Zoomの録画が完了したのに、変換がなかなか進まず困った経験はありませんか。録画キューが詰まると、ファイルが使えるようになるまで待たされるストレスがあります。この記事では、録画キューが詰まる主な原因と、すぐに試せる5つの対処法を解説します。原因を理解して適切に対応すれば、変換待ちの時間を大幅に短縮できます。
【要点】録画キュー詰まりを解消する3つの即効策
- Zoomクライアントの再起動: 変換プロセスをリセットしてキューを初期化します。最も簡単な対処法です。
- ストレージ容量の確認と解放: 録画ファイルが格納されるドライブの空き容量を確保します。容量不足が詰まりの原因の一つです。
- ローカル録画の手動変換: 録画フォルダから手動で変換を実行することで、キュー待ちを回避できます。
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録画キューが詰まる4つの主な原因
録画キューが詰まって変換が進まない原因を理解しておくと、適切な対処ができます。主な原因は以下の4つです。
- 録画ファイルのサイズが大きい: 長時間のミーティングや高画質設定では、1ファイルが数GBになることがあります。変換処理に時間がかかり、キューが滞留しやすくなります。
- 同時に複数の録画がキューイングされている: 複数のミーティングを連続して録画すると、変換処理が重なりキューが詰まります。特にローカル録画では顕著です。
- ストレージの空き容量不足: 変換途中の一時ファイルを書き込むための領域が不足すると、処理が停止します。特にCドライブ(システムドライブ)の空きが少ない場合に起こりやすいです。
- Zoomクライアントの一時的な不具合: ソフトウェアのバグやメモリリークにより変換プロセスが停止することがあります。再起動で解消されるケースが多いです。
録画キュー詰まりを解消する5つの手順
以下の手順を上から順に試してください。多くの場合、最初の2つで問題は解決します。
手順1: Zoomクライアントを再起動する
- Zoomを完全に終了する
タスクバーのZoomアイコンを右クリックし、「終了」を選びます。またはタスクマネージャーからZoomのプロセスを強制終了してください。 - Zoomを起動し直す
デスクトップのZoomアイコンをダブルクリックします。起動後、自動的に保留中の変換が再開されます。
手順2: ストレージの空き容量を確認する
- 録画保存先のドライブを確認する
Zoomの設定→録画で、ローカル録画の保存先フォルダを確認します。デフォルトは「ドキュメント\Zoom」です。 - 空き容量を確認する
エクスプローラーで該当ドライブを右クリックし、「プロパティ」を開きます。空き容量が1GB未満の場合は、不要ファイルを削除してください。 - 一時ファイルをクリーンアップする
「%temp%」フォルダを開き、Zoom関連の一時ファイル(Zoom_*.tmpなど)を削除します。
手順3: ローカル録画を手動で変換する
- 録画フォルダを開く
Zoomの設定で指定されたフォルダをエクスプローラーで開きます。通常は「C:\Users\ユーザー名\Documents\Zoom」です。 - 未変換のフォルダを探す
「YYYY-MM-DD HH.MM.SS ミーティング名」という形式のフォルダの中に、.zoomファイルや録画データが入っています。フォルダ名の最後に「(録画中)」と付いていないものを選びます。 - 手動で変換を実行する
フォルダ内の「double_click_to_convert.bat」または「zoom_recording_convert.exe」をダブルクリックします。コマンドプロンプトが開き、変換が始まります。 - 変換完了を待つ
変換が終わると、自動的にMP4やM4Aファイルが生成されます。キューを使わず直接変換できるため、詰まりを回避できます。
手順4: クラウド録画の場合はZoomウェブポータルで確認する
- Zoomウェブポータルにログインする
ブラウザでzoom.usにアクセスし、アカウントでサインインします。 - 「録画」メニューを開く
左側のナビゲーションから「録画」をクリックします。クラウド録画の一覧が表示されます。 - 変換ステータスを確認する
録画の横に「変換中」と表示されている場合、処理が完了するまで待ちます。通常は数分から数十分かかります。完了すると「完了」と表示されます。 - 必要に応じて再変換をリクエストする
長時間「変換中」のまま変わらない場合、録画の右側の「…」メニューから「再変換」をクリックします。
手順5: Zoomを再インストールする
- Zoomをアンインストールする
コントロールパネルの「プログラムと機能」からZoomをアンインストールします。設定ファイルも削除するために、アンインストール後に「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Zoom」フォルダも削除してください。 - 最新版のZoomをダウンロードしてインストールする
Zoomの公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードし、インストールします。再起動後、変換キューがリセットされます。
注意点・よくある失敗例
録画ファイルが勝手に削除されるケース
手動で変換する際に、元の.zoomファイルを誤って削除してしまう方がいます。変換が完了するまでは、元ファイルは絶対に削除しないでください。変換後に自動で削除される場合もありますが、手動で削除するのは避けましょう。
「double_click_to_convert.bat」が見つからない
録画フォルダ内に.batファイルが存在しない場合があります。これは、録画中にZoomがクラッシュしたり、不完全な状態で終了した場合に起こります。その場合は、Zoomを再起動した後、再度同じミーティングを録画し直すか、録画フォルダのバックアップから復元してください。
クラウド録画が「変換中」から進まない
クラウド録画の変換はZoomのサーバーで行われます。時間帯によっては混雑し、数時間かかることもあります。24時間以上経っても変わらない場合は、Zoomサポートに問い合わせてください。また、録画の長さが3時間を超える場合、分割処理されるため変換に時間がかかります。
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ローカル録画とクラウド録画の変換処理の違い
| 項目 | ローカル録画 | クラウド録画 |
|---|---|---|
| 変換場所 | ユーザーのPC上で行う | Zoomのサーバー上で行う |
| 変換の開始 | 録画終了後、自動で開始(キューが空の場合) | 録画終了後、Zoomサーバーで自動処理 |
| キュー詰まりの原因 | PCの処理能力、ストレージ容量、同時録画数 | サーバー負荷、ファイルサイズ、ネットワーク |
| 手動での介入 | 可能(.batファイル実行) | 不可能(再変換リクエストのみ) |
| 変換時間の目安 | 録画時間の約半分から同程度 | 録画時間の約1〜2倍(サーバー状況による) |
まとめ
録画キューが詰まった時は、まずZoomの再起動とストレージの空き容量確認を試すことで、多くのケースで解決します。それでも改善しない場合は、ローカル録画の手動変換やクラウド録画の再変換リクエストを実施してください。また、録画前に保存先の空き容量を確認し、長時間の録画は分割するなどの予防策も有効です。これらの対処を覚えておけば、変換待ちのストレスから解放されます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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