【Zoom】EpocCamでスマートフォンをWebカメラとして使う設定

【Zoom】EpocCamでスマートフォンをWebカメラとして使う設定
🛡️ 超解決

Zoomでビデオ通話をするときに、パソコン内蔵のカメラでは画質が物足りないと感じたことはありませんか。特にノートパソコンのカメラは解像度が低く、明るさが不足しがちです。そんなときに役立つのが、スマートフォンを高画質なWebカメラとして活用する方法です。EpocCamというアプリを使えば、iPhoneやAndroidのカメラをワイヤレスまたはUSBでパソコンに接続し、Zoomのカメラとして認識させられます。この記事では、EpocCamのインストールからZoomでの設定手順までを詳しく解説します。これで手軽にプロ並みの映像品質を手に入れられます。

【要点】EpocCamでスマホをZoomのWebカメラにする3ステップ

  • iOS版またはAndroid版のEpocCamアプリ: スマートフォンに無料アプリをインストールし、同じWi-Fiネットワークに接続します。
  • パソコン用ドライバーソフトウェア: 公式サイトからドライバーをダウンロードしてインストールすると、スマホが認識されるようになります。
  • Zoomのカメラ設定: ミーティング中にカメラを「EpocCam Camera」に切り替えるだけで、スマホのカメラが使えるようになります。

ADVERTISEMENT

EpocCamの概要とメリット

EpocCamは、スマートフォンを高品質なWebカメラに変えるアプリケーションです。Wi-Fi経由またはUSBケーブルでパソコンと接続し、Zoomや他のビデオ会議ツールで標準カメラとして利用できます。最大のメリットは、スマホの高性能カメラを活用できる点です。例えば、iPhoneのトゥルーデプスカメラやポートレートモードを使えば、背景をぼかしたプロフェッショナルな映像を映せます。また、EpocCamには以下の特徴があります。

  • 無料版でも1080pのHD画質で利用できます。
  • ワイヤレス接続に対応しており、ケーブル不要で使えます。
  • スマホを縦向きでも横向きでも使えます。
  • パソコン用のドライバーをインストールするだけで、追加設定は最小限です。

ただし、無料版には広告が表示されることと、一部の機能(ハイフレームレートやポートレートモードなど)が有料版限定となる点に注意が必要です。有料版は一度購入すれば永続的に使えます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Zoomトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

EpocCamを使うための前提条件

EpocCamを利用するには、以下の環境が必要です。事前に準備を整えておきましょう。

  • スマートフォン:iOS 13.0以降のiPhone、またはAndroid 8.0以降の端末。
  • パソコン:Windows 10/11、またはmacOS 10.13以降。Intel MacとApple Silicon Macの両方に対応します。
  • ネットワーク:Wi-Fi接続の場合、同じネットワークにスマホとパソコンが接続されていること。USB接続の場合は不要ですが、安定したワイヤレス環境が推奨されます。
  • Zoomアプリ:デスクトップ版(Windows/Mac)がインストール済みであること。Webブラウザ版ではカメラ選択が制限されるため、必ずデスクトップアプリを使用してください。

EpocCamの設定手順

スマートフォンへのEpocCamアプリのインストール

  1. App StoreまたはGoogle Playで検索
    スマートフォンのストアアプリを開き、「EpocCam」と検索します。開発元は「Elgato」です。正規アプリをインストールするために、アイコンと開発者名を必ず確認してください。
  2. アプリをダウンロードしてインストール
    「EpocCam HD Camera」または「EpocCam Webcamera」というアプリが表示されます。無料版で十分ですが、有料版(EpocCam Pro)を選ぶと広告がなくなり、追加機能が使えます。インストールが完了したらアプリを開きます。
  3. アプリの初期設定
    初回起動時に、カメラとマイクへのアクセス許可を求められます。ビデオ通話で使用するため、両方とも「許可」に設定してください。Androidの場合は、位置情報の許可を求められることもありますが、これはWi-Fi接続の識別に使われるため許可して構いません。

パソコンへのEpocCamドライバーのインストール

  1. 公式サイトからドライバーをダウンロード
    パソコンのブラウザで「Elgato EpocCam driver」を検索し、公式ダウンロードページにアクセスします。Windows用とmacOS用があるので、自分のOSに合ったものを選んでください。
  2. インストーラーを実行
    ダウンロードしたファイル(Windowsは.exe、macOSは.dmg)をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを進めます。インストール中にセキュリティ警告が表示されることがありますが、問題ないので「許可」または「インストール」を選択してください。
  3. パソコンを再起動
    ドライバーのインストール後、パソコンを再起動します。これでスマートフォンがカメラデバイスとして認識される準備が整います。

