Zoomのクラウド録画を利用している管理者の皆さまは、誰がいつ録画を視聴したのかを把握したい場面があるでしょう。社内の機密情報が含まれる録画が不正に見られていないか、特定の研修録画がどの程度視聴されたかを確認する必要があります。本記事では、管理者がZoom Webポータルから録画閲覧ログを確認する具体的な手順を解説します。必要な権限設定からログのダウンロード方法までを網羅しますので、ぜひ参考にしてください。
【要点】録画閲覧ログ確認の3ステップ
- Zoom Webポータル→レポート→録画閲覧ログ: 管理者アカウントでログインし、レポートメニューから録画閲覧ログを選択します。ここからすべての視聴記録にアクセスできます。
- フィルターと日付範囲の指定: 確認したい録画や期間を指定してログを絞り込みます。特定のユーザーや録画IDで検索することも可能です。
- CSVエクスポートで詳細分析: 抽出したログをCSV形式でダウンロードすれば、Excelなどで詳細な分析ができます。視聴時刻や視聴者名を一覧で確認できます。
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目次
録画閲覧ログとは?管理者が確認できる内容
録画閲覧ログは、Zoomのクラウド録画に保存された動画を、誰がいつ視聴したかという履歴を記録したレポートです。このログには、視聴したユーザーの表示名、メールアドレス(該当する場合)、視聴日時、録画のタイトル、録画IDなどの情報が含まれます。ただし、外部共有リンク経由の視聴(パスワード不要の公開リンクなど)や、ダウンロード後のローカル再生はログに記録されません。管理者はこのログを活用することで、録画の利用状況を把握し、セキュリティ監査やトレーニング効果の測定に役立てることができます。
録画閲覧ログを確認するための前提条件
必要な管理者権限
録画閲覧ログにアクセスするには、Zoomアカウントで「管理者」ロールが割り当てられている必要があります。アカウントオーナーまたは管理者ロールを持つユーザーのみが、レポート機能の「録画閲覧ログ」を利用できます。カスタムロールを作成して権限を付与する方法もありますが、デフォルトでは管理者のみがアクセス可能です。
クラウド録画が有効であること
このログはクラウド録画が行われた動画に対してのみ生成されます。ローカル録画の視聴履歴は記録されません。また、アカウントのクラウド録画機能が有効化されていて、かつ録画がクラウドに保存されていることが前提です。無料プランではクラウド録画が利用できない場合がありますので、ご注意ください。
録画閲覧ログを確認する手順
Zoom Webポータルへログインする
- Zoom Webポータルにアクセス
ブラウザでzoom.us/signinを開き、管理者アカウントのメールアドレスとパスワードでログインします。シングルサインオン(SSO)を利用している場合は、組織の認証ページからログインしてください。 - 管理者メニューを開く
ログイン後、左側のナビゲーションメニューから「レポート」をクリックします。「レポート」の下に複数のサブメニューが表示されます。
録画閲覧ログにアクセスする
- レポートメニューから「録画閲覧ログ」を選択
「レポート」のサブメニューの中から「録画閲覧ログ」をクリックします。この画面が録画視聴履歴の管理画面です。 - 必要なフィルターを設定する
画面上部に「日付範囲」「録画タイトル」「視聴者」などのフィルターボックスがあります。確認したい期間を指定し、「検索」ボタンをクリックします。デフォルトでは過去30日間のログが表示されます。
ログのダウンロードと解釈
- ログをCSVでエクスポートする
検索結果が画面に表示されたら、右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。CSV形式でファイルがダウンロードされます。 - ダウンロードしたCSVファイルを開く
ExcelやGoogleスプレッドシートでCSVファイルを開きます。各行が1回の視聴イベントを表し、以下の列が含まれます:「視聴日時」「ユーザー名」「メールアドレス」「録画タイトル」「録画ID」「所要時間」「視聴完了率」など。これらのデータから、誰がどの録画をどの程度見たのかを分析できます。 - 必要に応じて絞り込みや並べ替えを行う
スプレッドシートのフィルター機能を使って特定のユーザーや日付で絞り込んだり、視聴日時で並べ替えたりすると、目的の情報を見つけやすくなります。
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録画閲覧ログを確認する際の注意点
ログに表示される情報の限界
録画閲覧ログには、Zoomアカウントにログインして視聴したユーザーのみが記録されます。招待リンクから視聴した場合でも、アカウント認証が必要な録画(認証付き視聴)でなければ記録されません。また、録画をダウンロードしてオフラインで視聴した場合はログに残りません。外部共有リンク(パスワードのみでアクセス)の場合も、視聴者がZoomアカウントを持っていなければ記録されないことがあります。そのため、ログがすべての視聴を網羅しているわけではない点に注意が必要です。
大規模なログの扱い方
アカウントの利用規模が大きい場合、一度に大量のログが表示されることがあります。画面検索では最大3ヶ月分のデータが表示されますが、それ以上の期間が必要な場合は、CSVエクスポートを定期的に行い、データを蓄積することをおすすめします。また、エクスポートできる行数にも上限があるため(通常10万行程度)、頻繁にログを取得するか、必要に応じて日付範囲を狭めてください。
プライバシーの考慮
録画閲覧ログにはユーザーのメールアドレスや表示名が含まれます。社内規定やプライバシーポリシーに従い、適切な目的でのみ利用し、不用意に第三者に共有しないようにしてください。監査ログとして保存する場合は、保存期間やアクセス制限を設けることを推奨します。
録画閲覧ログと他のレポート機能の比較
| レポートの種類 | 記録される内容 | 主な利用目的 |
|---|---|---|
| 録画閲覧ログ | クラウド録画の視聴履歴(ユーザー、日時、録画タイトルなど) | 録画ごとの視聴状況の把握、セキュリティ監査 |
| 利用状況レポート | 会議の開催数、参加者数、時間、録画数など | 全体的な利用統計の把握、コスト分析 |
| 会話管理ログ | ミーティング中のチャットメッセージの保存 | コンプライアンス要件への対応 |
| アクティビティログ | 管理者による設定変更、ユーザー管理などの操作履歴 | 管理者操作の監査 |
まとめ
本記事では、Zoom管理者が録画閲覧ログを確認する手順を解説しました。Zoom Webポータルから「レポート」→「録画閲覧ログ」にアクセスし、フィルターで絞り込み、CSVエクスポートすることで、録画の視聴状況を詳細に分析できます。ただし、すべての視聴が記録されるわけではない点に留意が必要です。レポート機能は他にも利用状況レポートやアクティビティログなどがありますので、目的に応じて使い分けてください。まずは本記事の手順に従って、実際に録画閲覧ログを確認してみましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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