Wordで「15ページを開いてください」と言われたら、Windowsのデスクトップ版ではCtrl + Gを押し、「ジャンプ先」で「ページ」を選んで番号を入力すると移動できます。何度もスクロールする必要はありません。
ただし、表紙の後でページ番号を1から振り直した資料では、「文書の15枚目」と「ページ番号が15のページ」が一致しないことがあります。【要点】番号が分かるならジャンプ、内容が分かるなら見出しや文字列検索を使い、到着したページの内容まで確認します。
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1. ページ番号へ移動する操作と文字列検索を分ける
Ctrl + Fは文書内の言葉を探す操作です。「15」と入力すると、本文中の15日、15個、見出しの15なども検索対象になります。数字を検索しても、15ページへ移動する指定にはなりません。ページという単位で移動したい場合は「ジャンプ」を使います。
ページ番号が不明でも、章題や表の名前が分かるなら、その言葉を探す方が早いことがあります。たとえば「交通費精算の説明」を探しているなら、「交通費」を検索して候補の前後を読むと、ページが増減した文書にも対応できます。
Word文書のページ分けは、文字量、用紙サイズ、余白、フォントなどに影響されます。以前の版の資料や、別の設定で出力したPDFを見ながら作業する場合は、まず同じ版を開いているか確認してください。移動が成功しても、資料の版が違えば目的の文章は別のページにあります。
この操作は文章の挿入や削除をしません。ただし、移動後にそのまま文字を入力すると、現在のカーソル位置へ入力されます。場所を確認するだけなら、検索窓を閉じた後のカーソルにも注意すると、本文への誤入力を防げます。
2. Ctrl + Gで指定したページを開く
- 移動したいWord文書を手前に表示し、本文内をクリックします。
- Ctrl + Gを押して「検索と置換」の「ジャンプ」を開きます。
- 「ジャンプ先」で「ページ」を選びます。前回使った「行」などが選ばれていないか確認します。
- 「ページ番号」に半角数字で、たとえば
15と入力します。 - 「ジャンプ」を選択して移動し、「閉じる」またはEscで窓を閉じます。
- 本文の見出しと、必要ならヘッダーやフッターの番号を確認します。
ショートカットを使わない場合は、「ホーム」の検索メニューから「ジャンプ」を探します。リボンが狭いと検索関連の項目が折りたたまれるため、アイコンの並び順だけではなく表示名を見て選んでください。
入力欄に前の番号が残っている場合は、いったん選択してから新しい番号で置き換えます。15の後ろに20を付けて1520にしてしまうと、意図した移動にはなりません。文書の総ページ数も参考にし、存在しない番号を使って末尾へ移動する方法に頼らないようにします。
3. ページの見た目から探すならナビゲーションを使う
「表示」タブの「ナビゲーションウィンドウ」をオンにするか、Ctrl + Fでナビゲーションを開きます。「ページ」を選ぶと縮小画像から目的のページへ移動できます。大きな表や写真のある位置を覚えているときに便利です。
縮小画像は細かな文字を読むためのものではありません。似たページが続く明細書では、候補をクリックして本文で日付や見出しを確認します。ナビゲーションの検索欄に文字が残っている場合は、必要に応じて消して全体を見直してください。
画面下のステータスバーにあるページ表示も現在位置の手がかりになりますが、クリック後に開くものを、どの版でも「ジャンプ」と決めつけないでください。数字を直接指定するにはCtrl + G、縮小画像を出すには「表示」からナビゲーションという入口を覚えておくと迷いません。
ページの縮小画像と「見出し」の一覧は、どちらも同じナビゲーション内の別の探し方です。必要なタブへ切り替え、移動したい項目を一度クリックします。文書構成を変えるつもりがなければ、見出しをドラッグしないでください。
4. 現在位置から移動する方法と繰り返し読む場所の登録
デスクトップ版のジャンプでは、ページ番号欄に+5と入力して現在位置から5ページ先へ、-3で3ページ前へ移動できます。「ページ」が選ばれていることを確かめ、前後を見比べるときに使います。画面をスクロールした位置と、本文内のカーソル位置を取り違えないようにしてください。
「行」や「セクション」を選ぶ場合は、移動の単位も変わります。「行」で100を指定する操作を、現在ページの100行目へ行く意味では使わないでください。ページ内の特定の文章なら、その文章を検索した方が位置を特定しやすくなります。
何度も読む箇所は、ブックマークを付ける方法もあります。本文の位置を選び、「挿入」→「ブックマーク」で名前を登録しておけば、ジャンプ先に「ブックマーク」を選んで移動できます。ページ数が変わる文書でも、名前で場所を選べる点が利点です。
ブックマーク名は「確認箇所」のような曖昧な名前より、「支払条件」など内容が分かる名前にします。登録と文書保存は必要なので、閲覧だけの権限で開いている場合は、見出しや文字列検索を利用してください。
5. 期待した場所へ移動しないときの確認点
表紙、目次、本文でページ番号を分けた文書では、同じ番号が複数のセクションに存在する場合があります。番号だけで迷うときは章題で移動し、その章の中で探してください。ページを探すためにセクション区切りを削除すると、ヘッダーや用紙設定まで変わるおそれがあります。
相手とページが合わない場合は、ファイル名だけでなく更新日時、版番号、PDFかWordかを確認します。やり取りでは「15ページ」だけでなく、「15ページの『提出期限』の段落」のように見出しや冒頭の言葉を添えると、場所を取り違えにくくなります。
キーを押しても想定した窓が開かなければ、Word本文に操作対象があるかを確認します。ブラウザーや別アプリに入力先がある場合は、そのアプリの機能が動きます。日本語入力がオンであることだけを原因と決めず、まずメニューから同じ操作を試してください。
Web版Wordでは、Ctrl + Gをデスクトップ版と同じページジャンプ用のキーとして扱いません。公式のショートカット表でも、Web版では編集画面の検索に割り当てられています。ブラウザーで作業する場合は文書内検索を使い、ここで説明したジャンプ画面が必要ならデスクトップ版で開きます。
6. 見出し、ページ、検索を目的で使い分ける
| 分かっている情報 | 使う機能 | 確認するもの |
|---|---|---|
| ページ番号 | Ctrl + Gのジャンプ | 番号と本文 |
| 章や節の名前 | ナビゲーションの見出し | 章の位置 |
| 表や写真の見た目 | ナビゲーションのページ | 縮小画像と本文 |
| 本文中の言葉 | Ctrl + Fの検索 | 前後の文脈 |
見出しの一覧に表示するには、本文の見出しへ「見出し1」「見出し2」などのスタイルを適用します。太字や大きな文字にしただけでは、見出しとして一覧に載るとは限りません。表、テキストボックス、ヘッダーやフッター内の見出しも、通常の本文見出しと同じようには一覧に出ません。
7. 移動先を確認してから編集を再開する
番号指定はCtrl + G、章立てはナビゲーション、言葉はCtrl + Fという使い分けが基本です。資料の改訂でページがずれても、見出しや文章を手がかりにすれば目的地を探し直せます。
共同作業では、移動先の章名と修正対象の文章まで確認してから書き換えます。ページ番号の一致だけで判断せず、同じファイルの同じ箇所を見ていることを確かめると、長い文書でも修正箇所を共有しやすくなります。
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