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【Zoom】録画ファイルを暗号化ZIPで配布する手順

【Zoom】録画ファイルを暗号化ZIPで配布する手順
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Zoomで録画した会議のファイルを他の人に共有したいけれど、セキュリティが気になる方は多いのではないでしょうか。クラウド録画にはパスワード設定がありますが、ローカル録画にはアクセス制限がありません。この記事では、録画ファイルを暗号化ZIPに圧縮して安全に配布する手順を解説します。Windowsの標準機能と7-Zipを使った2つの方法を紹介するので、環境に合わせて選択してください。

【要点】Zoom録画ファイルを暗号化ZIPで安全に配布する方法

  • Windowsの「送る」→「圧縮フォルダー」: エクスプローラーから簡単に暗号化ZIPを作成できます。パスワード設定は作成後のプロパティで行います。
  • 7-Zipの「アーカイブに追加」: AES-256暗号化に対応しており、より強固なセキュリティを実現します。パスワードと暗号化方式を指定して圧縮します。
  • パスワードの伝達方法: ファイル本体とパスワードは別々の経路(メールとチャットなど)で送ることで、漏洩リスクを低減できます。

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なぜ録画ファイルを暗号化ZIPで配布する必要があるのか

Zoomのローカル録画ファイルは、通常の動画ファイルとして保存されます。これをメールに添付したり、クラウドストレージで共有したりすると、受け取った人は誰でも再生できてしまいます。特に重要な会議や個人情報を含む内容の場合、第三者に漏れるリスクがあります。暗号化ZIPを使えば、ファイルにパスワードをかけて保護できるため、限られた相手だけが内容を確認できます。また、暗号化方式もAES-256など強力なものを選べば、万が一ファイルが流出しても解読が困難です。録画ファイルを安全に配布するには、暗号化ZIPの利用が有効な手段と言えます。

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録画ファイルを暗号化ZIPで配布する手順

ここでは、Windows標準機能を使う方法と、7-Zipを使う方法をそれぞれ解説します。どちらも無料で利用できます。

方法1: Windowsの標準機能で暗号化ZIPを作成する

  1. 録画ファイルを右クリックする
    エクスプローラーで録画ファイル(.mp4など)を右クリックし、「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」を選択します。同じ場所にZIPファイルが作成されます。
  2. ZIPファイルを右クリックしてプロパティを開く
    作成されたZIPファイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。次に「全般」タブの「詳細設定」ボタンをクリックします。
  3. 暗号化にチェックを入れる
    「属性を圧縮または暗号化する」の「コンテンツを暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを入れ、OKをクリックします。ただし、この方法はNTFSファイルシステム上でのみ機能し、ZIPファイル自体にパスワードをかけるわけではなく、アカウントのアクセス権限で保護する方式です。そのため、別のPCにコピーすると暗号化が解除されるため注意が必要です。
  4. パスワード付きZIPを作成する別の方法
    Windowsの標準機能ではZIPファイルにパスワードを直接設定できません。代わりに、後述する7-Zipなどの専用ソフトを使うか、Windowsの「BitLocker」でドライブごと暗号化する方法もありますが、今回は割愛します。Windows標準で簡単に暗号化したい場合は、ファイルを右クリックして「プロパティ」→「全般」→「詳細設定」→「暗号化して内容を保護」を選びます。ただしこれはファイル単位のEFS暗号化であり、ZIPではありません。配布目的では使いにくいため、次の方法を推奨します。

方法2: 7-Zipで暗号化ZIPを作成する

  1. 7-Zipをインストールする
    公式サイト(7-zip.org)から7-Zipをダウンロードし、インストールします。無料で利用でき、AES-256暗号化に対応しています。
  2. 録画ファイルを右クリックし、7-Zipメニューを開く
    エクスプローラーで録画ファイルを右クリックし、「7-Zip」→「アーカイブに追加」を選択します。
  3. 暗号化設定を行う
    表示されたダイアログで、「アーカイブ形式」を「zip」に設定します。「暗号化」セクションで「暗号化方式」を「AES-256」に選択し、「パスワード」と「パスワードの確認」に任意のパスワードを入力します。パスワードは英数字記号を含む8文字以上が推奨です。
  4. 圧縮を実行する
    OKボタンをクリックすると、暗号化されたZIPファイルが作成されます。完了後、ZIPファイルをダブルクリックするとパスワードの入力が求められます。正しいパスワードを入力すれば、中身のファイルを展開できます。

暗号化ZIP配布の注意点

暗号化ZIPを配布する際には、いくつかの注意点があります。よくあるトラブルとその対策を説明します。

パスワードを忘れてしまう

受信者がパスワードを忘れると、ファイルを開けなくなります。事前にパスワードのルールを決めておくか、パスワード管理ツールの利用を案内しましょう。また、パスワードのヒントを別途伝えるなどの工夫も有効です。ただし、ヒントがあまりに簡単だとセキュリティが下がるので注意してください。

パスワードの送信方法が安全でない

ZIPファイルとパスワードを同じメールに記載して送ると、両方が同時に漏洩するリスクがあります。ファイルはメール添付、パスワードは別のチャットツールや電話で伝えるなど、経路を分けることが大切です。また、ファイルをクラウドストレージに置き、パスワードを別送する方法も一般的です。

ファイルサイズが大きすぎる場合

録画時間が長いと、ファイルサイズが数GBになることがあります。そのままZIP圧縮しても圧縮率が低いため、メール添付には適しません。ファイルサイズが大きい場合は、圧縮方式を「7z」に変更するとより高い圧縮率が得られます。ただし、受信者にも7-Zipが必要です。別の方法として、クラウドストレージにアップロードしてリンクを共有し、リンク先にパスワードを設定する手もあります。

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直接共有と暗号化ZIPの比較

項目 直接ファイル共有 暗号化ZIP配布
セキュリティ 無防備、誰でも開ける パスワード必須、強固
手間 ファイルを送るだけ 圧縮とパスワード設定が必要
パスワード管理 不要 別途伝達が必要
ファイルサイズ そのままのサイズ 圧縮で軽減(動画は効果薄)
受信側の環境 特別なソフト不要 ZIP解凍ソフトが必要(標準で可)

まとめ

この記事では、Zoomの録画ファイルを暗号化ZIPで配布する手順を解説しました。Windows標準機能では簡単な圧縮はできますが、パスワード付きZIPを作るには7-Zipなどの専用ソフトが必要です。7-Zipを使えばAES-256暗号化で安全にファイルを保護できます。パスワードはファイルと別経路で送ることを忘れないでください。また、ファイルサイズが大きい場合は7z形式の利用やクラウドストレージの併用も検討しましょう。録画ファイルの安全な共有に、ぜひ暗号化ZIPを活用してください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。