Microsoft Teams会議で、せっかく設定したカスタム背景画像が会議終了後に毎回リセットされてしまうことはありませんか。
会議のたびに再設定するのは手間がかかり、業務効率を低下させます。
この記事では、Teams会議でカスタム背景画像がリセットされる原因を解説し、その問題を解決するための「記憶設定」の手順を詳しくご紹介します。
会議のたびに背景設定に悩むことから解放され、スムーズなコミュニケーションを実現しましょう。
【要点】Teams会議のカスタム背景画像がリセットされる問題を解決する設定
- カスタム背景の記憶設定: Teams会議で一度設定したカスタム背景画像を、次回以降も自動的に適用されるようにする設定方法。
- デバイス設定の確認: カスタム背景が記憶されない場合に、Teamsアプリのデバイス設定が正しく行われているか確認する手順。
- キャッシュクリア: Teamsアプリのキャッシュが原因で設定が保存されない場合の、キャッシュクリアと再起動の手順。
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目次
Teams会議のカスタム背景がリセットされる原因
Microsoft Teams会議でカスタム背景画像が毎回リセットされる現象は、いくつかの要因が考えられます。
最も一般的な原因は、Teamsアプリがユーザーの設定を正しく「記憶」できていないことです。
これは、Teamsアプリ自体の設定、デバイスのプライバシー設定、あるいは一時的なソフトウェアの不具合などが複合的に影響している可能性があります。
特に、新しいTeams(v2)への移行に伴い、一部の挙動に変更が生じている場合も考えられます。
カスタム背景画像を記憶させる設定手順
Teams会議で一度設定したカスタム背景画像を、次回以降も自動的に適用されるようにするには、Teamsアプリの「デバイス設定」で「カスタム背景を記憶する」といったオプションを確認・設定する必要があります。
ただし、現在のTeamsの仕様では、明示的に「カスタム背景を記憶する」という名称のオプションは存在しません。
代わりに、会議中にカスタム背景を選択し、その設定がセッション間で保持されるように動作することが期待されます。
もし毎回リセットされる場合は、以下の手順で設定を確認・再適用してみてください。
- Teams会議を開始または参加する
まずはTeams会議を予定通り開始するか、既存の会議に参加します。 - 会議コントロールを表示する
会議画面上部のコントロールバーが表示されていない場合は、マウスカーソルを画面中央に移動させて表示させます。 - 「その他の操作」アイコンをクリックする
コントロールバーにある「…」(その他の操作)アイコンをクリックします。 - 「デバイス設定」を選択する
表示されたメニューから「デバイス設定」を選択します。 - 「背景効果」セクションを確認する
デバイス設定画面が開いたら、「背景効果」のセクションを探します。 - カスタム背景画像を選択・再適用する
ここに、利用可能な背景効果(ぼかし、プリセット画像、カスタム画像)が表示されます。 - 「+追加」ボタンをクリックする
カスタム背景画像が一覧にない場合は、「+追加」ボタンをクリックして、PCに保存されている画像ファイルを選択し、アップロードします。 - 目的のカスタム背景画像を選択する
アップロードした画像、または以前使用したカスタム画像を選択します。 - 「適用」ボタンをクリックする
選択したカスタム背景画像がプレビュー画面に表示されたら、「適用」ボタンをクリックして会議に反映させます。 - 会議を終了して再確認する
設定が反映されたら、一度会議を終了し、再度新しい会議を開始または参加して、カスタム背景が保持されているか確認します。
新しいTeams(v2)と従来Teamsの違い
新しいTeams(v2)では、インターフェースや一部の機能の挙動が従来Teamsから変更されています。
カスタム背景の設定方法自体は大きく変わっていませんが、設定項目の配置や表示が異なる場合があります。
特に、新しいTeamsではWeb版Teamsやモバイル版Teamsとの連携が強化されており、設定の同期に関する挙動も変化している可能性があります。
もし従来Teamsでは問題なくカスタム背景が記憶されていたのに、新しいTeamsに移行してからリセットされるようになった場合は、アプリの再インストールやキャッシュクリアが有効な解決策となることがあります。
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カスタム背景が記憶されない場合の追加チェック項目
上記の手順でカスタム背景が記憶されない場合、以下の点も確認してください。
デバイスのプライバシー設定を確認する
WindowsやmacOSのシステム設定で、カメラへのアクセスやアプリの権限が正しく設定されているか確認が必要です。
Teamsアプリがデバイスの機能(カメラやファイルアクセスなど)を利用する権限を持っていないと、カスタム背景の保存や適用に影響が出る可能性があります。
Windowsの場合:
- 「設定」アプリを開く
スタートメニューから「設定」を選択します。 - 「プライバシー」または「プライバシーとセキュリティ」を選択する
左側のメニューから該当する項目を選びます。 - 「カメラ」設定を確認する
「アプリのアクセス許可」セクションにある「カメラ」を選択します。 - Teamsアプリのアクセス許可を確認する
一覧にMicrosoft Teamsがあれば、そのアクセスがオンになっていることを確認します。 - 「アプリがカメラにアクセスできるようにする」もオンにする
全体設定もオンになっていることを確認してください。 - 「マイク」設定も同様に確認する
マイク設定も、Teamsアプリがアクセスできるように設定されているか確認します。
macOSの場合:
- 「システム設定」(または「システム環境設定」)を開く
Appleメニューから選択します。 - 「プライバシーとセキュリティ」を選択する
左側のリストから該当項目を選びます。 - 「カメラ」を選択する
右側のリストから「カメラ」を選択します。 - Microsoft Teamsのチェックボックスをオンにする
一覧にMicrosoft Teamsがあれば、チェックボックスをオンにします。 - 「マイク」設定も同様に確認する
マイク設定も、Teamsアプリがアクセスできるように設定されているか確認します。