ZoomでEpocCamをカメラとして認識させる

  1. スマホとパソコンを同じWi-Fiに接続
    ワイヤレス接続の場合、スマートフォンとパソコンが同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認します。USB接続の場合は、このステップは不要です。USB接続を使うには、スマホをUSBケーブルでパソコンに直接接続し、アプリ内で「USB」モードを選択します。
  2. スマホでEpocCamアプリを起動
    アプリを開くと、画面上部に「Waiting for connection…」と表示されます。パソコン側で認識されると、接続状態が「Connected」に変わります。
  3. Zoomでカメラを切り替える
    パソコンでZoomアプリを起動し、ミーティングに参加するか、設定画面を開きます。設定画面(歯車アイコン)→「ビデオ」タブをクリックし、「カメラ」のドロップダウンメニューから「EpocCam Camera」を選択します。プレビュー画面にスマホのカメラ映像が映れば成功です。
  4. カメラの向きと位置を調整
    スマホの映像が横向きにならない場合、スマホの向きを回転ロックを解除して調整します。また、スマホを三脚やクリップで固定すると、安定した映像を保てます。

ADVERTISEMENT

EpocCam使用時の注意点

Wi-Fi接続が不安定で映像が途切れる

ワイヤレス接続では、Wi-Fiの電波状況によって映像の遅延や途切れが発生することがあります。特に2.4GHz帯のWi-Fiは干渉を受けやすいため、可能であれば5GHz帯を利用しましょう。ルーターの設定で帯域を切り替えるか、ルーターの近くで使用することをおすすめします。また、USB接続を使えば安定性が向上します。

カメラが認識されない場合の対処

Zoomのカメラ一覧に「EpocCam Camera」が表示されない場合、以下の点を確認してください。まず、パソコンにドライバーが正しくインストールされているか確認します。Windowsでは「デバイスマネージャー」を開き、「カメラ」の項目に「EpocCam Camera」が表示されているか見てください。表示されない場合は、ドライバーを再インストールします。次に、スマホとパソコンが同じWi-Fiネットワークに接続されているか確認します。異なるネットワークだと接続できません。最後に、ファイアウォールやウイルス対策ソフトがEpocCamの通信をブロックしていないか確認します。一時的に無効にしてテストしてみてください。

映像が逆さまに映る場合

スマホの向きによって映像が上下逆になることがあります。この場合は、スマホの画面を回転して正しい向きに調整するか、EpocCamアプリ内の設定で「Flip」オプションをオンにします。アプリの画面下部にある歯車アイコンから設定画面を開き、「Flip Horizontal」または「Flip Vertical」を切り替えてください。

無料版の制限事項

EpocCamの無料版では、以下の制限があります。映像解像度は最大1080pですが、フレームレートは30fpsに制限されます。また、アプリ使用中に広告が表示され、ポートレートモードや手ぶれ補正などの高度な機能は使えません。有料版(EpocCam Pro)を購入すると、これらの制限が解除され、60fpsの滑らかな映像やポートレートモードが利用可能になります。購入はアプリ内課金で行えます。

ローカル録画とクラウド録画の比較

EpocCamはあくまでもカメラ入力の手段であり、録画機能はZoom側に委ねられます。Zoomの録画機能にはローカル録画とクラウド録画の2種類があります。それぞれの特徴を表にまとめました。

項目 ローカル録画 クラウド録画
保存先 パソコンのローカルフォルダ Zoomクラウドストレージ
録画品質 オリジナル品質で保存可能 圧縮され画質が低下することがある
アクセス権 録画したユーザーのみ 共有リンクで他者と共有可能
必要ライセンス 無料版でも利用可能 有料ライセンスが必要
保存形式 MP4またはM4A MP4(自動変換)

EpocCamで撮影した高画質な映像を録画するなら、ローカル録画がおすすめです。クラウド録画は圧縮がかかるため、画質を重視する場合は避けたほうがよいでしょう。

まとめ

EpocCamを使えば、手持ちのスマートフォンを高品質なWebカメラとしてZoomで活用できます。手順はスマホへのアプリインストール、パソコンへのドライバーインストール、Zoomのカメラ切り替えの3ステップだけです。ワイヤレス接続ならケーブル不要で、USB接続ならより安定した映像を得られます。次に試す応用として、EpocCam Proへのアップグレードでポートレートモードを有効にし、背景をぼかしたプロフェッショナルな映像に挑戦してみてください。また、スマホを三脚に固定して照明を調整すれば、より鮮明な映像を実現できます。


🎥
Zoomトラブル完全解決データベース 参加・接続/カメラ・マイク/画面共有/録画/ブレイクアウト/Webinar/セキュリティ/スケジュールのトラブルを即解消。会議運営や音声・映像の不調まで実務リファレンスとしてご活用ください。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。