Zoomで外部の参加者をゲストとして招待する際、セッション時間に上限を設けたいとお考えではありませんか。ゲストアクセスを許可すると、組織外のユーザーが一定時間ミーティングに参加し続けることができますが、セキュリティやリソース管理の観点から時間制限をかけたい場合があります。この記事では、Zoom管理ポータルからゲストアクセスのセッション時間を制限する具体的な設定手順を解説します。
【要点】ゲストアクセスのセッション時間制限を設定するポイント
- 管理ポータル→「ゲストアクセス」→「セッションのタイムアウト」: ゲストユーザーのセッション継続時間を分単位で設定できます。設定した時間を超えると自動的にサインアウトされます。
- 管理ポータル→「ゲストアクセス」→「アイドルタイムアウト」: ゲストが操作をしない状態が続いた場合にセッションを切断する時間を設定できます。リソースの無駄を防げます。
- 管理ポータル→「ゲストアクセス」→「パスワードポリシー」: ゲストアクセスにパスワードを要求することで、不正アクセスを防止できます。時間制限と組み合わせるとより安全です。
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目次
ゲストアクセスのセッション時間制限とは
Zoomのゲストアクセス機能を使うと、組織外のユーザーがZoomアカウントを作成せずにミーティングに参加できるようになります。しかし、ゲストユーザーが長時間セッションを維持し続けると、ライセンスの同時接続数を圧迫したり、セキュリティ上のリスクが生じたりする可能性があります。そこで、管理者はゲストのセッションに時間制限を設定できます。この制限は、Zoom管理ポータルの「ゲストアクセス」メニューから行います。設定できるのは「セッションのタイムアウト」と「アイドルタイムアウト」の2種類です。前者はゲストがサインインしてからの最大継続時間、後者は無操作状態が続いた場合の切断時間です。
ゲストアクセスのセッション時間を制限する設定手順
ここでは、Zoom管理ポータルでゲストアクセスのセッション時間を制限する手順を説明します。管理者権限が必要です。
セッションのタイムアウトを設定する手順
- Zoom管理ポータルにサインインする
WebブラウザでZoom管理ポータル(zoom.us/profile)にアクセスし、管理者アカウントでサインインします。 - 「ゲストアクセス」メニューを開く
左側のナビゲーションから「詳細」→「ゲストアクセス」の順にクリックします。 - 「セッションのタイムアウト」を有効にする
「ゲストアクセス」設定画面で、「セッションのタイムアウト」のトグルをオンにします。 - タイムアウト時間を入力する
下に表示される時間入力欄に、ゲストがサインインしてから自動的にサインアウトされるまでの時間を分単位で入力します。最小値は1分、最大値は1440分(24時間)です。例えば60と入力すると1時間でタイムアウトします。 - 設定を保存する
画面下部の「保存」ボタンをクリックして変更を適用します。
アイドルタイムアウトを設定する手順
- 同じ「ゲストアクセス」画面で「アイドルタイムアウト」を有効にする
「アイドルタイムアウト」のトグルをオンにします。 - アイドル時間を入力する
表示された入力欄に、ゲストが操作をしない状態が続いた場合にセッションを切断するまでの時間を分単位で入力します。最小値は1分、最大値は1440分です。例えば15と入力すると、15分間操作がないと自動切断されます。 - 設定を保存する
「保存」ボタンをクリックします。
これらの設定は、ゲストユーザーがZoomミーティングに参加している間も適用されます。タイムアウトになると、ゲストはミーティングから切断されるのではなく、Zoomクライアントからサインアウトされます。ただし、ミーティング自体は継続します。ゲストが再度サインインすればミーティングに戻れますが、新たなセッションとしてカウントされるため、タイマーはリセットされます。
ゲストアクセスのセッション時間制限に関する注意点
タイムアウト設定はすべてのゲストに一律で適用される
この設定は組織全体のゲストアクセスに対するポリシーです。個別のゲストユーザーごとに異なる時間を設定することはできません。もし部門やグループごとに異なる制限をかけたい場合は、ゾーンやアカウントの分割を検討する必要があります。
タイムアウトが近づくと通知は表示されない
現在のZoomの仕様では、セッションのタイムアウトが近づいてもゲストに警告や通知は表示されません。そのため、ゲストは突然サインアウトされる可能性があります。事前にゲストへルールを周知しておくことをおすすめします。
アイドルタイムアウトとセッションタイムアウトの優先順位
両方を設定した場合、先に発生したほうが適用されます。例えば、セッションタイムアウトを120分、アイドルタイムアウトを30分に設定した場合、ゲストが操作をせずに30分経過するとアイドルタイムアウトが先に発動します。一方、ゲストが頻繁に操作している場合はセッションタイムアウトの120分が上限となります。
ゲストアクセスを有効にしていないと設定できない
時間制限を設定するには、まずゲストアクセス機能自体が有効になっている必要があります。管理ポータルの「ゲストアクセス」画面で「ゲストアクセスを許可」がオンになっていることを確認してください。オフの場合は設定項目が表示されません。
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ゲストアクセスとパスワードポリシーの併用
セッション時間制限と併せて、ゲストアクセスにパスワードを要求する設定も有効です。管理ポータルの「ゲストアクセス」画面で、「ゲストアクセスにパスワードを要求」をオンにすると、ゲストはサインイン時にパスワードの入力が必要になります。これにより、時間制限と合わせてセキュリティを強化できます。パスワードは組織ごとに設定し、ゲストに共有します。
| 設定項目 | 効果 | 推奨値の例 |
|---|---|---|
| セッションのタイムアウト | ゲストの最大継続時間を制限 | 60〜480分 |
| アイドルタイムアウト | 無操作時の自動切断 | 15〜60分 |
| パスワード要求 | 認証強化 | オン |
上記の表は、ゲストアクセスに関する主要なセキュリティ設定をまとめたものです。時間制限だけでなく、パスワードポリシーも併用することで、より堅牢なゲスト管理体制を構築できます。
まとめ
この記事では、Zoomのゲストアクセスにセッション時間制限を設定する方法を解説しました。管理ポータルの「ゲストアクセス」画面から「セッションのタイムアウト」と「アイドルタイムアウト」を有効にすることで、ゲストユーザーのセッション継続時間とアイドル時間を制限できます。これらの設定は組織全体に適用されるため、運用ポリシーに合わせて適切な値を設定することが重要です。また、パスワードポリシーと組み合わせることで、セキュリティをさらに高められます。次回は、ゲストアクセスの監査ログを確認する方法についても解説する予定です。まずは管理ポータルで現在の設定を確認し、必要に応じてタイムアウト値を調整してみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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