【要点】Macのプレビューで追加した文字が、ダークモードでは白く見え、ライトモードでは違って見える場合は、まず画面上の見え方と、PDFに保存された注釈の色を分けて確認します。見え方だけを頼りに文字色を反転させると、別のMacや印刷時に読めなくなることがあります。
ダークモードを使っているという理由だけで、プレビューの不具合と断定することはできません。追加文字の色、ページの背景、表示アプリの設定を一つずつ比較します。元のファイルを残し、修正が必要だと分かった注釈だけを変更してください。
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白くなったのは文字か、ページの外側かを確認する
プレビューのウインドウには、PDFの紙面と、その周囲の背景があります。「プレビュー」→「設定」→「一般」の「ウインドウの背景」は周囲の表示色を変える項目です。PDFの紙面や注釈の文字色を修正する設定ではありません。
次に、見づらい箇所が元からある本文か、プレビューで追加したテキストかを確認します。クリックすると枠が選択される追加テキストなら、その注釈の書式を調べられます。元の本文や、画像に写っている文字は、同じテキストスタイルの操作では変更できません。
| 見え方 | 比較する内容 | 先に行うこと |
|---|---|---|
| 紙面の外だけ暗い | ウインドウの背景と紙面の境界 | PDF本文を変更せず表示設定を確認 |
| 追加文字だけ白く見える | その注釈の文字色と背景色 | 同じファイルをライト表示でも確認 |
| ページ全体の色が違う | 別アプリで同じファイルを開いた結果 | 注釈一つの色変更で直そうとしない |
| 印刷でも追加文字が読めない | 保存された文字色・注釈の印刷状態 | 注釈の書式と印刷対象を確認 |
例えば白い紙面に追記した住所だけが見えない場合は、その住所を選択できるかを調べます。ページ全体を選択して一括で色を変える必要はありません。背景が濃紺のページでは白い文字が適切な場合もあるので、白色というだけで黒へ変更しないでください。
同じPDFをライト表示と別アプリで比較する手順
- 元のPDFと作業用コピーを分けるプレビューで開いているファイル名と保存先を確認します。変更前のファイルを残し、比較するコピーを保存します。
- 問題のページと文字を記録するページ番号、追加文字の内容、背景の色を控えます。比較中に別のページや別の版を見ないための目印にします。
- Macの外観をライトにする「システム設定」→「外観」で「ライト」を選びます。同じプレビューウインドウで、問題の文字がどう見えるか確認します。
- 文字色を変えずに比較する必要に応じて「ダーク」に戻し、同じページを見ます。この段階ではPDFの注釈を編集しません。
- 保存済みの同じコピーを別アプリで開くAcrobat Readerなどでも該当箇所を確認します。別アプリ側にも文書の色を置き換える設定があれば、通常の表示で比較します。
- 結果に応じて修正する表示環境によってだけ変わる場合は、その環境の設定を調べます。注釈に保存された色が用途と合っていない場合は、次の手順でその色を修正します。
別アプリで正常に見えることは、原因を絞る材料です。それだけでPDF全体が正常、プレビューだけが必ず悪い、と確定するわけではありません。印刷プレビューや、実際に文書を渡す相手の環境でも同じ注釈が読めるかを確認します。
比較時には、ダウンロードし直した旧版と作業用コピーを混ぜないようにします。「最近使った項目」から開くだけでなく、保存先のフォルダから対象ファイルを開くと、別の版を比較する失敗を減らせます。
追加テキスト自体の色を修正する
白い紙面に白い注釈が保存されているなど、実際の書式が不適切だった場合は、プレビューでそのテキストボックスを選択します。マークアップツールバーが非表示なら表示し、「テキストスタイル」から文字の色を変更します。枠線の色や図形の塗りつぶし色と間違えないようにしてください。
テキストの一部分だけ色を変えるときは、その文字を編集状態で選択して書式を適用します。変更した後は選択を外し、紙面の背景に対して文字が読めるかを確認します。白い紙面なら黒などの濃い色、暗い背景なら明るい色というように、文書の背景に合わせて選びます。
文字の背後へ白い四角形を置くだけでは、文字色の問題を直したことにはなりません。本文や図が隠れる場合もあります。既存の記入欄に背景を足す前に、その欄に入っている文字が注釈なのか、フォームの入力値なのかを確認してください。
編集できない場合は、元の本文や画像をクリックしていないかを見直します。フォーム欄の文字色を回答者が変更できない場合は、用紙の作成者に設定を直してもらいます。閲覧用Readerで開き直すことと、PDF本文を編集することも別の操作です。
開き直しと出力確認で修正を終える
修正後はコピーを保存して閉じ、保存先から開き直します。ライト表示で追加文字が読めること、他の注釈まで色が変わっていないこと、黒い背景のページに置いた白文字が残っていることを確認してください。ファイル全体の色を一律に変えると、背景の異なるページで別の問題が起きます。
印刷する文書なら、追加文字が出る設定で印刷プレビューを確認し、必要なページを1枚試し刷りします。プレビューに文字があるのに紙に出ない場合は、文字色だけでなく、注釈を印刷する設定やプリンター側の出力を切り分けます。画面をスクリーンショットにしてPDFへ戻す方法は、文字の検索やコピーを失うため、最初の解決策には向きません。
色を変えずにライト表示へ切り替えるだけで読めた場合は、提出用のPDFをむやみに加工する必要はありません。macOSとプレビューのバージョン、問題のページ、別アプリでの結果を控え、表示設定や更新状況を確認します。再現条件がそろって初めて、アプリ固有の問題として問い合わせや報告に使えます。
参考:プレビューの設定、PDFへの注釈、Macのライト/ダーク表示
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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