【PDF】縦書きで文字を追加したい時の方法と、回転・1文字改行との違い

【PDF】縦書きで文字を追加したい時の方法と、回転・1文字改行との違い
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PDFの余白に氏名や「社外秘」を縦に書きたいときは、必要な文字数と、元のWordなどを編集できるかで方法を選びます。横書きの文字列を90度回すと、文字そのものも横向きになります。日本語の縦書きに直す操作とは別です。

【要点】長文は元文書で縦書きにし、短い追記は仕上がりを確認して配置します。

  • 元文書がある:縦書き対応の文書作成ソフトで修正し、PDFを作り直します。
  • 既存PDFの縦書きを修正する:編集機能のあるAcrobatで、文字とフォントの条件を確認します。
  • 数文字を補う:注釈の改行で縦に並べる方法がありますが、句読点や長音の組み方は縦書きと同じになりません。

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縦書き・回転・1文字ごとの改行は仕上がりが違う

縦書きは、文字を上から下へ並べるだけでなく、句読点、括弧、長音記号などの向きや位置を整える組版です。横書きの「社外秘」を回転させたものは、読む人が首を傾ける向きになります。一文字ずつ改行すれば漢字を正面向きに並べられますが、「。」が横書きの位置に残るなどの違いがあります。

縦書きでは社・外・秘が上から正しい向きで並び、横書きの90度回転では各文字も横向きになる比較
文字列の回転では、一文字ずつの向きも変わります。縦書きの文字組みとは異なるため、句読点や長音も確認します。

「山田太郎」のような短い漢字名なら改行による配置で用が足りることがあります。一方、「コーヒー(無料)」、住所、複数段落の文章は、記号や行送りの調整が増えます。縦書きの設定がある元文書で組む方が、後から文字数が変わったときにも直しやすくなります。

Acrobatの既存縦書きテキストの編集と、無料Readerで追加するコメントは機能が異なります。Adobeの縦書き編集の説明は、すでに縦書きが含まれるPDFを対象にしています。任意の注釈に縦書きボタンがあることを意味しません。

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短い文字をReaderのテキストボックスで縦に並べる

次はPC版Acrobat Readerで、コメントの追加が許可されたPDFに、短いラベルを補う方法です。フォームの決められた入力欄や、PDF本文を直接書き換える「編集」とは区別してください。原本を残したコピーで始めます。

  1. PDFの追記位置を拡大します。余白や記入欄の高さを見て、元の文字を覆わずに置ける場所を決めます。
  2. コメントのテキストボックスを追加します。「コメントを追加」のツールからテキストボックスを選び、追記する位置に枠を作ります。旧画面では「コメント」ツール内にあります。
  3. 文字を一文字ずつ改行して入力します。例として「社」、改行、「外」、改行、「秘」と入力します。長音や句読点を含む場合は、縦書きとして適切な向きになっているか別に確認します。
  4. 文字サイズと枠を整えます。文字を選択して書式を調整し、枠を選択して位置と高さを合わせます。背景や枠線が不要なら、当該注釈のプロパティで変更できる項目を確認します。
  5. 保存したPDFを開き直します。選択枠が消えた状態で全文字が見えるか、通常の表示倍率で読めるかを確認します。紙に渡す場合は、コメントを含む印刷設定で1ページ試し刷りします。

ボックスの縁を操作するのは配置変更、文字を選択するのは書式変更です。枠を狭くするだけでは、長音記号などが縦書き用に変わるわけではありません。文字が切れたら、まず枠の高さを確保し、周囲の内容との間隔を確認します。

短いラベルでも、読み方が紛らわしくなる場合は横書きの追記に変更するか、元文書の作成者に縦書きでの追加を依頼します。見た目を整えるために、記号だけを別の似た文字へ置き換えると、検索やコピー後の内容が変わります。

長い文章と、すでにある縦書きを直す場合

元のWordなどを編集できる場合

元文書の縦書き設定を使い、文書全体または該当テキストボックスを直してPDFへ書き出します。Wordではテキストボックスの「文字列の方向」に複数の選択肢があります。90度・270度の回転と日本語の縦書きを区別し、プレビューで各文字が正面を向き、句読点の位置が適切かを確かめます。Wordの文字列の方向と配置も参照してください。

変更後はPDFを別名で出力し、Word上だけでなくPDFの該当ページを見直します。文字を増やしたことで行が一つ増えた、隣の列へはみ出した、用紙の端に近づいた、という違いはこの段階で修正します。元文書の編集可能な版も残しておくと、次回の訂正を注釈で重ねずに済みます。

PDFに元から縦書きの文字がある場合

編集機能を利用できるAcrobatでは、「編集」で対象の縦書き文章を選んで修正します。文字の追加・削除には、編集するフォントがPCにインストールされていることなどの条件があります。編集が禁止されたPDFや、文字に見えても画像である部分は同じ手順で直せません。

全文を選んで一度に置き換える前に、コピー上で短い一箇所を試します。隣の列との重なり、句読点、英数字の向きまで見てから作業を広げてください。これは縦書きのPDFをWordへ変換した際の順序崩れを直す作業とは異なり、PDF内の既存文字を修正する方法です。

方法を選ぶ際に確認したい条件

目的 選ぶ方法 確認する点
短い漢字の氏名やラベルを追記 コメントを一文字ずつ改行して配置 全文字の表示、枠の高さ、印刷対象
記号を含む長文を縦書きにする 元文書の縦書き組版からPDFへ再出力 句読点・括弧・長音・改段
既存の縦書きの誤字を直す 編集機能のあるAcrobatで対象文字を修正 編集許可、フォント、画像ではないこと
スマホで数文字だけ追記 利用中のアプリにある文字・手書き機能を使用 機能の有無、指での位置調整、保存後の表示

Edgeやスマホアプリは、表示される文字入力機能や書式の範囲が異なります。回転ハンドルがあるから縦書きができるとは判断しないでください。短い文字列で試し、読みづらい場合や必要な調整項目がない場合は、PCまたは元文書側で仕上げます。

注釈をPDFへ印刷し直す方法は、リンクやフォームなどの機能を変えることがあります。単に縦書きを追加する目的で、元のファイルを置き換える必要はありません。受け渡し先で見えないときは、まず注釈表示の有無と、実際に添付したファイルが保存後の版かを確認します。

まとめ

PDFへの縦書き追記は、数文字のラベルと文章の組版を分けると選びやすくなります。一文字ずつ改行する方法を使う場合も、回転だけで済ませず、各文字の向きと記号の位置を確認してください。正式な長文は元文書で整え、保存したPDFを開き直して完成形を確認します。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。