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【Zoom】古いクラウド録画を一括ダウンロードしてバックアップする手順

【Zoom】古いクラウド録画を一括ダウンロードしてバックアップする手順
🛡️ 超解決

Zoomのクラウド録画を利用していると、古い録画データが蓄積されてストレージ容量を圧迫することがあります。無料プランでは保存期間が限られているため、大切な会議の記録が自動的に削除されてしまうリスクもあります。この記事では、古いクラウド録画を一括でダウンロードし、ローカルにバックアップする具体的な手順を解説します。ZoomのWebポータルを使った方法と、より効率的なAPIを活用した方法の両方を紹介しますので、ご自身の運用に合わせて最適な方法を選んでください。

【要点】古いクラウド録画を安全にバックアップするためのポイント

  • Zoom Webポータルの「録画」管理画面: 複数の録画データを一度に選択してダウンロードできます。フィルタ機能で日付やトピックを絞り込み、必要な録画だけを効率的にダウンロードできます。
  • 録画のダウンロードボタン: 管理画面で録画を選択後、画面上部の「ダウンロード」ボタンをクリックすると、ZIPファイルとして一括ダウンロードできます。ただし、ファイルサイズが大きい場合はブラウザの制限に注意が必要です。
  • Zoom REST APIを用いたバックアップ: 大量の録画を定期的に自動バックアップする場合、APIを利用することで手作業を省けます。スクリプトを組めば、1クリックで全録画をダウンロードすることも可能です。

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クラウド録画をバックアップする必要性

Zoomのクラウド録画は便利な機能ですが、保存期間や容量に制限があります。無料プランでは30日間、有料プランでもプランによって保存期間が異なります。期限が過ぎると、録画データは自動的に削除され、復元はできません。また、万が一Zoomアカウントが停止された場合も、録画にアクセスできなくなるリスクがあります。定期的にローカルへバックアップしておけば、これらのリスクを回避し、重要な会議の記録を永続的に保管できます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Zoomトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

一括ダウンロードの手順(Webポータル)

まずは、ZoomのWebポータルを使って手動で一括ダウンロードする方法を説明します。この方法は特に多くの録画を持っていないユーザーに適しています。

  1. Zoom Webポータルにログインする
    Zoomの公式サイトからアカウントにサインインします。左側のメニューから「録画」をクリックしてください。
  2. クラウド録画タブを開く
    「録画」ページで、上部のタブから「クラウド録画」を選択します。ここに保存されている録画の一覧が表示されます。
  3. フィルタを使って対象を絞り込む
    画面上部のフィルタ機能を利用して、日付範囲やトピック、ファイル形式などで録画を絞り込みます。古い録画をまとめてダウンロードしたい場合は、日付フィルタで過去期間を指定すると便利です。
  4. ダウンロードする録画を選択する
    一覧の左側にあるチェックボックスをクリックして、ダウンロードしたい録画を複数選択します。すべて選択するには、表のヘッダーにあるチェックボックスをオンにします。
  5. 「ダウンロード」ボタンをクリックする
    録画を選択した状態で、画面の上部または下部に表示される「ダウンロード」ボタンをクリックします。選択した録画がZIPファイルとしてまとめてダウンロードされます。ファイルサイズが大きい場合は、ブラウザがタイムアウトする可能性があるため、数十本程度ずつ分割してダウンロードすることをおすすめします。

より効率的な方法:Zoom APIを使った自動バックアップ

大量の録画を定期的にバックアップしたい場合は、ZoomのREST APIを利用する方法が効率的です。APIを使えば、スクリプトを1回実行するだけで、すべての録画データをローカルに保存できます。プログラミングの知識が必要ですが、一度設定すれば手間が大幅に減ります。

必要な準備

  1. Zoom App MarketplaceでServer-to-Server OAuthアプリを作成する
    Zoomの開発者ポータルにアクセスし、Server-to-Server OAuthタイプのアプリを作成します。このアプリに録画に関するスコープ(例:recording:read)を付与してください。
  2. アカウントID、クライアントID、クライアントシークレットを取得する
    アプリ作成後に表示されるこれらの情報をメモしておきます。アクセストークンを取得するために必要です。
  3. スクリプト言語を選ぶ
    PythonやNode.jsなど、任意の言語でHTTPリクエストを送信できる環境を用意します。以下はPythonの例です。

