Zoomの画面共有中に、参加者とやりとりをするときに便利なのが注釈ツールです。しかし、いざ使おうとしたときに「注釈ツールが表示されない」「ボタンがグレーアウトしている」といった症状に出会うことがあります。この問題の多くは、権限設定がオフになっているために発生します。この記事では、ホスト側と参加者側の両方の権限を確認し、注釈ツールを表示させる手順を詳しく解説します。
【要点】注釈ツールが表示されないときは、ホストと参加者の両方の設定を確認します
- 画面共有の詳細設定で「注釈を許可」: ホストが画面共有を開始したあと、共有画面上部の詳細設定から「注釈を許可する」をオンにすることで、参加者が注釈を使えるようになります。
- 参加者側の「注釈ツール」ボタン: 参加者は共有画面の上部にある鉛筆アイコンをクリックするか、「表示オプション」メニューから「注釈ツールを表示」を選択してツールバーを呼び出します。
- ホストのミーティング設定の事前確認: ミーティング開始前に、ZoomのWeb設定画面[設定]→[ミーティング中(詳細)]で「注釈」が有効になっているか確認することで、権限の不足を事前に防げます。
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目次
注釈ツールが表示されない3つの主な原因
注釈ツールが表示されない原因は、大きく分けて3つあります。1つ目は、ホストが画面共有中に注釈を許可する設定をオフにしていることです。2つ目は、参加者自身が注釈ツールを表示していないことです。3つ目は、ミーティングの事前設定で注釈機能自体が無効になっていることです。また、古いバージョンのZoomを使っていると、注釈ツールが正しく動作しないこともあります。これらの原因を順に確認することで、スムーズに問題を解決できます。
ホスト側で注釈権限を許可する手順
ホストが画面共有を開始しているときに、参加者が注釈を使えるようにする設定を確認します。以下の手順を実行してください。
- 画面共有を開始する
まず、ホストが画面全体または特定のウィンドウを共有します。共有開始後、画面上部にツールバーが表示されます。 - 詳細設定アイコンをクリックする
ツールバーの右側にある「詳細設定」(歯車アイコン)または「その他」(三点リーダー)をクリックします。 - 「注釈を許可する」をオンにする
表示されるメニューから「注釈を許可する」(または「参加者による注釈を許可」)にチェックを入れます。これで参加者が注釈ツールを使えるようになります。
もし、この設定項目がグレーアウトしている場合は、ミーティングの事前設定で注釈機能が無効になっている可能性があります。次のセクションでその対処法を説明します。
ミーティングの事前設定で注釈を有効にする手順
ZoomのWeb設定画面から、ミーティング中に注釈を使用できるようにするには、以下の手順を行います。
- ZoomのWebポータルにログインする
ブラウザでZoomのWebサイト(zoom.us)にアクセスし、自分のアカウントでログインします。 - [設定]→[ミーティング]を開く
左側のメニューから「設定」をクリックし、次に「ミーティング」タブを選びます。 - 「ミーティング中(詳細)」までスクロールする
「ミーティング中(詳細)」のセクションを見つけます。その中に「注釈」の項目があります。 - 「注釈」のトグルをオンにする
「注釈」のスイッチを青くして有効にします。この設定をオンにすると、すべてのミーティングで注釈ツールが使用可能になります。
この設定は、アカウント全体に適用されます。特定のミーティングだけに適用したい場合は、ミーティングのスケジュール画面で個別に設定することもできます。
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参加者側で注釈ツールを表示する手順
ホストが注釈を許可していても、参加者がツールを表示していなければ使えません。参加者は以下の手順で注釈ツールバーを表示します。
- 共有画面の上部ツールバーを確認する
画面共有が開始されると、参加者の画面の上部にツールバーが表示されます。そこに鉛筆アイコン(注釈ツール)があれば、それをクリックします。 - 鉛筆アイコンがない場合は「表示オプション」を使う
ツールバーに鉛筆アイコンが見えないときは、「表示オプション」(または「View Options」)というボタンをクリックします。メニューから「注釈ツールを表示」を選択すると、ツールバーが現れます。 - 注釈ツールバーが表示されたら各機能を使う
ツールバーには、ペン、蛍光ペン、図形、テキスト、スタンプなどの機能があります。それぞれをクリックして画面に書き込みます。
注釈ツールが表示されないときのその他の対処法
注釈ツールのボタンがグレーアウトしている場合
参加者側で鉛筆アイコンがグレーアウトしている場合は、ホストが注釈を許可していない可能性が高いです。ホストに「注釈を許可する」設定をオンにしてもらうよう伝えてください。また、ホストが画面共有を開始していないと、注釈ツールは使えません。
モバイルアプリで注釈ツールが使えない場合
Zoomのモバイルアプリ(iOS / Android)では、注釈機能が制限されることがあります。特にiPhoneやiPadのアプリでは、注釈ツールが表示されない場合があります。その場合は、デスクトップ版のZoomを使用することをおすすめします。
注釈ツールが正しく動作しない場合
注釈ツールは表示されるが、線が引けない・消えないなどの不具合があるときは、Zoomのバージョンが古い可能性があります。Zoomデスクトップクライアントを最新バージョンにアップデートしてください。アップデートは、Zoomを開き、右上のプロフィールアイコン→「更新を確認」から行えます。
ホスト側設定と参加者側設定の比較
| 設定項目 | ホスト側 | 参加者側 |
|---|---|---|
| 注釈を使用するための前提 | 画面共有を開始し、注釈許可をオンにする | ホストが注釈を許可していること |
| 設定場所 | 共有画面上部の詳細設定(ミーティング中)またはWeb設定 | 共有画面上部のツールバーまたは表示オプション |
| 設定方法 | 「注釈を許可する」にチェックを入れる | 「注釈ツールを表示」を選択する |
| 注意点 | ミーティング開始前のWeb設定も確認が必要 | モバイルアプリでは使えない場合がある |
まとめ
注釈ツールが表示されない場合の原因は、ホストの権限設定と参加者のツール表示の二つに分けられます。この記事で説明した手順に従えば、ホストは「注釈を許可する」をオンにし、参加者は「注釈ツールを表示」を選択することで問題を解決できます。また、事前にZoomのWeb設定で注釈を有効にしておくことも有効です。これらの設定を確認したら、実際にミーティングで試しに線を引いてみてください。さらに応用として、注釈の保存や消去の方法も覚えておくと、よりスムーズにコミュニケーションが取れます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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