【Word】画像が灰色・空白になるときの確認|画面表示と印刷結果を分けて直す

【Word】画像が灰色・空白になるときの確認|画面表示と印刷結果を分けて直す
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Wordの写真が灰色の枠になったら、画像を削除する前に、画面だけの問題かを確かめます。印刷プレビューや作成したPDFで写真が見えるなら、元画像を入れ直すより、Wordの表示設定を調べる方が先です。

ここではWindowsのデスクトップ版Wordを対象にします。写真の輪郭は見えるが枠内が空白になる症状と、写真そのものが白黒になる症状は、確認する設定が異なります。

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1. 灰色になっている場所と出力結果を確認する

同じページを[表示]→[印刷レイアウト]と、[ファイル]→[印刷]のプレビューで見比べます。文書全体か、一つの画像だけかも控えます。本文を編集していないのに写真の中身だけが見えないなら、表示設定を変更する余地があります。

ページ番号や目次の文字の周りにだけ薄い灰色が付く場合は、フィールドの網かけなどの画面表示も考えられます。写真の枠内が空になる症状と取り違えないでください。灰色が印刷されるかどうかは、プレビューと出力ファイルを確かめて判断します。

※ お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Wordトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. 図を省略する設定と図形の表示を見直す

  1. [ファイル]→[オプション]→[詳細設定]を開きます。
  2. [構成内容の表示]で[図をイメージ枠で表示する]をオフにします。
  3. 図形やテキストボックスも見えない場合は、[描画オブジェクトとテキストボックスを画面に表示する]をオンにします。
  4. [OK]で閉じ、同じページの画像が表示されるか確認します。

画像の圧縮率や解像度は、この表示設定とは別です。枠の中身を戻す目的で全画像を圧縮すると、細かい文字や写真の画質を落とすおそれがあります。圧縮は表示が戻ってから、容量を減らす必要がある場合に検討してください。

上の経路はWindows版のものです。Mac版やブラウザー版で同じ項目を探し続けず、使っている版の設定を確認します。Microsoftの非表示の内容を表示する説明にも、Wordの画像・図形の設定が載っています。

3. 印刷やPDFでも欠ける場合は別に調べる

図形やテキストボックスが印刷されない場合、Windows版の[オプション]→[表示]で[Wordで作成した描画オブジェクトを印刷する]を確認します。ページの背景色・背景画像だけが出ない場合は、同じ画面の[背景の色とイメージを印刷する]が確認対象です。背景の設定を変えても、通常の挿入写真がすべて復活するわけではありません。

PDFへ直接保存した場合と、プリンターとしてPDFを選んだ場合も分けて記録します。画面表示、Wordの印刷、PDF閲覧で同じ現象が起きているとは限らないためです。設定を一度に変えず、一つ変えるたびに新しい名前で出力すると比較できます。

4. 一枚だけ戻らないときは元画像を確かめる

先に文書のコピーを保存します。挿入前の写真が残っていれば、画像ビューアーで正常に開けるか確認してください。コピーした文書でその画像を挿入して比べれば、元画像の状態と既存の配置を分けて調べられます。

リンクとして挿入した画像なら、リンク先のファイルが移動・削除されていないか、接続先へアクセスできるかを確認します。ただし、画像が一枚見えないというだけでリンク切れとは断定できません。元画像が見つかるまで、既存の画像を原本から削除しない方が復旧の選択肢を残せます。

写真の絵柄は見えるものの白黒や薄い色になっているなら、[図の形式]の色・修整などを確認します。紙に出したときだけ白黒なら、選択したプリンターのカラー設定も調べます。灰色の空枠とは別の症状です。

5. 症状別の確認先

症状 先に確認すること
画面で写真が枠だけになる 印刷レイアウトとイメージ枠の設定
図形・テキストボックスも画面から消える 描画オブジェクトの画面表示
印刷で図形や背景だけが欠ける 対象に対応する印刷オプション
特定の画像だけ表示も出力もできない 元画像、リンク先、文書のコピーでの比較
絵柄はあるが白黒になる 画像の色設定とプリンターのカラー設定

6. 表示が戻ったら保存先と配布版も確かめる

画像が戻ったページだけでなく、前後の写真や図形も確認します。印刷に使うなら試し刷り、PDFで渡すなら保存したPDFを開き、画像内の文字まで読めるか確かめてください。

圧縮、全図形の前面化、文書全体の形式変換をまとめて行う必要はありません。画面と出力でどこに差があるかを確認し、必要な設定だけを直すと、配置や画質を保ったまま対処できます。

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Wordトラブル完全解決データベース この記事以外にも、Wordのエラーや不具合の解決策を多数まとめています。困った時の逆引きに活用してください。
この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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