ChatGPT「25 messages every 3 hours」の意味|上限変更予告の読み方と注意点

「GPT-4 currently has a cap of 25 messages every 3 hours. Expect lower cap next week, as we adjust for demand.」は、「現在の上限は3時間ごとに25メッセージ。需要に合わせて調整するため、翌週は上限がさらに下がる見込み」という案内です。

これは2023年のGPT-4提供初期の表示です。ここにある「来週」は当時の表示時点から見た翌週を指し、この記事を読んでいる現在の翌週ではありません。現在のChatGPTの利用回数や制限予定を示すものでもありません。

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前半は利用上限、後半は変更の予告

2023年のGPT-4の25件を3時間という上限と、当時の翌週の上限引き下げ予告を分けた図
その時点の条件と、将来の変更予告は別の情報です。

この通知には二つの内容があります。前半はその時点の利用枠、後半は今後その枠を調整する見込みです。両方を合わせて「3時間待てば、以後は必ず25回ずつ使える」という保証にはなりません。

英文の部分 意味
25 messages every 3 hours その時点では、3時間を単位とする25メッセージの上限
Expect lower cap next week 表示された時点の翌週は、上限が下がる見込み
as we adjust for demand 利用需要に合わせて提供条件を調整するという説明

「lower cap」は、料金が下がるという意味ではなく、利用できるメッセージ数の上限が小さくなるという意味です。また、ChatGPT全体の処理能力が3時間で25件しかない、という意味でもありません。

「来週の上限」は、この通知だけでは計算できない

表示には、翌週に何件まで減るのか、いつから変わるのか、いつ元に戻るのかまでは書かれていません。25件が半分になる、毎週同じ割合で減る、といった具体的な数字を補って読むことはできません。

「expect」は見込みを示す表現です。実際に使うときの条件は、その時点でアカウントに表示される通知で確認します。過去のスクリーンショットや検索結果の抜粋は、表示日時を確認して読む必要があります。

上限の変更と契約の変更は同じではない

この文面だけで、アカウントが停止された、契約が解約された、追加料金が発生した、と判断することはできません。利用枠に関する案内と、契約・請求・ログイン状態は別に確認します。

OpenAIは2023年のGPT-4発表で、利用上限を需要やシステムの状況に応じて調整すると説明していました。従って、当時の100件や25件という表示を、すべての利用者に将来も適用される固定条件として比較するのは適切ではありません。

なお、OpenAIはChatGPTのリリースノートで、GPT-4を2025年4月30日にChatGPTから退役させると告知しています。当時のモデルの通知と、現在選べるモデルの通知は切り離して考えてください。

現在の上限通知で確認したい4項目

  1. 対象:どのモデル、またはどの機能の制限なのか。
  2. 利用条件:契約中のプランやワークスペースに関する表示か。
  3. 再開の案内:待機時間やリセット時刻が具体的に示されているか。
  4. 代替手段:その画面で選べる別のモデルや機能があるか。

この4点を記録すれば、古い情報との取り違えを減らせます。問い合わせる場合も、モデル名を隠したスクリーンショットや「25回制限」という一言だけでなく、通知全文と表示時刻を添えます。業務データや会話内容は不要な範囲まで共有しないでください。

業務で回数制限を見込むとき

納期直前の作業を「残り回数が十分あるはず」という前提だけで組まないことが大切です。相談したい内容を整理してから送信し、回答の事実確認や文書への反映は、利用枠が戻るまでの間にも進められるようにします。

長い依頼を一度に詰め込めば必ず得になるわけでもありません。複数の目的を混ぜて回答が不明確になるなら、優先する作業を一つずつ依頼した方が、修正の往復を減らせます。これは回数制限の解除方法ではなく、作業を止めにくくするための進め方です。

100件の表示の読み方は「100 messages every 4 hours」の解説、ログインや会話読み込みもできない場合の公式障害情報はサービス障害モニターをご覧ください。

この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。