Pythonスクリプトのサンプル

以下のスクリプトは、Zoom APIを使ってクラウド録画の一覧を取得し、各録画ファイルをダウンロードします。このスクリプトを定期的に実行することで、自動バックアップが実現できます。

import requests
import json
import os
from datetime import datetime, timedelta

# 設定
ACCOUNT_ID = "your_account_id"
CLIENT_ID = "your_client_id"
CLIENT_SECRET = "your_client_secret"
# アクセストークンの取得
token_url = f"https://zoom.us/oauth/token?grant_type=account_credentials&account_id={ACCOUNT_ID}"
response = requests.post(token_url, auth=(CLIENT_ID, CLIENT_SECRET))
access_token = response.json()["access_token"]

# 録画一覧を取得(過去30日分)
headers = {"Authorization": f"Bearer {access_token}"}
from_date = (datetime.now() - timedelta(days=30)).strftime("%Y-%m-%d")
list_url = f"https://api.zoom.us/v2/users/me/recordings?from={from_date}"
recording_response = requests.get(list_url, headers=headers)
recordings = recording_response.json()["recordings"]

# 各録画をダウンロード
for recording in recordings:
    recording_id = recording['id']
    download_url = f"https://api.zoom.us/v2/meetings/{recording['meeting_id']}/recordings/{recording_id}"
    download_response = requests.get(download_url, headers=headers)
    # ファイル名を設定
    filename = f"{recording['topic']}_{recording['start_time']}.zip"
    with open(filename, 'wb') as f:
        f.write(download_response.content)
    print(f"ダウンロード完了: {filename}")

このスクリプトを実行する際は、ダウンロードする録画の期間やファイルサイズに注意してください。大量の録画がある場合は、複数回に分けて実行することをおすすめします。

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一括ダウンロードで注意すべきポイント

ファイルサイズが大きくてダウンロードに失敗する

ブラウザからのダウンロードは、一般的に2GBを超えるファイルの処理が不安定になることがあります。対策として、録画を数本ずつに分割してダウンロードするか、APIを使用することを検討してください。また、ダウンロード中は他の操作を避け、安定したネットワーク環境で行いましょう。

選択した録画の一部しかダウンロードされない

Webポータルで複数の録画を選択しても、ダウンロードされるZIPファイルにすべてのファイルが含まれていない場合があります。これは、ファイルサイズの合計が大きすぎるためにZoom側で分割されることが原因です。その場合は、一度に選択する本数を減らして再試行してください。

自動的に削除される前にバックアップしたい

Zoomの保存期間はアカウントのプランによって異なります。無料プランでは30日間、有料プランでは1年などと設定できます。保存期間が切れる前に、定期的にバックアップを取る習慣をつけましょう。APIを使えば、スケジュール実行により自動化できます。

手動ダウンロードとAPIダウンロードの比較

比較項目 手動ダウンロード(Webポータル) APIダウンロード
必要なスキル ブラウザ操作のみで簡単 プログラミング知識が必要
作業効率 数十本程度なら手動で十分 数百本でも自動で一括ダウンロード可能
ファイルサイズ制限 ブラウザの制限あり(2GB程度) スクリプトで分割制御可能
定期実行 手動で繰り返す必要あり スクリプトをスケジューラで定期実行可能
初期設定の手間 不要 アプリ作成とスクリプト作成が必要

まとめ

この記事では、Zoomの古いクラウド録画を一括ダウンロードしてローカルにバックアップする方法を解説しました。Webポータルを使えば、数回のクリックで複数の録画をまとめてダウンロードできます。より多くの録画を定期的に管理したい場合は、Zoom APIを利用した自動バックアップの構築も検討してみてください。まずは不要な録画を削除してストレージを整理し、保存期間内に大切なデータをダウンロードすることをおすすめします。APIのサンプルスクリプトを自分の環境に合わせてカスタマイズすれば、バックアップ作業を完全に自動化できます。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。