【復旧】8月22日6時33分、Cloudflareが解決済みと発表
Zero Trustの一部構成でポスチャーチェック要求がタイムアウトし、WARP保護リソースへのアクセスが遅れた問題は解決しました。一時例外を設定した管理者は、通常ルールへの復帰とアクセスログを確認してください。
【速報要点】Cloudflare Zero Trustの一部構成で端末ポスチャーチェックが失敗
- Cloudflareは2026年8月22日5時43分ごろ、Zero Trust Clientのポスチャーチェックに関する問題の調査を開始しました。
- 一部顧客のサービスプロバイダー構成でチェックが失敗し、WARPのポスチャールールで保護されたリソースへのアクセスに遅延が生じていました。
- 5時49分ごろに原因を特定し、6時33分ごろに解決済みと発表しました。
- Cloudflare全体や一般のWebサイト閲覧が停止しているという案内ではありません。影響対象はZero Trustの端末状態判定を利用する環境です。
会社PCから社内システムへ接続する際、Cloudflare WARPは接続済みなのに認証が進まない、端末が条件を満たしているはずなのにアクセスを許可されない、接続完了まで長く待たされる場合があります。2026年8月22日、CloudflareはZero Trust Clientのポスチャーチェックが一部環境で失敗する問題を公式ステータスで案内しました。
公式説明では、一部顧客のサービスプロバイダー構成でポスチャーチェックが失敗し、WARPのポスチャールールで保護されたリソースへのアクセスが遅れていました。原因となるタイムアウトを特定した後、Cloudflareは8月22日6時33分ごろに問題が解決したと発表しています。
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Cloudflare Zero Trust障害の公式情報
| 項目 | 公式に確認できる内容 |
|---|---|
| 調査開始 | 2026年8月22日 5時43分ごろ(日本時間) |
| 原因特定 | 2026年8月22日 5時49分ごろ(日本時間) |
| 対象 | Cloudflare Zero Trust |
| 症状 | 一部のサービスプロバイダー構成で端末ポスチャーチェックが失敗 |
| 利用者への影響 | WARPポスチャールールに保護されたリソースへのアクセス遅延 |
| 復旧 | 2026年8月22日 6時33分ごろ(日本時間) |
| 公式の段階 | Resolved(解決済み) |
最新の更新と復旧状況は、Cloudflare公式インシデント情報で確認できます。対象コンポーネントはZero Trustであり、CloudflareのCDN、DNS、R2などすべてのサービスが停止しているわけではありません。
端末ポスチャーチェックとは
端末ポスチャーチェックは、アクセスしてきたPCやスマートフォンが会社のセキュリティ条件を満たしているかを確認する仕組みです。OSの種類やバージョン、ディスク暗号化、セキュリティ製品、証明書、管理状態などを条件にし、基準を満たす端末だけに社内アプリや管理画面へのアクセスを許可できます。
今回のように判定側で失敗すると、端末自体は正常でも「条件を満たしていない」と扱われたり、判定が終わるまで接続が待たされたりする可能性があります。利用者のパスワードやPC故障だけが原因とは限りません。
会社PCから接続できない時の確認順
- Cloudflare公式ステータスを確認する
Zero Trustが調査中または低下中なら、同じ会社の複数利用者に症状がないかを確認します。個人PCの初期化やWARPの再インストールを先に行う必要はありません。 - エラー表示と発生時刻を記録する
アクセス先、WARPの接続状態、表示されたメッセージ、発生時刻を残します。端末ポスチャー判定の失敗なのか、SSOやアプリ側の障害なのかを管理者が分けやすくなります。 - 社内で案内された代替経路だけを使う
緊急時用VPN、仮想デスクトップ、別の認証経路が用意されている場合は、会社の案内に従います。自己判断でセキュリティ保護を外してアクセスしないでください。 - 管理者へ対象ルールを伝える
