スマホに保存済みの写真を3枚まとめてメールで渡すなら、画像を1つのPDFに取り込んでから添付します。撮り直す必要はありません。例えば、商品の全体、傷の拡大、型番の3枚をその順に並べれば、相手は1つの添付ファイルで状況を確認できます。
ここではiPhoneとAndroidの両方に対応するAdobe Scanで、保存済み写真を読み込む方法を使います。PDFはAdobeのクラウドストレージに保存されるため、使用するアカウントと写真を預けてよいかを確認してから始めます。
【要点】写真を選ぶ前に順番を決め、自動切り取りで必要な部分が欠けていないか確認します。PDF保存後は、共有リンクではなくファイルのコピーをメールへ添付します。
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写真3枚の用途と順番を決める
まず写真アプリやギャラリーで、使う写真だけを見直します。同じ場面を何枚も撮っている時は、ぼけていない1枚を選びます。写真をPDFに入れても、元画像で読めない型番や小さい文字が鮮明になるわけではありません。
「全体→問題のある部分→型番」のように、相手が理解しやすい順番を決めます。撮影日時順が説明順と一致するとは限りません。古い写真を最後に追加した場合も、保存前のページ一覧で正しい位置に入っているか確認してください。
提出先が画像ファイルを個別に指定している時は、PDFにまとめない方が適切です。JPEGを3点添付する指定なら、その形式で渡します。反対に、提出フォームが1ファイルだけを受け付ける場合や、書類としてページ順を保ちたい場合に、PDF化が役立ちます。
写真には必要な箇所以外も写っています。商品写真の背景に住所や別の書類がある時は、原画像のコピーを使って範囲を見直します。相手に見せる必要のない部分を除いた画像を用意してから、PDFを作ると取り違えを減らせます。
Adobe Scanへ保存済み写真を取り込む
Adobe Scanの基本的な写真取り込みとPDF保存を使います。Acrobat Readerの有料結合機能で既存PDFをまとめる操作とは別です。iPhoneとAndroidで写真へのアクセス許可の画面は異なりますが、必要な画像をScanから選べる状態にします。
- Adobe Scanを開いてサインインします。撮影画面の画像追加のボタンから、保存済みの写真を選ぶ画面を開きます。
- 対象の3枚を選びます。書類だけを表示する絞り込みで写真が見えない場合、Androidは「すべての写真を表示(Show all photos)」へ切り替えます。iPhoneは「書類のみ表示(Show only documents)」をオフにします。
- 写真全体を残したい時は、読み込み時の「自動切り取り(Auto-crop)」をオフにします。書類向けの自動切り取りで商品の端が消えないようにします。
- チェックマークで取り込みを確定し、各ページを確認します。
- 向きを直し、ページの並べ替えで全体、傷、型番の順にします。余分な画像が入った時はそのページだけを外します。
- 用途の分かる名前を付け、「PDFを保存(Save PDF)」を実行します。
写真が一部しか選べない場合は、アプリに許可した写真の範囲を確認します。クラウドにのみ保存されている原画像なら、写真を開いて内容の読み込みが終わってから再度選びます。サムネールが見えることと、元の画質の画像を取り込めることは同じではありません。
この取り込み方法は、AdobeのiOS版の写真からのスキャン作成とAndroid版の写真取り込みで案内されています。機種に依存するGoogleフォトの複数枚印刷メニューを探し続ける必要はありません。
Microsoft Lensで新規スキャンを作成できる期間は2026年3月9日で終了しました。これから導入する代替アプリとして選ばないでください。以前の操作説明にLensが載っていても、既存の写真を使う場合は現在利用できる方法でPDFを作ります。
自動補正より、写真の内容を正しく残すことを優先する
Adobe Scanは書類の輪郭を検出するアプリなので、風景や商品写真でも、紙のような範囲へ自動で切り取られることがあります。商品全体の写真では外周まで残し、型番の写真では周囲を少し残して、何の表示か分かるようにします。
白黒にすると読みやすい書類でも、商品の傷、汚れ、色違いを伝える写真には向きません。元の色を残せる表示にし、補正で傷が薄くなったり、色が極端に変わったりしていないか確認します。背景をきれいにするための消去操作も、説明したい箇所には使わないでください。
縦写真と横写真が混じる場合、ページの向きがそろわないことはあります。無理にすべて縦へ切り取るより、写真全体を見せた上で読む向きを整えます。PDFの余白が少し増えても、必要な内容を切り落とすより伝わりやすくなります。
3枚を取り込んだら、PDFも3ページになっているか確認します。複数の写真を1枚に小さく並べたい要求とは別なので、提出先に「1ページ」と言われている場合は、レイアウト作成に対応するアプリで配置から組み直します。
PDFにまとめても、画像を読むための解像度が自動で増えるわけではありません。確認時は型番や細部を拡大し、元の写真で見える部分がPDFでも読めるか比較します。PDFだけ荒くなった時は、過度な圧縮を避けて保存し直す判断ができます。
保存したPDFのコピーをメールへ添付する
Adobe Scanの共有は、ファイルへのリンクを送る方法と、コピーを渡す方法を区別します。PDF添付を求められている場合は、共有から「コピーを共有(Share a copy)」を選び、メールアプリへ渡します。リンクが本文に入っただけなら、添付ファイルとして送れているかを確認してください。
- 保存したPDFを開き、3ページの内容と順序を確認します。
- 共有のメニューで「コピーを共有」を選び、利用するメールアプリを指定します。
- 宛先、件名、写真の説明を入力します。「全体・傷・型番の順で3ページあります」と書くと、見る場所が伝わります。
- 添付欄にPDFのファイル名があることを確認します。画像3枚だけや、共有リンクだけになっていないか見ます。
- 添付内容と宛先を確認して送信します。
メールアプリを選べない場合は、コピーを端末のファイル保存先へ保存し、メールのファイル添付から選びます。保存する操作名は共有先によって異なりますが、写真の選択画面へ戻るのではなく、完成したPDFを選ぶことがポイントです。
添付の容量上限を超える時は、まず重複写真が入っていないか確認します。その次に、用途に不要な高解像度を抑えるか、相手が受け取れるクラウド共有に切り替えます。容量を下げた後は、型番や文字を拡大し、読める状態を保っているか再確認してください。
| 送り方 | 相手へ届くもの | 確認点 |
|---|---|---|
| PDFのコピーを添付 | 送信時点のPDFファイル | 添付容量、ファイル名、ページ数 |
| クラウドのリンク | 保存先を開くためのURL | 相手の閲覧権限、リンク共有の可否 |
| 写真を個別添付 | 複数の画像ファイル | 相手が画像を指定しているか |
順番と画質を確かめた1ファイルを送る
写真をPDFにする目的は、相手に見てほしい内容を順番どおり渡すことです。選ぶ画像、自動切り取り、ページ順、メールの添付対象を順に確認すれば、写真の欠けや送り忘れを減らせます。
完成したPDFと元の写真は、送付内容の確認が済むまで残します。既にPDFになっている2つの資料を合わせたい場合は、PDF同士を結合する手順を使ってください。
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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