にサインインをクリックしてご確認ください。
ご注文状況や請求内容に関するお問い合わせはApple Store(info@apple.com)にお問い合わせください。
ご注文に関するトラブルは、購入者向けAmazonマーケットプレイス保証の対象になる可能性があります。

実際の画面

「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ」の対処法

このメールが届いた場合でも、絶対に「Аmazon ログイン」を押してはいけません。無視の上、廃棄してください。

このメールの危険性

このメールは、住所、氏名、誕生日、クレジットカード情報などを入力させることにより、詐欺グループが「不正引き出し」を行うためのデータ収集目的で送信されています。

Amazonからのメールに偽装し、「168,682円が引き落とされてしまう」「アカウントの利用制限をする」と虚偽の説明をすることで、ユーザーの恐怖心を煽り、個人情報を入手するフィッシング詐欺の手口が使われています。

仮に「本物のAmazonだったらどうしよう」と心配になったとしても、データの入力と同様、問い合わせも絶対にしてはいけません。詐欺グループに「いいカモ」と認識され、さらなるリスクにさらされる可能性が高まります。

フィッシングメールだと見抜くポイント

冒頭の「Аmazon お客様」からフィッシングメールの可能性を見出すことができます。重要性の高いメールを個人に送信する際にユーザーの名前を記載しないということはあり得ません。

「Аmazon お客様」のほか「お客様のアカウントは強制停止されています – アカウントで不審なお支払いが検出されました。」「なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、」といった表記は明らかにいびつです。

このメールについて警察に相談する場合

各都道府県の警察本部で相談窓口を設けています。もしデータを入力してしまった場合は速やかに警察に相談する必要があります。

・各都道府県「警察本部の相談窓口」電話番号リスト

「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ」についての結論

「Amazon Pay ご請求内容のお知らせ」はフィッシングメールです。絶対にデータを入力せず、廃棄しましょう。