Zoomの画面共有中、発表者のビデオと共有資料が重なって見づらくなった経験はありませんか。サイドバイサイドモードを使えば、発表者の顔と資料を左右に並べて表示できます。この記事では、サイドバイサイドモードを有効にする具体的な手順と注意点を詳しく解説します。
【要点】サイドバイサイドモードで発表者と資料を並べる方法
- 画面共有時のレイアウトメニュー: 共有画面の上部にある「レイアウト」ボタンから「サイドバイサイド」モードを選択します。
- ビデオの位置とサイズ調整: 発表者のビデオをドラッグして任意の位置に移動したり、端のハンドルをドラッグしてサイズを変更できます。
- ホスト・参加者双方で設定可能: ホストが強制適用するか、各参加者が自分の画面で個別に切り替えられます。
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サイドバイサイドモードとは
サイドバイサイドモードは、画面共有中に発表者のビデオを共有画面の横に独立して表示するレイアウト機能です。従来の重なり表示では発表者の表情が隠れがちでしたが、このモードでは常に顔が見えるため、対面に近いコミュニケーションが可能になります。
このモードは、以下のようなシチュエーションで特に効果を発揮します。
- プレゼンテーション中に聴衆の反応を確認しながら話したい場合
- 研修や授業で講師の表情とスライドを同時に見せたい場合
- デモンストレーションで操作画面と話している人の顔を両方見せたい場合
サイドバイサイドモードは、Zoomのバージョン5.0以降で利用できます。ホストだけでなく参加者も自分の画面で個別に切り替えられるため、視聴環境に合わせて柔軟に調整できます。
サイドバイサイドモードを有効にする手順
ここでは、画面共有中にサイドバイサイドモードを有効にする手順を解説します。ホストが設定を強制する方法と、参加者が個別に切り替える方法の2通りがあります。
画面共有中にサイドバイサイドモードに切り替える方法
- 画面共有を開始する
Zoomのミーティングツールバーにある「画面の共有」ボタンをクリックし、共有したいウィンドウや画面を選択して「共有」をクリックします。 - レイアウトメニューを開く
共有画面の上部中央付近に表示されるツールバーの中から「レイアウト」ボタン(四角いアイコン)をクリックします。 - サイドバイサイドを選択する
表示されるレイアウトオプションの中から「サイドバイサイド」をクリックします。これで発表者のビデオが共有画面の横に並んで表示されます。
この操作は、画面共有を開始した発表者自身が行うことも、他の参加者が自分の画面に対して行うこともできます。発表者が設定したレイアウトは他の参加者には影響せず、各参加者が自由に切り替えられます。
ホストが全参加者にサイドバイサイドモードを強制する方法
- ミーティング中にセキュリティ設定を開く
ミーティングツールバーの「セキュリティ」ボタンをクリックし、メニューを表示します。 - 「参加者に画面共有レイアウトの変更を許可」をオフにする
「参加者に画面共有レイアウトの変更を許可」というチェックボックスをオフにします。これにより、参加者は自分の画面でレイアウトを変更できなくなります。 - 自分の画面でサイドバイサイドに設定する
上記の手順で自分の画面をサイドバイサイドモードに切り替えます。このレイアウトが全参加者に強制適用されます。
注意点として、この強制設定は参加者の画面にのみ影響します。発表者自身は引き続き自分のレイアウトを変更できます。また、参加者が強制設定を無効にすることはできません。
事前に設定を変更して常にサイドバイサイドモードをデフォルトにする方法
- Zoomデスクトップクライアントの設定を開く
Zoomクライアントを起動し、右上の歯車アイコンをクリックして「設定」を開きます。 - 「画面共有」タブを選択する
左側のメニューから「画面共有」をクリックします。 - 「サイドバイサイドモードを常に表示」をオンにする
「画面共有の詳細設定」というセクションの中にある「サイドバイサイドモードを常に表示」というチェックボックスをオンにします。これで画面共有を開始するたびに自動的にサイドバイサイドモードが適用されます。
サイドバイサイドモードを使う際の注意点
発表者ビデオのサイズや位置を調整できない
サイドバイサイドモードでは、発表者のビデオは通常画面の右側または左側に固定されて表示されます。ビデオのサイズや位置を自由に変更することはできません。ただし、ビデオ内で発表者が自分のカメラ映像を拡大・縮小することは可能です。
画面共有を停止するとレイアウトが元に戻る
画面共有を終了すると、サイドバイサイドモードは自動的に解除され、通常のギャラリービューやスピーカービューに戻ります。再度画面共有を開始するたびに、再度レイアウトを設定する必要があります。
複数の画面を共有している場合の挙動
複数の画面を同時に共有している場合、サイドバイサイドモードは最初に共有した画面に対してのみ適用されます。2つ目以降の共有画面は通常のレイアウトで表示されます。そのため、複数画面を同時に使うプレゼンテーションでは、サイドバイサイドモードが期待通りに動作しないことがあります。
モバイルアプリでは使用できない
サイドバイサイドモードは、Zoomのデスクトップクライアント(Windows/Mac)でのみ利用可能です。iOSやAndroidのモバイルアプリではこの機能はサポートされていません。モバイルで参加する場合は、通常のレイアウトで表示されます。
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サイドバイサイドモードと画面共有レイアウトの比較
| レイアウト名 | 特徴 | 向いているシーン |
|---|---|---|
| サイドバイサイド | 発表者ビデオが共有画面の横に表示される。両方を同時に確認できる | プレゼン・研修・デモ |
| オーバーレイ | 発表者ビデオが共有画面の上に重なる。ドラッグで移動可能 | カジュアルな雑談・画面の隅に顔を置きたい場合 |
| サイドバー | 発表者ビデオが共有画面の横に細長く表示される。よりコンパクト | 画面領域を節約したい場合 |
| オフ | 発表者ビデオを非表示にする。共有画面のみ表示 | 発表者の顔を表示する必要がない場合 |
まとめ
サイドバイサイドモードを使うと、画面共有中も発表者の顔を隣に表示できるため、より自然なコミュニケーションが実現します。有効にするには、画面共有ツールバーの「レイアウト」から「サイドバイサイド」を選択するだけで完了です。ホストは「参加者に画面共有レイアウトの変更を許可」をオフにすることで、全員に同じレイアウトを強制することもできます。ぜひ次回のプレゼンテーションで試してみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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