Zoomで会議を録画したのに、録画ファイルがバックアップされず見つからない、というお悩みはありませんか。クラウド録画の場合、保存先の設定やライセンスの状態が原因でファイルが生成されないことがあります。この記事では、録画ファイルがバックアップされない主な原因と、確実に保存するための対処法をわかりやすく解説します。
【要点】録画ファイルがバックアップされない原因と即効対処法
- アカウント設定→クラウド録画の有効化: ホストのアカウントでクラウド録画が許可されていないと、録画ファイルが生成されません。この設定をオンにすることで、録画が自動的にクラウドに保存されるようになります。
- ライセンスタイプの確認: 無料版ではクラウド録画が使えません。有料ライセンス(Pro以上)を契約することで、クラウド録画が利用可能になり、バックアップも行われます。
- 録画保存先の指定: ミーティング中に録画開始時に「ローカル録画」を選んでしまうと、ファイルはその端末にしか保存されません。クラウド録画を選択することで、確実にクラウドへバックアップされます。
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録画ファイルがバックアップされない5つの原因
Zoomの録画ファイルがバックアップされない原因は、主に以下の5つが考えられます。まずは自分の環境に当てはまるものを確認してみましょう。
- クラウド録画が有効になっていない: ホストのアカウント設定でクラウド録画が無効になっていると、録画を行ってもファイルは生成されません。初期設定では無効の場合があります。
- ライセンスが無料版である: 無料のBasicライセンスではクラウド録画は利用できません。録画自体はローカルに保存されますが、クラウドへのバックアップは行われません。
- 保存先がローカルに設定されている: ミーティング中に録画開始ボタンを押した際、デフォルトの保存先が「ローカル録画」になっていると、その端末にしか記録が残りません。
- クラウドのストレージ容量が不足している: 有料ライセンスでも、アカウントのクラウド録画ストレージ上限に達していると、新しい録画が保存されません。
- 録画の処理が完了していない: クラウド録画は会議終了後にサーバーで処理され、ファイルとして利用可能になるまで時間がかかることがあります。すぐに表示されない場合は、数時間から24時間待つ必要があります。
録画ファイルを確実にバックアップする手順
ここからは、上記の原因を一つずつ解消する具体的な操作手順を説明します。
手順1: クラウド録画を有効にする
- Zoomウェブポータルにログインする
ブラウザでzoom.usにアクセスし、ホストのアカウントでサインインします。 - 「設定」→「録画」を開く
左側メニューから「設定」をクリックし、次に「録画」タブを選択します。 - 「クラウド録画」をオンにする
「クラウド録画」のトグルスイッチをクリックして青色(有効)に変更します。これで、今後作成される録画は自動的にクラウドに保存されます。
手順2: ライセンスを確認・アップグレードする
- アカウントのプランを確認する
Zoomウェブポータルの「アカウント管理」→「アカウント概要」で現在のプランがPro以上であることを確認します。 - 無料版の場合はアップグレードする
「プランのアップグレード」からPro以上のライセンスを購入します。これによりクラウド録画が利用可能になります。
手順3: ミーティング中にクラウド録画を選択する
- 録画開始時にメニューを確認する
ミーティング画面下部の「録画」ボタンをクリックすると、「ローカル録画」または「クラウドに録画」の選択肢が表示されます。 - 「クラウドに録画」を選ぶ
「クラウドに録画」をクリックすると、録画がクラウドに保存されます。ローカル録画を選ぶとそのPCにしか保存されないため注意しましょう。
手順4: クラウドストレージの空き容量を確認する
- ウェブポータルでストレージ使用量を確認する
「設定」→「録画」画面の「クラウド録画ストレージ」に、現在の使用量と上限が表示されます。 - 不要な録画を削除する
古い録画ファイルを削除して空き容量を確保します。「録画管理」から削除したいファイルを選択して「削除」をクリックします。
手順5: 録画処理が完了するのを待つ
クラウド録画を開始した後、会議終了からファイルが利用可能になるまでに時間がかかることがあります。特に動画の長さやサーバー負荷によっては数時間かかる場合もあるため、まずは24時間程度待ってから再度確認してください。録画ステータスはウェブポータルの「録画管理」で「処理中」と表示されている間は完了していません。
録画バックアップに関するよくあるトラブルと対処法
録画ボタンが表示されない
ミーティング中に録画ボタンがグレーアウトしている、または表示されない場合は、ホスト権限がないか、ポリシーで録画が禁止されています。ホストが録画を許可しているか確認し、自分がホストでない場合はホストに録画開始を依頼してください。
ローカル録画とクラウド録画が混在してしまう
ボタンを押すたびに設定を覚えておかないと、意図せずローカル録画になってしまいます。確実にクラウド録画を行うには、デフォルトの録画保存先をクラウドに設定する方法もあります。ウェブポータル「設定」→「録画」で「録画の保存場所」を「クラウド録画」に変更しておけば、ミーティング中に自動的にクラウド録画が選択されます。
録画ファイルが途中で切れている
クラウド録画は会議全体が録画されるはずですが、ネットワーク障害やホストの操作ミスで途中終了することがあります。録画開始後に録画インジケーター(赤い点滅)が常に表示されているか確認しましょう。また、会議が60分以上の場合、無料版では自動でミーティングが切れるため、その時点で録画も終了します。有料版では時間制限はありません。
クラウド録画ファイルが削除された
Zoomは一定期間経過すると自動的に古い録画を削除することがあります(保存期間はライセンスや設定によります)。重要な録画は早めにダウンロードするか、ストレージの自動削除設定を変更してください。ウェブポータルの「録画管理」で各ファイルの有効期限を確認できます。
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ローカル録画とクラウド録画の比較
| 項目 | ローカル録画 | クラウド録画 |
|---|---|---|
| 保存場所 | 録画したPCのローカルフォルダ | Zoomクラウドサーバー |
| 必要なライセンス | 全ライセンス(無料含む) | Pro以上(有料) |
| ファイルのバックアップ | 手動でコピーする必要あり | 自動的にクラウドに保存される |
| 利用可能になるまでの時間 | 会議終了後すぐ | 数分〜24時間(処理時間) |
| ストレージ容量の制限 | PCの空き容量次第 | ライセンスごとに上限あり(例:Proは5GB) |
この比較から、バックアップを自動化したい場合はクラウド録画が便利ですが、すぐにファイルが必要な場合や無料版ではローカル録画を選ぶとよいです。ただし、ローカル録画はPCの故障や紛失でデータを失うリスクがあるため、重要な会議はクラウド録画と併用することをおすすめします。
まとめ
この記事では、Zoomの録画ファイルがバックアップされない原因として、クラウド録画の無効、ライセンスの不足、保存先の誤り、ストレージ不足、処理待ちの5つを挙げ、それぞれの対処法を説明しました。まずはウェブポータルでクラウド録画が有効か、ライセンスがPro以上かを確認しましょう。もし設定に問題がなければ、録画開始時に「クラウドに録画」を選択し、保存先を正しく指定することが大切です。また、ストレージ容量を定期的にチェックし、古い録画を削除することで、新しい録画が確実にバックアップされる環境を整えられます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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