OneDriveで他のユーザーから共有されたフォルダが、自分のOneDriveの「共有ビュー」に大量に表示されると、目的のファイルを見つけづらくなります。特に大規模な組織では、自分に関係のない共有フォルダが一覧に並び、作業効率が低下することがあります。この記事では、共有フォルダを完全に削除せずに、自分の一覧から非表示にする具体的な手順と、注意すべきポイントを解説します。非表示と削除の違い、会社のポリシーで制限される場合の対処法もカバーしますので、状況に応じて適切な方法を選んでください。
【要点】この記事で確認すること
- 最初に見る場所: OneDrive Webの「共有」ビュー、またはWindowsのOneDriveフォルダ内のショートカット
- 切り分けの軸: フォルダを非表示にする方法は、Webでは「共有から削除」、ローカルでは「ショートカットの削除」。会社PCで勝手に変更できない場合は管理者に依頼
- 注意点: 非表示にしても元の共有は継続。削除は自分だけが見えなくなるだけで、他のメンバーや共有者に影響しない
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目次
共有フォルダを非表示にする理由と基本的な考え方
OneDriveには「自分と共有」というセクションがあり、自分に対して共有されたすべてのフォルダやファイルが表示されます。これは「共有ビュー」と呼ばれ、デフォルトで表示されます。業務上必要なフォルダ以外にも、過去に共有されたものや、自分がメンバーになっているチームサイトのドキュメントライブラリなどが表示されるため、一覧が煩雑になることがあります。
非表示にするとは、自分のOneDrive上の表示からそのフォルダを消すことを指します。共有そのものを解除するわけではないため、共有リンクや他のメンバーとの共有状態は維持されます。ただし、自分からはそのフォルダへのアクセスができなくなるわけではありません。再度表示させるには、共有元のユーザーからもう一度共有リンクを送ってもらうか、自分で「共有ビュー」に戻す操作が必要です。
会社PCでは、グループポリシーによって共有ビューのカスタマイズが制限されている場合があります。その場合は、管理者に依頼して不要な共有を整理してもらう必要があります。
Web版OneDriveで共有フォルダを非表示にする手順
OneDriveのWebブラウザ版では、共有フォルダを「共有ビュー」から削除することで非表示にできます。以下の手順で行います。
- ブラウザで https://onedrive.live.com/ にアクセスし、会社のアカウントでサインインします。
- 左側のナビゲーションペインで「共有」をクリックします(または「自分と共有」)。
- 非表示にしたいフォルダを探します。一覧に表示されていない場合は、上部のフィルターや検索を使って絞り込みます。
- フォルダ名の右側にある「情報(i)」アイコンをクリックするか、フォルダを右クリックして「詳細」を選択します。
- 開いた詳細パネルの下部にある「共有から削除」をクリックします。
- 確認ダイアログが表示されるので「削除」をクリックします。これで共有ビューからフォルダが消えます。
削除後も、そのフォルダへの共有リンクがあればアクセス可能です。また、再度共有ビューに表示させるには、共有元から再共有してもらうか、自分で「共有」を開いて「最近使用したアイテム」などから探す方法もあります。
Windows版OneDriveで共有フォルダのショートカットを削除する方法
WindowsのエクスプローラーでOneDriveを利用している場合、共有フォルダは「OneDrive – 会社名」フォルダ内に「共有」というセクション(または「自分と共有」)として表示されます。この場合、フォルダを非表示にするには、そのショートカットを削除します。
手順:ショートカットを削除する
- エクスプローラーを開き、OneDriveフォルダ(OneDrive – 会社名)を開きます。
- 左側のナビゲーションペインで「共有」をクリックし、表示されたフォルダ一覧から削除したいフォルダを探します。
- フォルダを右クリックし、「削除」を選択します。これでローカルのショートカットが削除され、エクスプローラー上から見えなくなります。
- ゴミ箱を空にする必要はありません。ショートカットが削除されただけで、共有そのものは有効です。
注意点として、この操作はローカルPCのショートカットのみを削除するため、Web上の共有ビューには影響しません。Web上でも非表示にしたい場合は、前述のWeb版手順を実行する必要があります。
モバイルアプリ版OneDriveで共有フォルダを非表示にする
スマートフォンやタブレットのOneDriveアプリでも、共有フォルダを非表示にできます。ただし、アプリのバージョンによってUIが異なるため、最新の状態にアップデートしておくことをおすすめします。
一般的な手順は以下のとおりです。
- OneDriveアプリを開き、下部の「共有」タブをタップします。
- 非表示にしたいフォルダの右側にある「…」(その他)アイコンをタップします。
- メニューから「共有から削除」または「削除」を選択します。
- 確認画面で「削除」をタップして完了です。
