【Word】ヘッダーフッターをテンプレートとして保存する!次回以降に流用する手順

【Word】ヘッダーフッターをテンプレートとして保存する!次回以降に流用する手順
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Wordで作成したヘッダーやフッターのデザインを、別の文書でも簡単に使いたいと思ったことはありませんか。

毎回同じ内容を入力し直すのは、時間も手間もかかります。

この記事では、一度作成したヘッダーとフッターをテンプレートとして保存し、次回以降の文書で流用する具体的な手順を解説します。

もう、同じ作業を繰り返す必要はありません。

この手順をマスターすれば、文書作成の効率が格段に向上します。

【要点】ヘッダー・フッターをテンプレート化し、次回以降に再利用する

  • ヘッダー/フッターの要素をコピー&ペースト: 作成済みのヘッダー・フッターの内容を一時的に文書本体にコピーします。
  • クイックパーツに登録: コピーした内容を「テキスト」カテゴリの「文書パーツ」として保存します。
  • 新しい文書で挿入: 保存した文書パーツをヘッダー・フッターとして挿入します。

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ヘッダー・フッターがテンプレートとして保存される仕組み

Wordでは、ヘッダーやフッターに設定した内容は、文書全体に共通する情報として扱われます。

しかし、そのままでは他の文書で再利用できません。そこで、「クイックパーツ」という機能を活用します。

クイックパーツは、文書内で繰り返し使うテキストや図などを登録しておける機能です。

ヘッダーやフッターの内容も、このクイックパーツとして登録することで、テンプレートのように扱えるようになります。

これにより、文書ごとに個別に設定する手間が省け、デザインの一貫性を保てます。

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ヘッダー・フッターをクイックパーツに登録する手順

  1. ヘッダー・フッターの内容をコピーする
    1. Word文書を開き、ヘッダーまたはフッター領域をダブルクリックします。

    2. ヘッダー/フッター内の全ての要素(テキスト、画像、図形など)を選択します。

    3. Ctrl+Cキーを押して、内容をクリップボードにコピーします。

    4. ヘッダー/フッター領域の外をクリックして、編集を終了します。
  2. 文書本文にペーストする
    1. 文書の本文領域(ヘッダー・フッター以外)をクリックします。

    2. Ctrl+Vキーを押して、コピーしたヘッダー/フッターの内容を貼り付けます。

    3. 貼り付けた内容が単独で表示されていることを確認します。
  3. クイックパーツに登録する
    1. 貼り付けたヘッダー/フッターの内容全体を選択します。

    2. Wordのリボンメニューから「挿入」タブをクリックします。

    3. 「テキスト」グループにある「クイックパーツ」をクリックします。

    4. ドロップダウンメニューから「文書パーツの登録」を選択します。

    5. 「新しい文書パーツの作成」ダイアログボックスが表示されます。

    6. 「名前」欄に、分かりやすい名前を入力します(例:「基本ヘッダー」「定型フッター」など)。

    7. 「ギャラリー」は「文書パーツ」のままにします。

    8. 「カテゴリ」は「テキスト」を選択します。

    9. 「オプション」は「標準の文書テンプレートに保存」または「Normal.dotm」を選択します。

    10. 「OK」ボタンをクリックして登録を完了します。

登録したヘッダー・フッターを新しい文書で挿入する手順

  1. 新しいWord文書を開く
    1. Wordを起動し、「新規作成」から空白の文書を選択します。
  2. ヘッダーまたはフッターの挿入準備
    1. Wordのリボンメニューから「挿入」タブをクリックします。

    2. 「ヘッダーとフッター」グループにある「ヘッダー」または「フッター」をクリックします。

    3. ドロップダウンメニューの最下部にある「ヘッダーの編集」または「フッターの編集」を選択します。

    4. これにより、ヘッダーまたはフッターの編集領域が開きます。
  3. 登録した文書パーツを挿入する
    1. ヘッダーまたはフッターの編集領域が開いた状態で、再度「挿入」タブをクリックします。

