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【SharePoint】SharePointで古いチームサイトの所有者を確認する手順

【SharePoint】SharePointで古いチームサイトの所有者を確認する手順
🛡️ 超解決

社内で長年運用してきたSharePointチームサイトの所有者が誰か分からず、困った経験はありませんか。サイトの設定変更やメンバー追加が必要なのに、管理者権限を持つ人を特定できない状況は、業務効率を大きく下げます。特に古いサイトほど担当者が異動してしまい、権限情報が引き継がれていないケースが少なくありません。この記事では、SharePoint Onlineで古いチームサイトの所有者を特定する具体的な手順を、確認場所やツールごとに解説します。権限トラブルを未然に防ぎたい方も、ぜひ参考にしてください。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: サイトの「サイトの設定」→「サイトの権限」から、現在の所有者とサイトコレクション管理者を確認します。
  • 切り分けの軸: サイト所有者(グループ所有者)とサイトコレクション管理者は別物です。チームサイトの場合は関連するMicrosoft 365グループの所有者も確認する必要があります。
  • 注意点: 権限変更は会社のポリシーに従ってください。自分に管理者権限がない場合は、必ずテナント管理者(グローバル管理者やSharePoint管理者)に連絡しましょう。

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サイト所有者とサイトコレクション管理者の違いを理解する

まず、SharePointの権限モデルを整理します。チームサイト(グループ接続サイト)の場合、サイトの所有者は関連するMicrosoft 365グループの所有者です。グループ所有者はサイトのすべての権限を管理できます。一方、サイトコレクション管理者(SCA)は、SharePoint管理センターやPowerShellで設定される上部の管理者で、グループ所有者とは独立しています。古いチームサイトでは、グループ所有者とサイトコレクション管理者が異なる人物になっていることがあり、その場合、両方を確認する必要があります。

チームサイトの所有者の正体

ほとんどのチームサイトは、Microsoft 365グループに接続されています。そのため、サイトの「所有者」はグループの所有者です。グループの所有者は、Exchange OnlineやOutlook、Teamsなどとも共通です。グループに所有者がいない、または全員退職している場合、サイトは事実上「無人」状態になります。

サイトコレクション管理者の役割

サイトコレクション管理者は、SharePointの管理レベルで追加された管理者です。たとえグループ所有者が不在でも、サイトコレクション管理者が設定されていれば、その人がサイトの全権限を持ちます。古いサイトでは、この設定を忘れているケースが多く、所有者不明の原因になります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

サイトの所有者を確認する基本手順

以下に、ブラウザから確認する手順と、PowerShellを使った高度な確認手順を紹介します。

  1. 対象のチームサイトにアクセスし、右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。
  2. 「サイトの設定」を選択します。表示されない場合は「サイト情報」からアクセスすることもできます。
  3. 「ユーザーと権限」セクションの「サイトの権限」をクリックします。
  4. リボンメニューにある「サイトの所有者」をクリックします。ここでグループ所有者が一覧表示されます。
  5. さらに「詳細な権限の設定」から「サイトコレクション管理者」を確認します。画面右上に「サイトコレクション管理者」リンクがある場合、それをクリックして現在の管理者を確認します。

SharePoint管理センターから確認する手順

テナント管理者権限がある場合は、管理センターから一括確認できます。

  1. Microsoft 365管理センターにアクセスし、左メニューから「管理センター」→「SharePoint」を選択します。
  2. 左側の「サイト」→「アクティブなサイト」をクリックします。
  3. 該当のサイトを探し、URLをクリックして詳細ペインを開きます。
  4. 「権限」タブに「サイトコレクション管理者」と「所有者(グループ所有者)」が表示されます。ここで確認します。
  5. 変更が必要な場合は、管理者を追加または変更できます。ただし、グループ所有者の変更はグループの管理画面から行ってください。

PowerShellを使って効率的に確認する

複数の古いサイトを一度に確認する場合、PowerShellが便利です。SharePoint Online管理シェル(PnP PowerShell)を使用します。

  1. PowerShellを管理者として起動し、Connect-PnPOnline -Url https://<テナント名>-admin.sharepoint.com -Interactiveで接続します。
  2. Get-PnPSite -IncludeSiteOwnerで全サイトの所有者情報を取得します。ただし大量の場合はフィルタリングが必要です。
  3. 特定のサイトだけ確認するには、Get-PnPSite -Identity https://<テナント名>.sharepoint.com/sites/サイト名を実行し、出力のOwnerプロパティとSiteCollectionAdminプロパティを確認します。
  4. グループ所有者を確認するには、Get-PnPMicrosoft365Group -Identity <グループID>でグループ情報を取得します。
  5. すべてのグループ所有者を一覧表示するスクリプトを作成し、退職者や無効アカウントを洗い出すことも可能です。

