【Zoom】AirPods Maxで空間オーディオが効かない時の設定

【Zoom】AirPods Maxで空間オーディオが効かない時の設定
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AirPods Maxの空間オーディオは、映画や音楽で没入感を高めてくれます。しかし、Zoomのミーティング中に空間オーディオが効かないとお困りではありませんか。その原因は、Zoomのオーディオ設定やデバイスの設定が正しくないことにあります。この記事では、AirPods Maxで空間オーディオをZoomで有効にするための設定方法を詳しく解説します。

【要点】ZoomでAirPods Maxの空間オーディオを有効にする3つの設定

  • Macのメニューバー > Bluetooth > AirPods Maxの「空間オーディオ」: 「空間オーディオ」と「ヘッドトラッキング」をオンにすることで、Zoomでも没入感のある音声を体験できます。
  • Zoomアプリ > 設定 > オーディオ > 出力デバイス > AirPods Max: 「ステレオ」を選択し、必要に応じて「音量の自動調整」をオフにします。
  • Zoomミーティング中の「オリジナルサウンド」: ミーティング画面の「オリジナルサウンドを有効にする」ボタンをクリックしてオンにすると、Zoomの音声処理をバイパスし、空間オーディオが有効になります。

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AirPods Maxの空間オーディオがZoomで有効にならない原因

空間オーディオがZoomで機能するには、いくつかの条件が必要です。まず、送信側の音声がステレオであることです。Zoomは通常、音声をモノラルに変換して転送するため、空間オーディオの情報が失われます。そこで「オリジナルサウンド」機能を使うと、ステレオのまま送信できます。次に、受信側のデバイス設定で空間オーディオが有効であることです。さらに、Zoomのオーディオ設定で出力デバイスがAirPods Maxに設定され、ステレオモードになっている必要があります。これらの設定が一つでも欠けると、空間オーディオは有効になりません。

加えて、ヘッドトラッキングはデバイス側でオンにする必要があります。macOSの場合はメニューバーのBluetoothから、iOSの場合はコントロールセンターから設定できます。また、macOSのバージョンがBig Sur以降でないと空間オーディオに対応していない場合があります。Zoomのバージョンも5.0以上が必要です。これらの前提条件を満たしているか確認しましょう。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Zoomトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

ZoomでAirPods Maxの空間オーディオを有効にする手順

Macの場合

  1. AirPods MaxをMacに接続する
    AirPods MaxをBluetoothでMacに接続します。接続が完了すると、メニューバーのBluetoothアイコンにAirPods Maxが表示されます。
  2. 空間オーディオを有効にする
    メニューバーのBluetoothアイコンをクリックし、AirPods Maxの横にある「空間オーディオ」を選択します。「空間オーディオ」と「ヘッドトラッキング」の両方をオンにしてください。
  3. Zoomのオーディオ設定を開く
    Zoomアプリを起動し、画面右上の「設定」アイコン(歯車)をクリックします。左メニューから「オーディオ」を選択します。
  4. 出力デバイスをAirPods Maxに変更する
    「出力デバイス」のドロップダウンリストから「AirPods Max」を選択します。このとき、「スピーカー」や「ヘッドフォン」ではなく、明示的にAirPods Maxを選びます。
  5. ステレオ出力を選択する
    「出力デバイス」の下にある「ステレオ」を選択します。デフォルトでは「モノラル」になっている場合があるので、必ず「ステレオ」に変更してください。また、「音量の自動調整」はオフにすることを推奨します。
  6. ミーティングでオリジナルサウンドを有効にする
    Zoomミーティングに参加したら、画面下部のツールバーにある「オリジナルサウンドを有効にする」ボタン(音符アイコン)をクリックします。ボタンが緑色になり、オンになっていることを確認します。

iPhone・iPadの場合

  1. AirPods Maxを接続し、空間オーディオを有効にする
    デバイスにAirPods Maxを接続したら、コントロールセンターを開きます。音量スライダーを長押しし、「空間オーディオ」をタップして「空間オーディオ」と「ヘッドトラッキング」をオンにします。
  2. Zoomの設定でオリジナルサウンドを許可する
    Zoomアプリの「設定」→「会議」を開き、「オリジナルサウンドを使用」をオンにします。これにより、ミーティング中にオリジナルサウンド機能を使えるようになります。
  3. ミーティング中にオリジナルサウンドを有効にする
    Zoomミーティングに参加し、画面下部の「その他」メニュー(Androidでは「詳細」)から「オリジナルサウンドを有効にする」をタップしてオンにします。