Teamsアプリのキャッシュをクリアする
Teamsアプリは、動作を速くするために一時ファイル(キャッシュ)を保存しています。
このキャッシュが破損したり古くなったりすると、設定の保存や反映に問題が生じることがあります。
キャッシュをクリアすることで、これらの問題を解消できる場合があります。
Windowsの場合:
- Teamsアプリを完全に終了する
タスクバーの通知領域にあるTeamsアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。 - ファイル名を指定して実行を開く
Windowsキー + Rキーを同時に押します。 - 以下のパスを入力して「OK」をクリックする
%appdata%\Microsoft\Teams と入力します。 - 表示されたフォルダ内のキャッシュ関連ファイルを削除する
以下のフォルダやファイルを削除します。- Cache
- blob_storage
- Cache.old
- GPUCache
- IndexedDB
- Local Storage
- tmp
注意: 「Code Cache」フォルダは削除しないでください。
- Teamsアプリを再起動する
再度Teamsを起動し、カスタム背景の設定が保持されるか確認します。
macOSの場合:
- Teamsアプリを完全に終了する
DockのTeamsアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。 - Finderを開く
- 「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択する
- 以下のパスを入力して「移動」をクリックする
~/Library/Application Support/Microsoft/Teams と入力します。 - 表示されたフォルダ内のキャッシュ関連ファイルを削除する
以下のフォルダやファイルを削除します。- Application Cache/Cache.db
- blob_storage
- Cache
- databases
- GPUCache
- IndexedDB
- Local Storage
- tmp
注意: 「Code Cache」フォルダは削除しないでください。
- Teamsアプリを再起動する
再度Teamsを起動し、カスタム背景の設定が保持されるか確認します。
Teamsアプリの再インストール
上記の方法でも改善しない場合、Teamsアプリ自体に問題が発生している可能性があります。
一度Teamsアプリをアンインストールし、最新版を再インストールすることで問題が解決することがあります。
Windowsの場合:
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」を選択する
- 「アプリと機能」を選択する
- 一覧から「Microsoft Teams」を探して選択する
- 「アンインストール」ボタンをクリックする
- アンインストール後、Microsoft 365ポータルサイトまたはTeams公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールする
macOSの場合:
- Finderを開く
- 「アプリケーション」フォルダを開く
- 「Microsoft Teams」アプリケーションをゴミ箱にドラッグ&ドロップする
- ゴミ箱を空にする
- Microsoft 365ポータルサイトまたはTeams公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールする
組織のポリシーを確認する(管理者向け)
ごく稀に、組織のMicrosoft 365管理者によって、カスタム背景画像の使用や保存に関するポリシーが設定されている場合があります。
もし上記の手順をすべて試しても問題が解決しない場合は、所属組織のIT管理者にご相談ください。
管理者は、Teams管理センターでユーザーまたは組織全体に対して、背景効果の利用を制限する設定を行っている可能性があります。
Mac版・モバイル版・Web版での違い
Mac版Teams:
上記で説明したWindows版の手順とほぼ同様ですが、キャッシュクリアのパスなどが異なります。プライバシー設定もmacOS固有の項目を確認する必要があります。
モバイル版Teams (iOS/Android):
モバイル版では、カスタム背景画像の設定は可能ですが、PC版のように「記憶させる」ための特別な設定項目はありません。
会議ごとに背景を選択する必要があります。また、デバイスのストレージ容量やOSのバージョンによって、動作が不安定になる可能性も考えられます。
キャッシュクリアの手順もPC版とは異なります。アプリの設定メニューから「ストレージ」や「データ」関連の項目を探し、キャッシュを削除する操作を行います。
Web版Teams:
Web版Teamsでは、ブラウザのCookieやローカルストレージに設定が保存されるため、通常はカスタム背景の設定が保持されやすい傾向があります。
しかし、ブラウザのCookieを削除したり、プライベートブラウジングモードを使用したりすると、設定がリセットされることがあります。ブラウザの拡張機能が干渉している可能性も考慮されます。
いずれの環境でも、TeamsアプリやOSのアップデートによって予期せぬ不具合が発生する可能性は常にあります。問題が続く場合は、最新の情報を確認し、必要に応じてMicrosoftのサポートに問い合わせることを検討してください。
まとめ
Microsoft Teams会議でカスタム背景画像が毎回リセットされる問題は、デバイス設定の確認やアプリのキャッシュクリア、再インストールによって解決できることがほとんどです。
本記事で紹介した手順を試すことで、カスタム背景の設定が保持されるようになり、会議のたびに再設定する手間が省けます。
まずはTeamsのデバイス設定を見直し、それでも改善しない場合はキャッシュクリアやアプリの再インストールを試してみてください。
これにより、より快適でプロフェッショナルなTeams会議体験を実現できるでしょう。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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