古いサイト特有の確認ポイントと比較表

古いチームサイトでは、以下のような状況が発生しやすく、それぞれ確認方法が異なります。

サイトの状態 所有者の種類 確認方法 よくある問題
グループ接続サイト(最新) Microsoft 365グループの所有者 Outlook/Teams/SharePointの権限画面 グループのメンバー変更履歴がなく、誰が所有者か不明
クラシックチームサイト(旧) サイトコレクション管理者とサイト所有者(SPグループ) サイト設定の「サイトの権限」→「詳細な権限設定」 管理者が退職しており、アクセス不可
コミュニケーションサイト サイトコレクション管理者のみ(グループなし) 管理センターの「サイトコレクション管理者」 所有者が設定されていないことがある
アーカイブまたは削除予定サイト 最後に設定された所有者 PowerShellで最終変更日時と所有者を確認 アクセス権がなく、確認自体が困難

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よくある失敗パターンと対処法

実際に現場でよく起きる失敗例を紹介します。事前に知っておくことで、スムーズに問題解決できます。

サイトの権限画面に「サイトの所有者」が表示されない

これは自分に管理者権限がない場合に発生します。または、サイトがグループ接続ではなく、クラシック権限モードである可能性もあります。まずは自分がサイトメンバー以上の権限を持っているか確認してください。サイトメンバーでも権限画面の一部は見えますが、所有者の変更はできません。

グループ所有者を確認したが全員退職済み

この場合、サイトコレクション管理者が別に設定されていれば、その人に依頼します。サイトコレクション管理者も不在なら、テナント管理者しか対処できません。テナント管理者はSharePoint管理センターから、サイトコレクション管理者を追加できます。

PowerShellでエラーが出る

権限不足、モジュール未インストール、多要素認証の設定などが原因です。SharePoint Online管理シェル(PnP PowerShell)を最新バージョンに更新し、管理者として実行してください。接続時に-Interactiveオプションを付けないと認証に失敗することがあります。

管理者に依頼するときに伝えるべき情報

自分で所有者を確認できない場合、テナント管理者やSharePoint管理者に調査を依頼することになります。その際、以下の情報をまとめて伝えるとスムーズです。

  • サイトの完全なURL(例:https://contoso.sharepoint.com/sites/oldteam)
  • サイトの表示名(日本語名と英語名)
  • サイトの種類(チームサイト、コミュニケーションサイトなど)
  • 現在の所有者と思われる人物(分かっていれば)
  • なぜ所有者を確認する必要があるのか(権限変更、サイト削除など)
  • 自分がそのサイトにどのような権限を持っているか(メンバー、閲覧者など)

管理者はこれらの情報をもとに、管理センターやPowerShellで迅速に調査できます。特にサイトURLが間違っていると無駄なやり取りが発生するので、正確に伝えてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. サイト所有者が退職していて誰も管理者権限を持っていない場合、どうすればよいですか?

テナント管理者に連絡してください。管理者はSharePoint管理センターから、新しいサイトコレクション管理者を追加できます。それにより、一時的に管理権限を取得し、グループ所有者を変更することも可能です。ただし、グループ所有者の変更はグループ管理画面から行う必要があるため、テナント管理者がグループの所有者を直接追加します。

Q2. Microsoft 365グループの所有者を確認するにはどうすればいいですか?

Outlook on the web の「グループ」セクション、またはTeamsのチーム管理画面で確認できます。SharePointのサイト権限画面からも「所有者」リンクで確認可能です。古いグループだと表示されない場合もあるため、PowerShellのGet-PnPMicrosoft365Group -Identity <グループID>を実行するのが確実です。

Q3. 自分がサイトコレクション管理者になれるのか?

テナント管理者が許可すれば可能です。ただし、多くの企業ではセキュリティポリシーでサイトコレクション管理者の追加は厳格に管理されています。まずは上司やIT部門に相談し、正式な手続きを踏んでください。自分で勝手に追加することは避けてください。

まとめ

古いチームサイトの所有者を確認するには、サイト設定の権限画面、SharePoint管理センター、PowerShellの3つの方法があります。まずはブラウザから手軽に確認し、足りない場合はPowerShellで詳細を調べるのが効率的です。グループ所有者とサイトコレクション管理者は別物であることを常に意識してください。もし自分で確認できない場合は、管理者に正確な情報を伝えて依頼しましょう。この記事の手順を参考に、権限トラブルを解決し、スムーズなサイト運用につなげてください。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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