Zoom Webinarでイベントを開催する際、参加者がどの経路から登録したのかを把握したいと思ったことはありませんか。メールマガジン、SNS、ウェブサイトなど複数のチャネルで集客していると、どの経路が最も効果的かがわからず、次回のプロモーション戦略を立てにくいものです。Zoom WebinarのSourceトラッキング機能を使えば、登録フォームに流入元を判別するパラメータを埋め込み、各経路のパフォーマンスを正確に計測できます。この記事では、Sourceトラッキングの設定手順と、実際に活用する際の注意点を詳しく解説します。
【要点】Sourceトラッキング設定の全体像
- Zoom Webinar管理画面→「代替ソース」→「ソーストラッキングを有効にする」: この設定をオンにすると、登録URLにカスタムパラメータを追加できるようになります。
- 登録URLの末尾に「?src=任意の名前」を付与: チャネルごとに異なるsrc値を設定することで、どの経路からの登録かを識別します。
- 「ソースレポート」で登録数を集計: イベント終了後または開催中に、各src値ごとの登録者数を確認できます。
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目次
Sourceトラッキングとは何か
Sourceトラッキングは、Zoom Webinarの登録ページに流入元を示すタグを付与し、どのチャネルから参加者が登録したかを計測する機能です。この機能を使うと、たとえばメールキャンペーン用のリンクには「src=email」、Twitter用には「src=twitter」といった具合に、チャネルを識別するパラメータを付けて配信できます。Zoom Webinarの管理画面では、「ソースレポート」という専用レポートで、各ソースごとの登録数、参加数、参加率などを一覧表示できます。このレポートはイベント中もリアルタイムに更新されるため、プロモーションの効果を即座に把握できる点が最大の利点です。Sourceトラッキングを利用するには、Zoom Webinarのライセンス(有料プラン)が必要です。無料のZoomアカウントではこの機能は利用できませんのでご注意ください。
Sourceトラッキングを設定する手順
ここでは、Zoom Webinarの管理画面からSourceトラッキングを有効にし、実際に登録URLにパラメータを付けて配信するまでの手順を解説します。事前にZoom Webinarのイベントを作成し、登録設定が完了していることを前提とします。
1. ソーストラッキングを有効にする
- Zoom Webinar管理画面にログイン
Zoomのウェブサイトにアクセスし、アカウントにログインします。左側のメニューから「ウェビナー」をクリックしてください。 - 対象のウェビナーを選択
ウェビナー一覧から、Sourceトラッキングを設定したいイベントの「トピック」をクリックします。 - 「代替ソース」タブを開く
イベント詳細ページの上部メニューにある「代替ソース」タブをクリックします。このタブは「招待」「録画」などのタブの隣にあります。 - 「ソーストラッキングを有効にする」をオンにする
「代替ソース」ページ内に「ソーストラッキングを有効にする」というチェックボックスがあります。これをオンにしてください。オンにすると、登録URLにソースパラメータを付与できるようになります。 - 変更を保存
ページ下部の「保存」ボタンをクリックして設定を反映します。
2. 登録URLにソースパラメータを追加する
ソーストラッキングを有効にしたら、次は配信するリンクにパラメータを付与します。登録URLは通常「https://zoom.us/webinar/register/WN_xxxx」のような形式です。この末尾に「?src=任意の値」を追加します。以下に具体例を示します。
- メルマガ用:
https://zoom.us/webinar/register/WN_xxxx?src=email - Twitter用:
https://zoom.us/webinar/register/WN_xxxx?src=twitter - Facebook用:
https://zoom.us/webinar/register/WN_xxxx?src=facebook - 自社サイト用:
https://zoom.us/webinar/register/WN_xxxx?src=website
srcの値はアルファベット、数字、アンダースコアが使用可能です。日本語や特殊記号は使えません。また、大文字小文字は区別されます。「Email」と「email」は別のソースとして扱われますので、表記を統一してください。
3. 各チャネルにリンクを配信する
- メール配信ツールに組み込む
メルマガなどでリンクを送る場合は、上記で作成したソース付きURLをCTAボタンやテキストリンクとして設定します。URLが長くなる場合は短縮URLサービスを使っても問題ありません。短縮後のURLにもソースパラメータは引き継がれます。 - SNSの投稿に追加
