Webinar終了直後の参加者は、内容の記憶が鮮明で意欲も高く、アンケート回答率を最大化できる絶好のタイミングです。Zoom Webinarには「Webinar終了時にブラウザ上で自動的にアンケートを表示する」設定が用意されており、参加者がWebinarを離れた瞬間に回答画面が立ち上がります。
この機能は登録参加者には自動的にメール送付も行われるため、ブラウザを閉じてしまった人にも回答機会を提供できる仕組みになっています。設定はホストがWebinarのスケジュール画面から事前に行います。
本記事では終了時アンケート表示の設定手順、質問の作り方、外部アンケートツール連携、回答結果のダウンロード方法、回答率を上げる工夫までをまとめます。
【要点】Webinar終了時アンケートを最大活用する3つの設定
- Webinar編集→「アンケート」→「Webinar終了時に自動表示」をオン: 参加者がWebinarから離脱した瞬間にブラウザでアンケートが開きます。
- 「サードパーティ製アンケートのURL指定」も可能: Googleフォーム・Typeform等の既存アンケートを使う運用にも対応できます。
- 登録参加者にはフォローアップメールで再送: ブラウザを閉じた参加者にもメール経由で追加機会を提供することで回答率を底上げできます。
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目次
Webinar終了時アンケートの仕様
Zoomの終了時アンケートはWebinarが完全に終了した瞬間にトリガされます。参加者のブラウザに新しいタブが開くか既存ウィンドウに表示され、Zoomクライアントが閉じても回答は継続できます。
アンケートはZoom内蔵のフォームと、外部URLの両方に対応します。内蔵フォームでは選択式・記述式・スター評価が用意されており、回答結果は管理画面でCSVダウンロードできます。
外部URLを指定すると、参加者をマーケティングオートメーションのフォームへ誘導することもでき、リード育成のフローと組み合わせやすくなります。Hubspot・Marketo・Pardot等のフォームへ流せばクッキーベースのトラッキングも可能になります。
Zoom内蔵アンケートを設定する手順
- Zoom管理ポータルから対象のWebinarを開きます
「Webinar」一覧から該当のセッションを選びます。 - 「アンケート」タブを選択します
WebinarごとにアンケートをID単位で紐づけられます。複数のアンケートを切り替えて使い回すことも可能です。 - 「アンケートを作成」をクリックします
質問の追加画面が開きます。 - 質問の種類を選んで内容を入力します
選択式・複数選択・記述式・スター評価から選べます。順序の入れ替えはドラッグで行えます。 - 「Webinar終了時に自動表示」をオンにします
このオプションが有効になっていることが必須条件です。オフの場合はWebinar内のメニューから手動で開く運用になります。 - 「保存」をクリックしてWebinarに紐付けます
本番終了時にアンケートが自動表示されるようになります。
外部URLアンケートを使う手順
- 外部アンケートツールでフォームを作成しURLを取得します
Googleフォーム・Typeform・SurveyMonkeyなどに対応しています。フォーム作成は無料プランで十分なケースが多いです。 - Webinar編集画面の「アンケート」タブを開きます
「サードパーティ製アンケートを使用」を選びます。 - 取得したURLを入力欄に貼り付けます
クエリパラメーターに参加者IDを渡したい場合は変数を追加できます。{registrant_id}や{first_name}等の置換変数が使えます。 - 「Webinar終了時に自動表示」をオンにします
外部URLでも内蔵アンケートと同じ自動表示が機能します。
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回答結果のダウンロードと分析手順
- Zoom管理ポータルの「アカウント管理」→「レポート」を開きます
会議関連のすべてのレポートはここに集約されています。 - 「アンケートレポート」を選択します
WebinarごとのアンケートレポートがCSV形式でダウンロードできます。 - レポート対象のWebinar日付範囲を指定します
過去6ヶ月分まで遡って取得可能です。 - CSVをダウンロードしてExcelやBIツールで分析します
選択肢ごとの回答数集計や、自由記述のテキスト分析が可能です。 - 必要に応じてMAツールに自動連携します
HubSpot等への連携を設定しておくと、アンケート結果が自動でリードレコードに紐付きます。
アンケート設定時のよくある問題
終了時に何も表示されない
Webinarが「終了」ではなく「退出」で停止した場合、終了時アンケートはトリガされません。ホストが「Webinarを終了」を明示的に押してください。
外部URLが開かない
参加者のブラウザがポップアップブロックを有効にしているとURL先が開けません。Webinar参加案内に「ポップアップを許可」の文言を含めることで対処できます。
回答結果がダウンロードできない
Webinar終了から24時間以内はレポート生成中の場合があります。「Webinarレポート」→「アンケートレポート」から指定日付で再取得してください。
回答率が低い
回答率は質問数とアンケートの長さに大きく影響されます。5問以内、所要時間2分以内に収めると回答率が大きく改善します。最初の1問を選択式の簡単な質問にすると離脱が減ります。
回答率を最大化する質問設計のコツ
最初の1問は2-3秒で答えられる5段階満足度評価にすると、回答開始の心理的ハードルが下がります。「本日のWebinarは満足できましたか」のような単純な質問が定番です。
記述式の質問は最後に1問だけ設置するのが効果的です。「次回扱ってほしいトピック」のような前向きな問いにすると、自由記述でも筆が進みやすくなります。逆に「改善点」のような否定的な問いは離脱率が上がる傾向があります。
回答インセンティブとして「回答者には資料スライドのPDFを後日送付」と冒頭で告知すると、参加者のアンケート回答率が大きく改善します。プレゼント抽選を入れる運用もありますが、コンプライアンス上の確認が必要な企業もあります。
アンケート方式の比較
| 方式 | カスタマイズ性 | リード連携 |
|---|---|---|
| Zoom内蔵アンケート | 基本的な質問形式 | Webinar登録情報のみ |
| Googleフォーム連携 | 高い | スプレッドシート集計 |
| Typeform連携 | 非常に高い | 各種MA連携 |
| SurveyMonkey連携 | 高い | 分析機能 |
| HubSpot連携 | 中 | CRMリードに直結 |
まとめ
Webinar終了直後のアンケート送付は、参加者の記憶が鮮明な瞬間を捉える効果的な手段です。Zoom内蔵のアンケート機能を使えば、編集画面で質問を作成し「Webinar終了時に自動表示」をオンにするだけで実装できます。より高度な質問やマーケティングオートメーション連携が必要な場合は、外部アンケートツールのURLを指定する運用も可能で、リード育成のフローと組み合わせやすくなります。回答率を上げるには質問数を5問以内に絞り、最初の質問を簡単にする工夫が効果的です。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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