空間オーディオが効かない場合のよくあるトラブルと対処方法

オリジナルサウンドが選択できない

Zoomのミーティング中に「オリジナルサウンドを有効にする」ボタンがグレーアウトしている場合があります。この原因は、Zoomのバージョンが古いことや、ホストが「オリジナルサウンド」の使用を許可していないことです。対処方法としては、Zoomを最新バージョンにアップデートし、ホストに連絡して「参加者のオリジナルサウンドを許可」を有効にしてもらいましょう。また、無料アカウントでは使用できない場合があるので、ログインしているアカウントのプランも確認してください。

ステレオが選択できない

Zoomのオーディオ設定で「ステレオ」が表示されない、または選択できない場合があります。この原因は、出力デバイスがモノラルモードになっていることです。AirPods Max自体はステレオ対応ですが、macOSのサウンド設定で「モノラル」が有効になっていないか確認してください。システム環境設定の「アクセシビリティ」→「オーディオ」で「モノラルオーディオ」がオフになっていることを確認します。また、Zoomの設定で「音量の自動調整」がオンだとステレオが正しく動作しないことがあるので、オフにしてください。

空間オーディオのアイコンが表示されない

Macのメニューバーやコントロールセンターに空間オーディオのアイコンが表示されない場合、macOSやiOSのバージョンが古い可能性があります。空間オーディオはmacOS Big Sur以降、iOS 14以降でサポートされています。また、AirPods Maxのファームウェアが最新でないとアイコンが表示されません。AirPods MaxをiPhoneに接続し、本体のファームウェアをアップデートしましょう。アップデートは自動で行われますが、AirPods Maxを充電ケースに入れてiPhoneの近くに置くと更新が促進されます。

ヘッドトラッキングが効かない

空間オーディオは機能しても、頭を動かしても音の定位が変わらない場合があります。これは、ヘッドトラッキングが無効になっているからです。デバイスのBluetooth設定やコントロールセンターで「ヘッドトラッキング」がオフになっていないか確認してください。また、Zoom側でトラッキングを無効にする設定はありませんが、デバイス側でオンにする必要があります。さらに、空間オーディオはステレオ音声にのみ対応するため、モノラルではヘッドトラッキングも機能しません。オリジナルサウンドが有効で、音声がステレオであることを確認しましょう。

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空間オーディオ関連の設定と効果の比較

設定項目 オンにした場合の効果 オフにした場合の効果
空間オーディオ(デバイス側) 音の定位が動的に変化し、臨場感が向上 通常のステレオ音声、固定された定位
ヘッドトラッキング(デバイス側) 頭の向きに合わせて音場が回転、没入感が増す 音の定位は固定、頭を動かしても変わらない
オリジナルサウンド(Zoom側) ステレオ音声を維持、空間オーディオが有効になる Zoomがモノラルに変換、ノイズ抑制がかかるため空間オーディオ不可
ステレオ出力(Zoom側) 左右のチャンネルが独立し、空間オーディオが機能 モノラル出力では空間オーディオは使えない

まとめ

この記事では、AirPods MaxでZoomの空間オーディオを有効にするための3つの設定(デバイスの空間オーディオ、Zoomの出力設定、オリジナルサウンド)を紹介しました。これらの設定を確認することで、ミーティングでも映画のような臨場感を楽しめます。最初にMacのBluetoothメニューで空間オーディオをオンにし、Zoomの設定で出力をAirPods Maxとステレオに変更し、ミーティング中にオリジナルサウンドを有効にしてみてください。もし効かない場合は、Zoomのバージョンやデバイスのファームウェアを確認しましょう。空間オーディオを活用して、より没入感のあるコミュニケーションを行ってください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。