TwitterやFacebook、LinkedInなどの投稿には、各プラットフォーム専用のソースを付けたURLを貼り付けます。同じプラットフォームでもキャンペーンごとにソースを変えても構いません(例:「src=twitter_launch」「src=twitter_reminder」)。 - ウェブサイトのバナーに埋め込む
自社サイトのトップページやランディングページにウェビナー登録バナーを設置する場合、そのリンク先URLにもソースパラメータを付けてください。
ソースレポートを確認する手順
配信後、どのソースからどれだけ登録があったかを確認するには、「ソースレポート」を表示します。
- ウェビナー管理画面を開く
対象のウェビナー詳細ページにアクセスします。 - 「代替ソース」タブをクリック
設定したときと同じタブです。画面を下にスクロールすると「ソースレポート」というセクションがあります。 - レポートを表示
「表示」ボタンをクリックすると、各ソースの登録数が一覧で表示されます。また、「CSVをエクスポート」ボタンからデータをダウンロードすることも可能です。
レポートには「ソース名」「登録者数」「出席者数」「参加率」などのカラムが含まれます。イベント終了後だけでなく、開催中もリアルタイムに更新されるため、途中経過を確認しながらプロモーションの調整ができます。
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Sourceトラッキング利用時の注意点
ソースパラメータが付与されないケース
登録URLに手動でsrcを追加する方法以外に、Zoomの「招待メール」機能を使って自動送信されたメールのリンクにはソースパラメータが付いていないため注意が必要です。招待メール経由の登録は「直接」または「未分類」としてカウントされる場合があります。すべての経路を正確に計測したい場合は、各自でカスタムリンクを用意し、招待メールは無効にするか、本文にカスタムリンクを記載してください。
複数のパラメータが存在する場合の動作
登録URLにすでに別のパラメータ(例:utm_sourceなど)が含まれている場合、ソーストラッキングのパラメータは「?src=xxx」を末尾に追加します。既存のクエリパラメータがある場合は「&src=xxx」とアンパサンドでつなげます。ただし、Zoomのソーストラッキングは「src」パラメータのみを認識し、他のパラメータ(utm_*)は無視されます。Google Analyticsなど他のツールと併用する場合は、両方のパラメータを付与しても問題ありません。
ソース名の命名規則と管理
ソース名は半角英数字とアンダースコアのみ使用可能です。日本語やスペース、記号は使えないため、事前に命名ルールを決めておくと混乱を防げます。また、大文字小文字を区別するため、「Email」と「email」は別ソースとして扱われます。チームで運用する場合は、すべて小文字に統一するなどのルールを共有してください。ソースの数が多くなるとレポートが見づらくなるため、キャンペーン単位ではなくチャネル単位で大まかに分類することをおすすめします。
プライバシーとデータ保持期間
ソーストラッキングのデータはZoomのサーバーに保存され、イベント終了後も一定期間保持されます。正確な保持期間はZoomのデータポリシーに依存しますが、少なくともイベント後30日間はレポートが利用可能です。それ以降は履歴が自動的に削除される可能性があるため、必要なデータは早めにエクスポートしてください。
Sourceトラッキングと他の流入計測方法の比較
| 方法 | 導入の手間 | 取得できるデータ | 正確性 |
|---|---|---|---|
| Zoom Sourceトラッキング | 低(設定は数分で完了) | ソース別の登録数・出席数・参加率 | 非常に高い(直接Zoomが計測) |
| Google AnalyticsのUTMパラメータ | 中(GAの設定と連携が必要) | トラフィックソース、セッション数、直帰率など | 高いが、Zoom登録完了までの離脱は計測できない |
| 短縮URLサービス(bit.ly等) | 低(クリック数はわかるが登録数は不明) | クリック数、地域、デバイスなど | 中(クリックと登録の紐付けは別途必要) |
まとめ
Zoom WebinarのSourceトラッキングを使えば、登録URLにsrcパラメータを追加するだけで、チャネル別の流入効果を正確に計測できます。設定も数分で完了し、レポートはリアルタイムに更新されるため、プロモーションの最適化に役立ちます。まずは「代替ソース」タブでソーストラッキングを有効にし、各チャネル用のURLを作成して配信してみてください。イベント終了後はソースレポートを確認し、どのチャネルが最も効果的だったかを分析しましょう。このデータを次回のウェビナー企画や予算配分に活用することで、より効率的な集客が可能になります。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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