    2. 「テキスト」グループにある「クイックパーツ」をクリックします。

    3. ドロップダウンメニューから「文書パーツ」を選択します。

    4. 「文書パーツ」ギャラリーが表示されます。

    5. 登録したヘッダー/フッターの名前(例:「基本ヘッダー」)を選択します。

    6. クリックすると、その内容がヘッダーまたはフッターに挿入されます。

    7. 必要に応じて、挿入された内容を編集または調整します。

    8. 編集が終わったら、ヘッダー/フッター領域の外をクリックして編集を終了します。

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ヘッダー・フッターのテンプレート化でよくある誤解

「一度登録すれば、常に自動で適用される」と思ってしまう

クイックパーツに登録しても、新しい文書を作成した際に自動でヘッダーやフッターが適用されるわけではありません。

毎回、「挿入」タブの「クイックパーツ」から手動で挿入する必要があります。

自動適用させたい場合は、文書テンプレート(.dotxファイル)として保存する必要があります。

登録した文書パーツが「Normal.dotm」以外に保存されている

「文書パーツの登録」ダイアログボックスで、保存場所を間違えると、他の文書から呼び出せなくなります。

通常は「標準の文書テンプレートに保存」または「Normal.dotm」を選択するのが一般的です。

もし見つからない場合は、Wordのオプション設定から文書パーツの保存場所を確認してください。

ヘッダー・フッターの編集領域で直接登録しようとする

ヘッダー・フッターの編集領域で直接クイックパーツ登録を試みると、意図しない動作になることがあります。

必ず、一度文書本文にコピー&ペーストしてから登録手順を行ってください。

ヘッダー・フッターテンプレートの応用と注意点

文書テンプレート (.dotx) として保存する方法

より効率的にヘッダー・フッターを流用したい場合は、文書テンプレートとして保存するのがおすすめです。

1. ヘッダー・フッターを設定した文書を開きます。

2. 「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選択します。

3. 「ファイルの種類」で「Wordテンプレート (*.dotx)」を選択します。

4. 保存場所は通常「カスタム Office テンプレート」フォルダになります。

5. 新規文書作成時に、このテンプレートを選択すれば、設定済みのヘッダー・フッターが自動で適用されます。

ヘッダー・フッターの書式が崩れる場合の対処法

登録したヘッダー・フッターを挿入した際に、書式が崩れることがあります。

これは、挿入先の文書のスタイル設定と競合している可能性があります。

その場合は、挿入後にヘッダー・フッターの内容を選択し、スタイルを「標準」に戻すか、元の書式を再適用してください。

ページ番号など、動的な要素の扱い

ページ番号やファイル名などの動的な要素は、クイックパーツとして登録しても、そのままでは機能しないことがあります。

これらの要素は、挿入後に再度「挿入」タブの「ページ番号」などから設定し直す必要があります。

クイックパーツと文書テンプレートの比較

項目 クイックパーツ(文書パーツ) 文書テンプレート (.dotx)
用途 文書内の特定要素(ロゴ、定型文、ヘッダー/フッター内容)の再利用 文書全体のひな形(レイアウト、スタイル、ヘッダー/フッター、定型文など)の再利用
適用方法 「挿入」タブから手動で選択・挿入 新規文書作成時にテンプレートを選択
自動適用 しない する
登録内容 テキスト、表、図、ヘッダー/フッターなど 文書全体の構造、書式設定、コンテンツ
保存場所 Normal.dotmなど カスタム Office テンプレートフォルダ

この記事では、Wordでヘッダーとフッターをテンプレートとして保存し、次回以降の文書で流用する手順を解説しました。

クイックパーツに登録することで、デザインの統一性を保ちながら、作業時間を大幅に短縮できます。

さらに効率化したい場合は、文書テンプレート (.dotx) として保存する方法も試してみてください。

これで、ヘッダー・フッター作成の手間が軽減され、より高度な文書作成が可能になります。


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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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