アイスランド旅行のための基礎ガイド【治安・交通・両替・食費・電圧・フライトetc】

極北の島国、アイスランド。緑豊かな夏から、壮大なオーロラが踊る冬まで、四季折々の美しさを誇ります。また、ジオパークや温泉、自然の造形美を楽しむだけでなく、首都レイキャヴィクの都市文化も堪能することができます。アイスランド旅行の際に覚えておきたい基礎知識をこのガイドで解説します。

目次

日本からのフライト時間

成田、羽田、関西国際空港

日本からアイスランドへの直行便はありません。ヨーロッパの主要都市(例:パリ、アムステルダム、フランクフルトなど)経由でのフライトとなります。全体のフライト時間は、成田、羽田、関西国際空港からそれぞれ約16〜20時間を見ておきましょう。

言語

現地語

アイスランドの公用語はアイスランド語です。

英語の使用

しかし、都市部でも観光地でも、ほとんどの人々が英語を流暢に話すため、英語が通じます。

気候

年間を通しての気候

アイスランドの気候は海洋性気候で、冬は寒いものの極端な寒さは少なく、夏は比較的涼しいです。冬季(11月から3月)は日中の平均気温がマイナス数度、夏季(6月から8月)は10〜15度程度です。また、天候は変わりやすく、1日の中で雨、晴れ、雪と変わることもあります。

治安

レイキャヴィク

レイキャヴィクは世界でも治安の良い都市の一つです。しかし、人通りの少ない場所や夜間は警戒するようにしましょう。

アクレイリ

アクレイリもまた治安が良い都市です。旅行者には基本的に安全ですが、自然災害や突然の天候変化には注意が必要です。

ホテル事情

価格帯

アイスランドのホテルの平均的な価格は、シングルの場合約20,000円から30,000円、ダブルの場合約30,000円から50,000円です。ただし、場所や季節、サービス内容により価格は大きく変動します。

両替ができる場所

アイスランドの通貨はアイスランド・クローナ(ISK)です。空港、銀行、一部のホテルで日本円からアイスランド・クローナへの両替が可能です。ただし、アイスランドはカード社会であり、ほとんどの場所でクレジットカードが使えますので、大量の現金を持つ必要はありません。

交通

レイキャヴィク

レイキャヴィク市内は徒歩でも十分に移動できます。バスも発達していますが、日本語の案内は少ないので、スマホの地図アプリ等を併用すると便利です。

アクレイリ

アクレイリ市内も同様にバスが主な公共交通手段です。レンタカーも一般的で、観光地へのアクセスに便利です。

空港

レイキャヴィク

レイキャヴィクにあるケフラヴィク国際空港から市内までの移動は、空港シャトルバス、タクシー、レンタカーが主です。シャトルバスは片道約3,000円、タクシーは約20,000円、レンタカーの料金は車種やレンタル期間によります。

アクレイリ

アクレイリ空港から市内へは、タクシー、バス、レンタカーが利用できます。タクシーは約5,000円、バスは約1,000円です。

食費

一般的なレストランでの食事は、一人あたり3,000円から5,000円程度が目安です。高級レストランでは、一人10,000円以上も見ておくとよいでしょう。

電圧

アイスランドの電圧は220V、周波数は50Hzです。

プラグタイプ

アイスランドで使用されているプラグタイプはタイプF(二つの円形のピン)です。日本から持っていく電化製品を利用する際は変換プラグが必要です。

マナー

自然を守ることを重視するアイスランドでは、公共の場での大声やゴミのポイ捨ては厳しく見られます。また、地元の人々との交流時は、彼らのプライベートを尊重することが大切です。

タブー

アイスランド人は自然に対する尊敬の念が深いため、自然を破壊する行為や野生生物を無理に触ることはタブーとされています。

交通事情

アイスランドでは右側通行です。また、一部の観光地は未舗装の道路であるため、四輪駆動車をレンタルすることをおすすめします。

チップ事情

アイスランドではチップは一般的ではありません。サービス料は通常、料金に含まれています。

水事情

アイスランドの水道水は天然の湧き水で、非常に清潔で美味しいため、そのまま飲むことが可能です。

トイレ事情

アイスランドの公共トイレは清潔で、ほとんどのトイレがウェスタンスタイルです。一部では有料となる場所もあります。

郵便事情

アイスランド国内の郵便局は日本への郵便物の発送も対応しています。レイキャヴィク市内には複数の郵便局があります。

インターネット事情

都市部では無料Wi-Fiが多くのカフェやホテル、公共施設で提供されています。また、移動体通信網も発達しているため、現地でSIMカードを購入することも可能です。