Wordのページを白く戻したいときは、まず黒や色付きに見える範囲を確認します。ダークモードによる画面表示なら「表示」のモード切り替え、文書に保存した背景色なら「デザイン」→「ページの色」→「色なし」を使います。
画面の見やすさを変える設定と、文書の配色を変える設定は別です。黒い画面だから黒く印刷されるとは限りません。Windowsのデスクトップ版Wordを中心に、背景の種類を見分けて必要な設定だけを戻す方法を説明します。
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1. 文書の背景色か、ダークモードかを見分ける
【要点】画面だけ白くしたい場合は、文書の配色を変更する前に表示モードを確認します。Wordのメニューもページも暗く、新しい空白文書でも同じなら、ダークモードが関係している可能性があります。
Microsoft 365など対応するWindows版では、ダークモードのときに「表示」→「モードの切り替え」でページ部分を明るくできます。メニューの暗い見た目を維持したまま、紙面だけ明るく表示したい場合に使います。
常に明るいページを使いたい場合は、「ファイル」→「オプション」→「全般」のOfficeの個人設定にある、ドキュメントのページの色を変更しない設定を確認します。表示名は版によって異なります。Officeテーマ自体を白へ変える操作とは、影響する範囲が違います。
ダークモードの表示は、そのまま相手の表示設定や印刷結果になるものではありません。暗い画面を直すために本文全体を白文字にしたり、ページ背景を黒く塗ったりしないでください。まず明るい表示へ切り替え、文書に実際に保存されている色を確認します。
一つの文書だけが青や黄色なら、次の「ページの色」を調べます。特定の段落だけ、文字の背後だけ、1ページだけに色がある場合は、段落の網掛けや図形なども候補です。
2. 文書に付いたページの色を「色なし」に戻す
- 背景を戻したい文書を開きます。配色を残す必要がある場合はコピーを保存します。
- 「デザイン」タブで「ページの色」を開きます。
- パレット内の「色なし」を選びます。
- 明るい表示モードで、背景色がなくなったかを確認します。
- 本文の文字や図表の配色も読める状態かを見ます。
「白」を選ぶことと「色なし」は、どちらも明るい画面では白く見えますが、設定の意味は異なります。ページの背景指定を外したいなら「色なし」を使います。「残骸を掃除する」といった操作ではなく、背景色を指定しない状態へ戻す操作です。
ページの色は、選択した段落だけに付く網掛けとは違います。あるページだけに大きな色の面が残る場合は、ページの色を何度も切り替えても直らないことがあります。背景に置いた四角形や画像なのか、ヘッダーの内容なのかを確認してから編集します。
背景を外した後に白い文字が見えなくなった場合は、実際に白色を指定した文字かを確認します。該当する文字だけを「自動」などへ戻してください。Ctrl+Aで全本文を黒へ変えると、見出しや注意書き、リンクなどの必要な配色も失われます。
項目を操作できない場合は、閲覧モード、編集権限、文書の保護を確認します。名前を付けて保存するだけで、すべての制限を解除できるわけではありません。共有元の意図を確認したうえで編集できる文書を使います。
3. 印刷だけ背景色を出さない設定を確認する
ページの背景色を文書に残し、紙では出したくない場合は、Windows版の「ファイル」→「オプション」→「表示」を開きます。「印刷オプション」にある「背景の色とイメージを印刷する」をオフにします。背景も印刷したい場合はオンにします。
この項目が対象にする背景と、本文へ挿入した写真や図形は同じではありません。オフにすれば文書内のすべての画像が消えるわけではなく、背面に置いた大きな四角形が白くなるわけでもありません。用紙全面に色が出続ける場合は、その色を何で付けたかを調べます。
Mac版は「Word」→「環境設定」から印刷の設定を開き、背景の色とイメージを印刷する項目を確認します。Wordの版や言語によって設定名が違う場合があります。Windowsの「ファイル」→「オプション」をMacで探す必要はありません。
背景の印刷をオンにしても、用紙の端まで色が出るとは限りません。プリンターの印刷可能範囲やフチなし印刷への対応、用紙サイズに左右されます。また、色のない文書を色紙へ印刷しても、紙自体の色は変わりません。
PDFは、保存・エクスポート・PDFプリンターなど作り方も確認します。印刷設定を変えたからといって、すべてのPDF出力経路が同じ結果になるとは限りません。配布するPDFを実際に開き、本文と背景の色を見てください。背景を確実に文書から外す目的なら、先に「ページの色」を「色なし」にしておきます。
4. 白く戻らない箇所を種類別に調べる
| 色の残り方 | 確認する設定・対象 | 操作の範囲 |
|---|---|---|
| メニューもページも暗い | ダークモード | 自分の画面表示 |
| 文書全体に同じ背景色 | ページの色 | 文書の背景 |
| 段落の幅に沿って色がある | 段落の網掛け | 対象の段落 |
| 文字の背後だけ色がある | 蛍光ペンや文字の網掛け | 対象の文字 |
| 四角い面や写真が残る | 図形・画像・ヘッダー | 該当するオブジェクト |
段落の網掛けなら、該当段落にカーソルを置き「ホーム」の網掛けを確認します。蛍光ペンなら文字を選び、蛍光ペンの色を外します。表のセルにも独自の網掛けがあるので、ページ全体の背景と分けて扱ってください。
大きな図形で色が付いている場合は、「ホーム」→「選択」→「選択ウィンドウ」から対象を確認する方法があります。見つけた図形が必要なロゴや説明図の一部ではないかを見て、塗りつぶしを変更するか削除するかを決めます。本文で選べない場合はヘッダーに配置されている可能性もあります。
Windowsのコントラストテーマや、イマーシブリーダーなどの閲覧用設定でも見え方は変わります。読みやすさのために使っている機能を一律に解除する必要はありません。通常の印刷レイアウトやプレビューとの違いを確認し、文書の配色を変える必要があるか判断します。
特定のテンプレートから作った文書だけ色が付く場合は、そのテンプレートを確認します。背景色の原因を調べるために、いきなりNormal.dotmを削除したり、標準テンプレートを初期化したりしないでください。新規の空白文書でも起きるかを比べるだけで、対象を絞れることがあります。
「デザイン」のテーマを変更すると、フォントや配色など広い範囲に影響します。ページの色だけを外したい場合の代用にはしません。Microsoftの背景色の変更・削除は、ページの色から「色なし」を選ぶ手順を案内しています。
5. まとめ:画面の白と文書の背景を分けて戻す
自分の画面だけ白くするなら表示モード、文書から背景色を外すなら「ページの色」の「色なし」、紙への背景出力を切り替えるなら印刷オプションを使います。部分的な色は、網掛け・蛍光ペン・図形などを個別に確認します。
変更後は本文の文字色と図表の見やすさを確認し、配布用PDFや印刷プレビューも見比べます。ダークモードの範囲はMicrosoftのWordのダークモード、背景の印刷は背景色や画像を印刷する設定で確認できます。
超解決 Excel・Word研究班
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