【Excel】CSVの16桁以上の番号を丸めずに取り込む方法

【Excel】CSVの16桁以上の番号を丸めずに取り込む方法
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会員番号などの長い識別番号は、計算用の数値ではなく文字列として取り込みます。Excelの数値精度は15桁のため、16桁以上の番号を数値に変換すると末尾を保持できない場合があります。

取り込み後に文字列へ変更しても、すでに失われた桁は戻りません。元のCSVを上書きせず保管し、変換前のデータから取り込み直します。

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1. 指数表示と桁の欠落を分ける

1.23E+15のような指数表記は表示形式です。それだけで全桁が壊れたと断定せず、数式バーの値と元CSVを比較します。ただし、16桁以上を通常の数値として扱う方法では番号の全桁を保証できません。

例として1234567890123456を取り込む場合、最後の6まで必要です。合計を求める量ではないため、最初から文字列として保持します。先頭が0の番号にも同じ考え方を使います。

※ お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Excelトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. Power Queryで数値変換より前にテキストを指定する

  1. 「データ」→「テキストまたはCSVから」で元CSVを選びます。
  2. プレビューから「データの変換」を開きます。
  3. 「適用したステップ」で自動追加された「変更された型」を確認します。
  4. 番号を数値にした指定を削除・置換し、元の文字列が残っている段階で番号列をテキスト型にします。
  5. 末尾と先頭ゼロを確認して「閉じて読み込む」を実行します。

数値化の後ろにテキスト変換を追加するだけでは遅い場合があります。プレビューの型アイコンだけでなく、変換順を確認してください。

元CSVの1234567890123456を最初からテキストにすると保持できる。数値化で1234567890123450になった後に文字列へ変えても最後の6は戻らない
テキスト型は、桁を失う数値変換より前に指定します。失われた桁は後から文字列にしても戻りません。

3. 従来のウィザードを使う場合

「テキストから(レガシー)」が使える環境では、区切り文字と文字コードを確認した後、最終段階で番号列を選び「文字列」を指定します。表示されない場合は、Excelのオプションで従来の取り込みウィザードを確認します。

拡張子を.txtへ変えただけで、ダブルクリック時に必ずExcelのウィザードが開くわけではありません。関連付けによりメモ帳などが開くため、Excel側から取り込む手順を使います。

4. 自動データ変換の設定も確認する

対応するMicrosoft 365やExcel 2024には、自動データ変換の設定があります。長い数値や先頭ゼロの自動変換を抑える設定を確認できます。

この設定の有無と適用される操作は版によって違います。Power Queryの型指定まで一括で変わると考えず、実際の取り込み結果を確認します。別のPCで開く場合も、同じ設定とは限りません。

5. 読み込んだ番号を元データと照合する

先頭に0がある番号、16桁以上の番号、英字Eを含む番号をそれぞれ確認します。文字数だけでなく末尾の数桁も照合してください。番号の重複が増えた場合は、丸められて同じ値になっていないか調べます。

CSVは文字列型というExcel側の情報を保存しません。出力したCSVを再度直接開くと、再変換される場合があります。受け渡し先へ、番号列を文字列で取り込むことを伝えます。

6. すでに丸められた時は原本から戻す

表示形式を文字列へ変更したり、末尾に数字を推測で補ったりしても復元にはなりません。保存前なら上書きを避けて閉じ、未加工のCSVから取り込み直します。

原本も上書きした場合は、出力元から再取得するか、バックアップを確認します。Web上の整形ツールも、失われた桁を元情報なしで復元することはできません。

7. 計算列と番号列の型を分ける

金額や数量は計算用の数値、識別番号は文字列というように、列ごとの用途を決めます。定期取り込みでは、クエリの型指定と照合用の代表番号を残しておくと再発を見つけやすくなります。

Microsoftの先頭ゼロと長い数値の保持でも、取り込み時の文字列指定と対応版の自動変換設定が案内されています。

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Excelトラブル完全解決データベースこの記事以外にも、様々なエラー解決策をまとめています。困った時の逆引きに活用してください。
この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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