「DNSサーバーは応答していません」と出る場合は、サイト名をIPアドレスへ調べる処理がうまくいっていない可能性があります。ただし、DNSサーバーだけでなく、Wi-Fi、VPN、回線の不調でも到達できなくなります。キャッシュ削除やDNS変更を行う前に、影響範囲を確認してください。
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1. 一台だけか、同じ回線全体かを確認する
同じWi-Fiにつないだ別端末で、複数の既知のサイトを開けるか確認します。一台だけならPC側、全端末ならルーターや回線側を調べる手掛かりになります。特定サイトだけの場合は、そのサイトの障害やドメイン設定も考えられます。
スマートフォンを比較に使う時は、Wi-Fiではなくモバイル回線へ自動で切り替わっていないか注意してください。会社PCでは、VPN接続の有無や社内サイトだけで起きるかも記録します。社内向けDNSを使う環境では、外部DNSへの変更が逆効果になります。
2. DNSへの問い合わせとキャッシュを確認する
コマンドプロンプトでnslookup example.comのように既知のドメインを問い合わせると、使用するDNSサーバーと応答を確認できます。example.comは例示用で、仕事の調査では問題のドメイン名に置き換えます。https://やページのパスは含めません。
応答がない結果は調査材料になりますが、一回の失敗でサーバー故障と断定はできません。社内の名前やIPアドレスを含む結果は、公開掲示板ではなく管理者へ伝えてください。ブラウザー独自のセキュアDNS設定があると、コマンドと経路が異なる場合もあります。
Windowsの古い名前解決結果が関係している場合は、次のコマンドでローカルキャッシュを消去できます。権限を求められる環境では、管理者に実行を依頼します。
ipconfig /flushdns
完了後に同じサイトを開き直します。成功表示はキャッシュを消せたという意味で、インターネットが復旧した保証ではありません。
3. DNS設定の変更は元の値を確認してから
DNSを変えると、名前の問い合わせ先が変わります。通信回線全体が速くなる保証はなく、会社の名前解決やフィルタリングが使えなくなることもあります。業務端末やVPN利用中は、管理者の案内なしにパブリックDNSへ変更しないでください。
自宅回線で提供元から変更を案内された場合も、現在が自動取得なのか手動指定なのか、元の値を控えてから行います。IPv4だけ変更しても他の設定が残る場合があるため、回線事業者やルーターメーカーの手順に合わせます。
設定変更で直らなければ元に戻して比較します。DNS、プロキシ、VPN、セキュリティソフトを同時に変えると、どこが影響したか追えなくなります。まず一項目ずつ、結果を残して進めましょう。
4. 回線側の対処が必要な場合
複数端末で問題が続くなら、回線やサービスの公式障害情報を確認します。ルーターを再起動する場合は、利用者全員の通信や電話への影響を確認し、機器の説明書に従います。会社や共有設備の電源を勝手に抜かないでください。
改善しない場合は、発生時刻、回線、VPN状態、開けるサイトと開けないサイト、実行した操作を伝えます。ipconfigの公式仕様を確認し、目的の違うreleaseやrenewまでまとめて実行しないようにします。
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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