Zoomのビデオ会議で、自分の顔が暗かったり肌が荒れて見えたりして悩んだことはありませんか。照明の具合やカメラの性能によって、思うように映らないことはよくあります。Zoomには「肖像補正」と「低照度補正」という2つの便利な機能があり、これらを組み合わせることで、より美しく明るい映像を簡単に実現できます。この記事では、両方の設定を有効にする手順と、より効果的に使うためのポイントを詳しく解説します。
【要点】肖像補正と低照度補正を組み合わせて映像を綺麗にする設定
- 設定→ビデオ→肖像補正をオン: 顔の肌を滑らかにし、小じわやくすみを目立たなくすることで、より清潔感のある印象を与えます。
- 設定→ビデオ→低照度補正を自動または手動に設定: 暗い環境でも映像を明るく調整し、顔がはっきり見えるようにします。
- 両方同時にオンにする: 照明が不十分な部屋でも、肌の質感を保ちながら明るく自然な映りを実現できます。
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目次
肖像補正と低照度補正の役割
肖像補正は、顔の肌のテクスチャを滑らかに処理する機能です。この機能をオンにすると、毛穴や細かいしわ、肌のむらがソフトフォーカスされたように補正され、より均一で健康的な肌色に見えます。ただし、顔の輪郭や目・鼻などのパーツはそのまま維持されるため、不自然な加工にはなりません。一方、低照度補正は、カメラが捉えた映像が暗すぎる場合に、自動的に明るさを調整する機能です。この機能には「自動」と「手動」の2つのモードがあり、手動ではスライダーで補正の強さを細かく調整できます。これら2つを組み合わせることで、暗い部屋でも肌補正の効果がしっかりと発揮され、総合的に見やすい美しい映像になります。
肖像補正と低照度補正を設定する手順
ここでは、Windows版Zoomを例に手順を説明します。Mac版やモバイル版でも基本的な流れは同じですが、一部メニュー名が異なる場合があります。
- Zoomデスクトップアプリを開く
Zoomアプリを起動し、まだミーティングに参加していない場合は、ホーム画面を表示します。すでにミーティング中でも設定は変更できますが、事前設定しておくほうがスムーズです。 - 設定メニューに移動する
画面右上のユーザーアイコン(自分のイニシャルや写真)をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択します。または、歯車アイコンから直接設定を開くこともできます。 - 「ビデオ」タブをクリックする
設定画面の左側にあるメニューから「ビデオ」を選びます。ここでカメラのプレビューや各種ビデオ設定を確認できます。 - 「肖像補正」のチェックボックスをオンにする
「私のビデオ」セクションの中に「肖像補正」という項目があります。このチェックボックスにチェックを入れて有効にします。効果の強さを調整するスライダーはありませんが、標準で適度な補正がかかります。 - 「低照度補正」を目的に合わせて設定する
「肖像補正」のすぐ下にある「低照度補正」のドロップダウンメニューを開きます。選択肢は「オフ」「自動」「手動」の3つです。自動の場合はカメラが自動で明るさを調整しますが、手動を選ぶとスライダーが表示され、0〜100の範囲で強度を指定できます。まずは「自動」を試し、明るさが不十分なら「手動」で70〜80程度に設定することをおすすめします。 - プレビューで効果を確認する
設定画面の中央にはカメラのプレビューが表示されています。チェックを入れたり調整したりするたびに、リアルタイムで変化を確認できます。自分の環境に合ったバランスを見つけてください。満足できたら設定画面を閉じて完了です。
モバイルアプリ(Android/iOS)での設定手順
- Zoomアプリを起動し、設定アイコンをタップする
画面右下の「設定」歯車アイコンをタップします。 - 「ミーティング」タブを選ぶ
設定画面の上部にある「ミーティング」タブをタップします。 - 「肖像補正」をオンにする
「ビデオ」のセクション内にある「肖像補正」のトグルスイッチをオンにします。 - 「低照度補正」を調整する
同じく「ビデオ」セクションにある「低照度補正」をタップし、「自動」または「手動」を選びます。手動の場合はスライダーで強度を設定します。
設定時に注意すべきポイント
肖像補正をかけすぎると不自然になる
肖像補正はあくまでソフトな補正ですが、薄い肌のテクスチャが極端になめらかになりすぎると、のっぺりとした印象を与えることがあります。特に、照明が明るい環境では補正が強くかかりやすいため、必要以上に効果を感じる場合は、低照度補正と組み合わせる前に一度肖像補正だけを試してみることをおすすめします。また、メガネをかけていると、レンズの反射が補正されてぼやけることがあるため、その場合は肖像補正をオフにしてください。
低照度補正はノイズを増やす可能性がある
低照度補正は映像を明るくするためにゲインを上げる処理を行うため、暗い場所で強く補正すると、画面にざらつき(ノイズ)が目立つことがあります。特に手動で強度を100に近づけると、ノイズが増加して画質が低下しがちです。そのため、低照度補正は「自動」にしておき、それでも暗いと感じる場合のみ、必要最低限の強度(30〜50程度)から調整するのが賢明です。肖像補正はノイズを目立たなくする効果もあるため、両方を適切に組み合わせると、ノイズが気になりにくくなります。
バーチャル背景やフィルターとの併用に注意
バーチャル背景やビデオフィルター(例:白黒やぼかしなど)を同時に使用している場合、肖像補正や低照度補正の効果が打ち消されたり、予期しない見え方になることがあります。特に、背景ぼかし機能は肖像補正の領域処理と干渉する可能性があるため、どうしても両方を使いたい場合は、プレビューで細かく確認しながら設定してください。また、Zoomの「外見をきれいに」フィルターとは別の機能ですので、重複して適用されると効果が強くなりすぎることがあります。
パフォーマンスへの影響
肖像補正と低照度補正は、どちらもリアルタイムで画像処理を行うため、PCやスマートフォンのCPU/GPUに負荷をかけます。古い機種や処理能力の低いデバイスでは、ビデオがカクついたり遅延が生じる可能性があります。特に両方を同時にオンにすると負荷が増すため、会議中に動作が重くなったと感じたら、いったん低照度補正をオフにして試してみてください。逆に、十分なスペックのPCでは問題なく動作します。
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肖像補正と低照度補正の効果比較
| 設定パターン | 明るさ | 肌の見た目 | ノイズ |
|---|---|---|---|
| 両方オフ | 照明に依存(暗いと暗いまま) | 肌の細部がそのまま見える | 低い(ノイズなし) |
| 肖像補正のみオン | 変わらない | 肌が滑らかで均一に見える | 低い |
| 低照度補正のみオン(自動) | 明るくなるが、暗い場所ではノイズが増える可能性あり | 変化なし(肌の細部はそのまま) | 状況によって中程度 |
| 両方オン | 明るくなり、肌補正もかかる | 滑らかで明るく、ノイズも目立たない | 低〜中程度(バランスが良い) |
まとめ
Zoomの肖像補正と低照度補正を組み合わせることで、照明が不十分な環境でも肌の質感を整えながら明るく映すことができるようになります。設定は「設定→ビデオ」から数クリックで完了し、プレビューですぐに効果を確認できます。最初は低照度補正を「自動」にし、肖像補正をオンにして様子を見ると良いでしょう。さらに、手動調整で微調整すれば、自分にとって最適な画質を見つけられます。これらの設定を活用して、オンライン会議やウェビナーでより印象的な映像を実現してください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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