Wordで長い資料を印刷する前に、代表的な1ページを1部だけ出すと、文字の小ささや端の欠けを確認できます。「部数を1」にするだけでは文書全体が出るため、印刷するページの範囲も指定します。
以下はWindowsのデスクトップ版Wordの基本操作です。まず片面・1ページ/枚で1ページだけを試し、仕上がりを確認してから本番の範囲と部数へ戻します。
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1. 試し刷りするページとプリンターを選ぶ
文字だけの表紙より、本文・表・小さな注記など、確認したい要素が入ったページを選びます。資料のすべてが同じ作りでないなら、1枚の結果だけで全ページの品質が分かったとは考えません。
「ファイル」→「印刷」、またはCtrl+Pで印刷画面を開き、プリンター名を確認します。複数の機種を使う職場では、最後に選んだ機器が今回も正しいとは限りません。PDFプリンターを選ぶと紙には出ません。
プレビューで、見出し、表の右端、ページ番号、最後の行を見ます。拡大表示で内容を読むことと、紙へ出す倍率を変更することは別です。
2. 1ページ・1部・片面に設定する
- 部数を「1」にします。
- 「すべてのページを印刷」の一覧から「ユーザー指定の範囲を印刷」を選びます。
- ページ欄へ対象の番号を一つ入力します。先頭から1の連番が付いた文書の3ページなら「3」です。
- 片面印刷、1ページ/枚を選びます。
- 用紙サイズ・向き・給紙するトレイを実際の用紙と合わせます。
- 本体側の部数や表紙用紙の設定も確認してから印刷します。
紙面のページ番号を途中で振り直している文書では、「3」が先頭から3枚目とは限りません。印刷する内容と番号の関係を確認してください。「現在のページを印刷」を使う場合も、Microsoftの案内に沿ってプレビューに表示されるページを確かめます。
1ページ/枚は割付の設定で、原寸100%を保証する表示ではありません。寸法が重要な帳票は、用紙に合わせる拡大縮小が有効になっていないかも確認します。
3. コメントや追加ページを出す設定を確認する
配布用の本文だけを試すなら、印刷画面の「変更履歴/コメントの印刷」を確認します。校正用なら必要な履歴を含めます。目的を決めずにチェックを外すと、確認したい修正箇所が紙に出ません。
「ファイル」→「オプション」→「表示」にある「ドキュメントのプロパティを印刷する」が有効だと、本文とは別に情報のページが印刷されます。本文1枚だけを確認したいときは、この指定も見ます。会社のプリンターが出す識別用の表紙や区切り紙は別の設定なので、必要なら管理者に確認します。
| 設定 | 決めること |
|---|---|
| 範囲 | 文書のどのページを出すか |
| 部数 | その範囲を何組出すか |
| ページ/枚 | 用紙の片面へ何ページ並べるか |
| 片面・両面 | 紙の裏側も使うか |
4. 出てきた紙で大きさと欠けを確かめる
画面を拡大すれば読める文字も、紙では小さすぎることがあります。本文だけでなく、脚注、表の見出し、凡例、連絡先などを通常の距離で読んでみます。原寸指定の欄や線がある場合は、必要な寸法になっているかも確認します。
端が切れているなら、Word・ドライバー・実物の用紙サイズと、プリンターの印刷可能範囲を調べます。どの機種でも余白3mmなら足りる、とはいえません。切れた分を埋めるために、文書全体の文字をすぐ縮めないでください。
本番がカラーならカラーで試します。グレースケール印刷は色の区別や薄い網掛けの確認に使えますが、機種によって使用するインクの扱いが異なるため、カラーインクを一切使わない保証にはなりません。
5. 本番印刷は範囲と部数を設定し直す
試し刷りがよければ、本番で必要な範囲を選び直します。全体を出すなら「すべてのページを印刷」へ戻し、必要部数を入力します。複数部では部単位の印刷順も確認してください。試した1ページだけを大量に出す取り違えを防げます。
本番が両面なら、表裏の組になる2ページを使った別の確認が必要です。片面1枚の試し刷りでは裏面の上下や綴じ方向は確認できません。両面印刷の綴じ方向を確認してから部数を増やします。
用紙サイズが異なる章や、横向きのページが混じる資料は、その部分も確認します。設定を変えて再試行するときは、変更した項目を一つずつ確認すると原因を追いやすくなります。
6. 出ないときは連打せず印刷待ちを見る
印刷ボタンを押しても出ない場合は、本体の表示と印刷キューを確認します。同じジョブが残っている間に再送すると、復旧後に重複して出る場合があります。印刷待ちの確認と取消を行ってから再開します。
基本操作はMicrosoftのWord印刷手順、追加情報の印刷はWordの表示・印刷オプションで確認できます。試し刷りはページ・部数・片面/両面・割付を組み合わせて指定するのが基本です。
超解決 Excel・Word研究班
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