Windows版Claude Coworkでローカルコマンドを実行できなくなる問題について、Anthropicが公式の障害情報を公開しています。同社は9月8日公開のWindows更新との関係を説明し、Microsoftが修正の公開に向けて対応していると案内しました。
今回の不具合は、アプリの再起動や再インストールでは改善しないと公式が説明しています。作業を急いでいても、同じ操作を繰り返したり、会社PCの更新を独断で削除したりせず、対象の症状と修正の配布状況を確認してください。
最終確認:2026年09月11日 08:51(日本時間)。以下の時刻は日本時間です。
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公式が確認している症状と影響範囲
Anthropicの説明では、Windows更新後にCoworkの作業環境からPCのドライブへアクセスできなくなり、ローカルコマンドが実行できない状態になります。一方、多くの利用者ではチャット、ファイルの読み取り、ファイルの編集は引き続き利用できるとされています。
- 対象製品:Windows版Claude Cowork。
- 主な症状:ローカルコマンドを実行できない。
- 関係する更新:公式が9月8日公開と説明するWindows更新。
- 現在の扱い:原因特定済み。復旧完了は未発表。
- 回避策:現時点でアプリ内の回避策は案内されていません。
「チャットができるからCoworkには問題がない」とは判断できません。今回の告知は機能ごとの影響を説明しているためです。逆に、ログインできない、ブラウザ版Claudeも応答しない、といった症状をすべて今回の問題に結びつけることもできません。
この公式告知では、対象となるKB番号、Windowsの詳細なバージョン、影響を受ける全利用者数は示されていません。Windows利用者全員に発生している、特定のKBを削除すれば直る、といった断定は避ける必要があります。Claude Code全体の停止を示す告知でもありません。
公式発表の時系列と修正の状況
- 9月8日:Anthropicが原因との関係を説明しているWindows更新の公開日。公式本文の日付をそのまま記載しています。
- 9月11日0時54分:Windows版Coworkの機能低下に関する公式告知の表示時刻。
- 今回の確認時点:Microsoftが修正を開発し、公開に向けて対応中と案内。修正の配布完了や適用対象のKB番号は未発表。
0時54分は公式告知の表示時刻であり、全利用者で障害が始まった時刻ではありません。また、「修正を開発した」という説明と「利用者に配布された」という状態は別です。修正が用意されたとの文言だけで、手元のPCも復旧済みと判断しないでください。
出典:Anthropic公式:Windows版Claude Coworkの機能低下。
作業中に止まった場合、先に確認すること
以下は公式告知を踏まえた、作業の重複やデータの取り違えを避けるための確認手順です。不具合自体を修復する方法ではありません。
- 止まった操作を記録します。ローカルコマンドの実行時か、チャット送信時か、ファイルを開く時かを分け、エラーの文面と発生時刻を残します。スクリーンショットを共有する場合は、顧客名、ファイルの内容、認証情報を伏せてください。
- 最後に完了した処理を確認します。実行に失敗した表示でも、その前の工程でファイルが作成・変更されている可能性を考え、保存先と更新日時を確認します。出力ファイルがある場合は中身も確認し、正常に完成したものと途中のものを分けて保管します。
- 更新履歴を確認します。Windowsの設定でWindows Updateの更新履歴を開き、最近適用された更新と日時を控えます。履歴を確認する段階で更新を削除する必要はありません。会社が管理する端末では、この情報を管理者へ渡します。
- 依頼内容を実行可能な部分と分けます。チャットやファイル編集が使える場合でも、コマンド実行を必要とする処理まで完了するとは限りません。出力が検証できた範囲だけを業務に使い、未実行の工程が残っていないか確認してください。
再起動・再インストールや更新の削除を急がない
今回の症状について、Anthropicは再起動や再インストールでは改善しないと明記しています。そのため、通常のアプリ不調で試す手順を機械的に繰り返すより、公式の修正情報を確認し、止まった業務を整理することを優先します。
Windows更新を削除する対処は、今回の公式告知では案内されていません。更新にはセキュリティ修正が含まれる場合もあり、削除によって別の業務アプリや会社の管理方針に影響する可能性があります。更新の削除、セキュリティ機能の停止、管理者権限の変更を自己判断で進めないでください。
同様に、Coworkへ何度も同じ処理を依頼する場合は、二重のファイル作成や上書きを避ける必要があります。特に一括変換、ファイル移動、名前変更などは、実際の保存先を確認してから次の対応を決めます。
会社の管理者へ伝える情報
問い合わせでは「Claudeが動かない」だけでなく、Windows版Coworkであることと、どの機能が使えないかを具体的に伝えると確認しやすくなります。
- PCの管理番号、Windowsのバージョン、最近の更新日時。
- Coworkで実行していた作業と、表示されたエラー。
- チャット、ファイルの読み取り・編集、ローカルコマンドのうち、成功するものと失敗するもの。
- 作業途中で作成・変更されたファイルの有無。
- この障害の公式告知URLと、業務上いつまでに必要な処理か。
緊急の作業を別のアプリや端末に移す場合も、会社の情報持ち出しルールに従ってください。機密ファイルを未承認の外部サービスへ送ることは、この不具合の解決策にはなりません。
Claude APIの遅延とは別件
同じ時期に、米国中西部を経由する一部顧客のClaude API通信で、応答遅延やタイムアウトが案内されていました。こちらは9月11日8時24分に公式上で解決済みへ更新されています。Claude APIの公式復旧情報。
APIの遅延が復旧しても、Windows版Coworkのローカルコマンド問題が解消したことにはなりません。製品名だけでなく、公式告知の対象機能を照らし合わせて確認してください。
修正が公開された後の確認
修正の配布が発表されたら、まず対象となる更新番号と適用条件を確認します。会社PCでは管理者の配布方針に従い、適用後は重要ファイルを直接処理する前に、コピーした小さなテスト用ファイルでローカル処理が完了するか確かめます。
以前に止まった業務を再開する際は、処理済みと未処理のファイルを確認してから実行してください。修正適用後も同じ症状が続く場合は、更新履歴とエラーを添えて管理者や公式サポートへ相談します。
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よくある疑問
ファイルが消えたという障害ですか
今回の公式説明は、Coworkの作業環境からドライブへアクセスできず、コマンドを実行できないという内容です。利用者のファイルが消失したと発表しているわけではありません。ただし、途中で止まった個々の作業の結果までは公式告知だけでは分からないため、保存先を確認してください。
Mac版でも同じ対処が必要ですか
この告知の対象はWindows版です。Mac版で不調がある場合に、Windows更新との関係を前提に対処するのは適切ではありません。別の障害告知や、その端末で起きている症状を確認します。
ログアウトして確かめるべきですか
今回の公式告知でログアウトは回避策として案内されていません。チャットが使えていて、ローカルコマンドだけが止まっている場合は、未保存の作業を確認し、まず対象機能とエラーを記録してください。
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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