Cloudflare Zero Trustの管理者には、対象ユーザー、端末、ポスチャールール、サービスプロバイダー構成、再現するリソースを伝えます。全利用者への影響か特定構成だけかを確認できます。 - 公式復旧後に再評価する
公式が解決済みになった後、WARPの再接続と対象リソースへのアクセスを一度確認します。症状が残る場合に限り、端末側の証明書やセキュリティ条件を見直します。
一般利用者が避けたい対応
端末状態の判定に失敗したように見えても、管理者の許可なくWARPをアンインストールする、証明書を削除する、端末管理を解除する、個人回線から直接社内システムへ接続するといった対応は避けてください。復旧後も会社PCが基準を満たさなくなったり、アクセス記録や保護が欠けたりするおそれがあります。
同様に、何度もログインや接続を繰り返すと、SSOや多要素認証側の制限が加わり、原因が複数になることがあります。障害中は症状と時刻を記録し、管理者の案内を待つことが安全です。
管理者が確認するポイント
- 影響するユーザーが特定のサービスプロバイダー構成に偏っているか
- 失敗しているポスチャールールと、正常なルールの違い
- WARP Clientの接続状態と端末情報の最終更新時刻
- Accessログ上で拒否、判定待ち、タイムアウトのどれになっているか
- 一時的な例外を設ける場合の対象、期限、承認者、復旧後の戻し忘れ防止
業務継続のため一時的な変更が必要でも、全利用者のポスチャールールを一括で無効にするより、対象を限定し、期限と復旧条件を決めるほうが安全です。公式が復旧を発表した後は、一時設定を元に戻し、アクセスログと端末判定が正常化したかを確認してください。
今回の障害と別の原因を見分ける
WARP自体が未接続、会社アカウントのSSOに失敗する、対象アプリだけ停止している、端末証明書の期限が切れている場合は、今回のポスチャーチェック障害と症状が似ることがあります。Cloudflare公式が解決済みになった後も一台だけ接続できない場合は、端末固有の状態を優先して確認します。
一方、同じ時間帯に複数利用者が、異なる端末でもWARP保護リソースへの接続遅延を訴えている場合は、公式障害との一致が強まります。状況を社内で共有する時は「Cloudflare全体が停止」と広げず、「Zero Trustの一部ポスチャーチェックで調査中」と対象を明示してください。
よくある確認事項
WARPが接続済みなら、今回の障害ではありませんか
WARPのトンネル接続と、その端末がアクセス条件を満たすかを確認するポスチャーチェックは別の段階です。WARPが接続済みと表示されていても、ポスチャー情報の取得や外部プロバイダーへの照会がタイムアウトすれば、保護された社内リソースへの接続が遅れたり拒否されたりする可能性があります。
一時的に許可ルールを緩めてもよいですか
一般利用者が判断する操作ではありません。管理者が業務影響と情報資産の重要度を評価し、対象ユーザー、アプリ、期間を限定したうえで実施します。変更前の条件と承認者を記録し、Cloudflareの復旧後に必ず元へ戻す手順まで決めてください。
Cloudflareが復旧したら何を確認しますか
公式ステータスがResolvedになった後、代表的な端末でポスチャー判定、WARP接続、対象アプリへのログインを順に確認します。一時例外を設けた場合は通常ルールへ戻し、失敗ログや待ち時間が平常値へ戻ったことまで確認すると、見かけ上だけの復旧を避けられます。
まとめ
2026年8月22日5時43分ごろから、Cloudflare Zero Trustの一部構成で端末ポスチャーチェックが失敗し、WARPのルールで保護されたリソースへの接続が遅れる障害が発生しました。Cloudflareは同日6時33分ごろに解決済みと発表しています。一般のWeb閲覧やCloudflare全体の停止ではありませんでした。
通信、クラウド、業務アプリ全体の現在の障害は、いま日本で発生しているシステム障害まとめで確認できます。
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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