Zoomで組織のセキュリティを強化したい管理者の方へ。不審なサインインを検知した際に、自動で管理者へ通知する設定が存在します。この設定を有効にすることで、不正アクセスの早期発見と迅速な対応が可能になります。本記事では、管理者アラートを送るための具体的な手順と、設定時に注意すべきポイントを詳しく解説します。
【要点】不審なサインインアラートを管理者に送る設定のポイント
- Zoom管理ポータル→詳細→セキュリティ: サインインアラートの設定項目から、通知条件(新しいデバイス、新しい場所、失敗ログインなど)を選択できます。
- 通知先の設定: アラートはデフォルトでアカウントの管理者メールアドレスに送信されますが、追加のメールアドレスを指定することも可能です。
- 保存とテスト: 設定を保存後、実際に不正なサインインをシミュレートして通知が届くか確認することで、設定の有効性を確認できます。
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目次
不審なサインインアラートを管理者に送る設定の概要
この機能は、Zoom管理ポータルから設定できるセキュリティ通知の一つです。特定の条件(未知のデバイス、異例の地域からのサインイン、連続したログイン失敗など)を満たすサインインが発生した場合、管理者にメールでアラートが送信されます。この設定を有効にするには、Zoomアカウントの管理者権限が必要です。また、組織全体の設定として適用されるため、個々のユーザーが個別に設定する必要はありません。この機能は、特に大規模な組織やセキュリティポリシーが厳格な環境で推奨されます。
通知条件は、管理者が自由にカスタマイズできます。例えば、新しいデバイスからのサインインのみ通知する、または失敗したログイン試行が3回以上の場合のみ通知するなど、組織のリスク許容度に応じて調整できます。これにより、ノイズを減らしつつ、本当に重要なアラートだけを受け取ることができます。
管理者アラートを設定する手順
以下の手順で、不審なサインインアラートを管理者に送る設定を行います。管理者権限を持つアカウントで操作してください。
- Zoom管理ポータルにログインする
WebブラウザからZoom管理ポータル(https://zoom.us/)にアクセスし、管理者アカウントでサインインします。 - 「詳細設定」メニューを開く
左側のナビゲーションメニューから「管理」セクションの「詳細設定」をクリックします。 - 「セキュリティ」タブを選択する
「詳細設定」ページ内の上部タブから「セキュリティ」をクリックします。 - 「サインインアラート」セクションを見つける
「セキュリティ」設定の一覧から「サインインアラート」という項目を探します。通常、ページの中盤にあります。 - 通知条件を設定する
「サインインアラート」のトグルスイッチを「有効」に切り替えます。すると、以下のような条件が表示されますので、必要なものにチェックを入れます。
– 新しいデバイスからのサインイン
– 新しい場所からのサインイン
– 失敗したサインイン試行(回数を指定可能)
– IPアドレスが許可リスト外からのサインイン(オプション) - 通知先の設定を確認する
アラートはデフォルトでアカウントの管理者メールアドレスに送信されます。必要に応じて、「通知メールアドレスを追加」から追加の受信者を設定できます。複数のメールアドレスをカンマ区切りで入力します。 - 設定を保存する
ページ下部の「保存」ボタンをクリックして設定を反映します。変更が適用されるまでに数分かかる場合があります。
設定時の注意点とよくある誤解
アラートが届かない場合の確認点
設定が完了してもアラートが届かない場合、まず以下の点を確認してください。一つ目は、通知条件に合致するサインインが実際に発生しているかどうかです。例えば、同じデバイスと場所からのサインインではアラートが発生しません。二つ目は、管理者メールアドレスが正しく設定されているか、または追加したメールアドレスが存在するかです。三つ目は、メールがスパムフォルダに振り分けられていないかです。Zoomからのメールは「no-reply@zoom.us」から送信されますので、受信許可リストに追加することをおすすめします。
設定を変更したのに反映されない場合
設定を保存した後、すぐには反映されないことがあります。Zoom管理ポータルでは、変更が完全に反映されるまでに最大30分程度かかる場合があります。また、ブラウザのキャッシュが原因で古い設定が表示されることもあるため、キャッシュをクリアしてから再度確認してください。それでも反映されない場合は、Zoomのサポートに問い合わせることを検討してください。
通知が多すぎて煩わしい場合の対処法
すべての条件を有効にすると、特に大規模組織ではアラートが多発する可能性があります。その場合は、通知条件を絞り込むことをおすすめします。例えば、失敗したサインイン試行の回数を5回以上に設定する、新しいデバイスからのサインインのみに限定するなどの調整を行います。また、特定のIPアドレス範囲からのサインインを除外する設定も可能です。必要に応じて、通知先を複数設定し、重要度に応じて振り分けることも検討してください。
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管理者アラートとユーザー通知の比較
| 項目 | 管理者アラート | ユーザー通知 |
|---|---|---|
| 通知対象 | アカウント管理者(複数可) | サインインしたユーザー本人 |
| 通知方法 | メールのみ | Zoomクライアント内通知、メール(設定による) |
| 設定場所 | 管理ポータル | 各ユーザーのプロフィール設定 |
| 主な目的 | 組織全体のセキュリティ監視 | 個人アカウントの不正利用防止 |
まとめ
本記事では、Zoomで不審なサインインアラートを管理者に送る設定方法を解説しました。この設定を有効にすることで、組織外からの不正アクセスやアカウントの乗っ取りを早期に検出できます。まずは管理ポータルのサインインアラート設定を確認し、組織のセキュリティポリシーに合わせて通知条件を調整してください。また、定期的にアラートログを確認し、設定が適切に機能しているかを検証することをおすすめします。さらに、多要素認証の導入と組み合わせることで、より強固なセキュリティ体制を構築できます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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