これでアプリ上の共有ビューからフォルダが消えます。以降、再度アクセスするには共有リンクが必要です。
共有フォルダの非表示と削除の違いを比較する
「非表示」と「削除」は混同されがちですが、意味が異なります。以下の表で違いを確認してください。
| 操作 | 自分の共有ビュー | 他の共有メンバーへの影響 | フォルダへのアクセス権 | 復元方法 |
|---|---|---|---|---|
| 共有から削除(非表示) | 一覧から消える | なし | 保持(リンクがあればアクセス可能) | 共有リンクの再取得または再共有 |
| ショートカットの削除(ローカル) | エクスプローラーから消えるが、Webには残る | なし | 保持 | OneDriveフォルダ内の「共有」から再度追加 |
| 共有の完全削除(共有解除) | 一覧から消える | 自分以外の共有メンバーにも影響(自分が共有者なら全員から削除) | 失う | 共有者に再共有を依頼 |
この表からわかるように、単に自分の一覧から非表示にしたいだけなら「共有から削除」または「ショートカットの削除」で十分です。共有自体を解除すると元に戻せなくなる可能性があるため、注意してください。
失敗パターンと注意点
非表示操作でよくある失敗パターンをいくつか紹介します。
- 「共有から削除」ボタンが見つからない: 一部の組織では、管理者が共有ビューのカスタマイズを制限しているため、このボタンが表示されないことがあります。その場合は自分で対処できませんので、IT管理者に連絡して共有を整理してもらう必要があります。
- 間違えて「削除」を選んでしまった: 上記の手順で「共有から削除」を選んだつもりが、フォルダ自体を削除するオプションを選んでしまうケースがあります。特にWeb版では、「削除」ボタンが複数あるため注意が必要です。誤ってフォルダ自体を削除すると、自分だけでなく他の共有メンバーもアクセスできなくなるため、必ず「共有から削除」を選んでください。
- ショートカットを削除してもWebに残る: ローカルのショートカットを削除しただけでは、Web上の共有ビューからは消えません。両方を非表示にしたい場合は、Web版でも同様の操作が必要です。
- 非表示にしたフォルダが再表示される: 共有元がフォルダの共有設定を更新したり、自分が再度そのフォルダにアクセスすると、自動的に共有ビューに再表示されることがあります。これは仕様であり、完全に非表示を維持したい場合は定期的に確認するか、不要な共有を共有元に解除してもらう必要があります。
管理者に確認すべき情報と制限事項
会社のOneDrive環境によっては、ユーザーが共有ビューをカスタマイズできない場合があります。その場合は、以下の情報を管理者に伝えるとスムーズです。
- 非表示にしたい共有フォルダの名前と共有元(ユーザー名またはグループ名)
- 共有フォルダがどのような経路で共有されたか(直接共有、チームサイト経由など)
- 自分だけで非表示にしたいのか、他のメンバーにも影響する共有解除が必要なのか
管理者は、SharePoint管理センターやOneDrive管理センターから、特定の共有を解除したり、ユーザーの共有ビューの設定を変更したりできます。ただし、チームサイトのドキュメントライブラリなどは、サイト自体の権限設定が必要になるため、自分で非表示にできないことが多いです。
よくある質問(FAQ)
非表示にしたフォルダを再度表示するにはどうすればいいですか?
共有元から再度共有リンクを送ってもらうか、自分が以前アクセスした履歴からたどる方法があります。Web版OneDriveの「最近使用したアイテム」に残っている場合があります。また、共有元のユーザーが再共有してくれると、再度共有ビューに表示されます。
非表示にしたフォルダのアクセス権はどうなりますか?
アクセス権は維持されます。非表示はあくまで自分のビューから隠すだけなので、共有リンクや直接URLを知っていればアクセス可能です。
会社のポリシーで「共有から削除」ができない場合、どうすればいいですか?
その場合は、自分で対処できません。IT管理者に連絡して、共有フォルダを整理してもらうか、自分に関係のない共有を解除してもらう依頼をしてください。
チームサイトのドキュメントライブラリも非表示にできますか?
チームサイトのドキュメントライブラリは、OneDriveの「共有」ビューに表示されることがありますが、これはサイトへのアクセス権に基づいています。自分で非表示にすることはできません。管理者がサイトの権限設定を変更する必要があります。
まとめ
OneDriveの共有フォルダを非表示にする方法は、Web版・Windows版・モバイルアプリ版それぞれに用意されています。基本的には「共有から削除」を選ぶことで、自分だけがフォルダを見えなくできます。ローカルのショートカット削除はエクスプローラ上の表示を消すだけなので、Web版と併用すると効果的です。非表示にしても共有自体は継続するため、必要なときに再度アクセス可能です。会社のポリシーで制限されている場合は、管理者に相談しましょう。
超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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