長時間のZoom会議を録画した後、必要な部分だけを切り出したいと思ったことはありませんか。会議全体を見直すのは時間がかかるため、重要な発言やプレゼンの場面だけを短いクリップとして保存できると便利です。Zoomの録画機能には直接的なクリップ抽出機能はありませんが、録画ファイルをダウンロードしてパソコンの標準ツールを使えば、簡単に目的の部分だけを切り出すことができます。この記事では、WindowsとMacの両方で使える具体的な手順を詳しく説明します。
【要点】Zoom録画からクリップを抽出する手順の全体像
- Zoomの録画ファイルを取得する: クラウド録画の場合はZoom Webポータルからダウンロードし、ローカル録画の場合はパソコン上の保存フォルダからファイルを探します。
- Windowsのフォトアプリでトリミングする: 標準の「フォト」アプリに動画を読み込み、開始点と終了点を指定して「名前を付けて保存」を選ぶと、簡単にクリップが作成できます。
- MacのQuickTime Playerでトリミングする: 録画ファイルをQuickTime Playerで開き、「編集」メニューの「トリミング」機能を使って不要部分を削除し、別名で保存します。
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目次
Zoomの録画ファイルをクリップ抽出する前提条件
クリップを抽出するには、まずZoomの録画ファイルを手元に用意する必要があります。Zoomの録画には「ローカル録画」と「クラウド録画」の2種類があり、それぞれ録画ファイルの取得方法が異なります。ローカル録画の場合、録画終了後に自動でMP4ファイルがパソコンに保存されます。クラウド録画の場合は、Zoom Webポータルから録画ファイルをダウンロードする必要があります。どちらの方法でも、取得したファイルは通常の動画ファイルとして扱えるため、WindowsのフォトアプリやMacのQuickTime Playerといった標準ツールで編集できます。事前にこれらのツールがパソコンにインストールされていることを確認しておきましょう。
Zoom録画からクリップを抽出する具体的な手順
Windowsのフォトアプリを使う手順
Windows 10およびWindows 11には標準で「フォト」アプリが搭載されており、動画のトリミング機能を備えています。以下の手順でZoom録画ファイルをクリップとして切り出します。
- 録画ファイルをフォトアプリで開く
Zoomの録画ファイル(MP4形式)を右クリックし、「プログラムから開く」から「フォト」を選択します。または、スタートメニューからフォトアプリを起動し、メニューバーの「インポート」からファイルを選んでも構いません。 - トリミングツールを起動する
フォトアプリで動画を開いたら、上部の「編集&作成」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「トリミング」を選択します。 - クリップの開始点と終了点を設定する
画面下部にタイムラインが表示されます。青色のスライダーを左右にドラッグして、残したい部分の開始位置と終了位置を調整します。必要に応じて再生ボタンで内容を確認しながら設定しましょう。 - クリップを保存する
範囲を決めたら、画面右上の「コピーを保存」ボタンをクリックします。ファイル名と保存先を指定して「保存」を押せば、トリミングされたクリップが別ファイルとして作成されます。
MacのQuickTime Playerを使う手順
Macには標準でQuickTime Playerがインストールされており、動画のトリミングが簡単に行えます。Zoomの録画ファイル(.mp4または.mov)をこのアプリで開いて、以下の手順でクリップを抽出します。
- 録画ファイルをQuickTime Playerで開く
FinderでZoomの録画ファイルをダブルクリックするか、QuickTime Playerを起動して「ファイル」メニューから「ファイルを開く」で該当ファイルを選択します。 - トリミング機能を有効にする
メニューバーの「編集」をクリックし、「トリミング」を選択します。すると画面上に黄色いトリミング枠が表示されます。 - クリップの範囲を調整する
トリミング枠の両端をドラッグして、残したい部分の開始位置と終了位置を決めます。枠の中をドラッグして全体の位置をずらすことも可能です。再生ボタンで再生しながら微調整しましょう。 - クリップを保存する
範囲を確定したら、トリミング枠内の「トリミング」ボタンをクリックします。その後、メニューバーの「ファイル」から「書き出す」を選び、「16:9」や「4:3」など解像度を選択して保存します。ファイル名と保存先を指定して「保存」を押すと、クリップが作成されます。
クリップ抽出でよくある失敗と注意点
録画ファイルが見つからない場合
ローカル録画を設定していても、保存先フォルダを変更していない場合は既定のフォルダに保存されます。Windowsでは「ドキュメント\Zoom」フォルダ、Macでは「書類/Zoom」フォルダが既定の場所です。クラウド録画の場合は、Zoom Webポータルにサインインし、「録画」タブから該当の録画を探してダウンロードします。ダウンロードにはホスト権限が必要な場合があるため注意しましょう。
トリミングしたのに元のファイルが変わらない
フォトアプリやQuickTime Playerのトリミング機能は、元のファイルを編集するのではなく、範囲指定した新しいファイルを作成します。そのため、元の録画ファイルはそのまま残ります。保存時に「コピーを保存」や「書き出す」を選ばずに上書き保存してしまうと元のファイルが失われる恐れがあります。必ず別名で保存するようにしてください。
クリップの品質が低下する場合
フォトアプリやQuickTime Playerのトリミングは、基本的に動画を再エンコードせずに切り出しを行います。そのため品質は維持されますが、保存時の設定によっては画質が落ちることがあります。特にQuickTime Playerの「書き出す」で解像度を変更すると元の品質より低くなる可能性があります。「Appleデバイス向け」や「1080p」など、元の解像度と同等のオプションを選びましょう。
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WindowsのフォトアプリとMacのQuickTime Playerの比較
| 項目 | Windows フォトアプリ | Mac QuickTime Player |
|---|---|---|
| 対応OS | Windows 10 / 11 | macOS 標準搭載 |
| 操作のしやすさ | 直感的なスライダー操作 | 黄色い枠のドラッグで簡単 |
| 出力形式 | MP4固定 | MOVまたは書き出し時に選択 |
| 再エンコードの有無 | 基本的に無し(品質維持) | 書き出し時に再エンコード可能 |
| 対応ファイル形式 | MP4, MOV, AVI など主要形式 | MP4, MOV, M4V など |
どちらのツールも無料で使え、特別なソフトをインストールする必要がありません。Windowsユーザーはフォトアプリ、MacユーザーはQuickTime Playerをそのまま活用すると手軽です。より高度な編集が必要な場合は、別の動画編集ソフトを検討しましょう。
まとめ
この記事では、Zoomの録画から重要部分だけをクリップとして抽出する手順を解説しました。まずZoomの録画ファイルを取得し、Windowsではフォトアプリ、MacではQuickTime Playerを使って簡単にトリミングできます。いずれの方法も標準ツールで完結するため、追加のソフトウェアを導入する必要はありません。まずは短いクリップから試してみて、必要な場面だけを効率的に活用しましょう。また、クラウド録画のダウンロードやローカル録画の保存場所も合わせて確認しておくとスムーズです。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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