【Windows】キーボードのPrint Screenキーが別機能になる時の設定変更

【Windows】キーボードのPrint Screenキーが別機能になる時の設定変更
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会社でWindowsパソコンを使っていると、キーボードのPrint Screenキーを押したときに画面全体のスクリーンショットが取れず、別の機能(例えばSnipping ToolやOneDriveへの保存)が起動して戸惑った経験はないでしょうか。この現象は、システム設定やキーボードユーティリティ、ゲームモード、場合によっては管理者によるポリシー設定が原因で起こります。本記事では、Print Screenキーの動作を元の「画面全体をクリップボードにコピー」に戻すための設定変更手順を、原因別に詳しく解説します。また、会社PCで注意すべき制限や、自分で変更できない場合の確認方法も合わせて説明します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: Windowsの設定アプリ(簡単操作→キーボード、またはゲームモード)と、キーボードメーカーのユーティリティソフト(Logicool Options、Dell Peripheral Managerなど)です。
  • 切り分けの軸: Print Screenキー単体で異なる動作をするか、Fnキーとの組み合わせで変わるか、特定のアプリでだけ異なるか、他のキーにも影響が出ているかで原因を絞ります。
  • 注意点: 会社で支給されたPCの場合、グループポリシーやレジストリ変更が制限されていることがあります。自己判断でレジストリを編集する前に、必ず管理者に確認してください。

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1. Print Screenキーの動作が変わっている原因を特定する

Print Screenキーが本来の機能(画面全体のコピー)ではなく、別の機能を実行するようになる原因は多岐にわたります。以下に代表的な原因を挙げ、症状とともに整理します。

原因 症状例 確認・発生環境
Windowsの「簡単操作」設定 Print ScreenキーでSnipping Toolが起動する Windows 10/11の設定アプリ内
キーボードメーカーユーティリティ Print Screenキーが別のキー(例:Escapeや音量調整)に割り当てられる Logicool、Dell、Lenovo、Microsoftなどの独自ソフト
ゲームモード / アプリによる上書き 特定のゲームやフルスクリーンアプリでだけPrint Screenが効かない Xbox Game BarやGeForce Experienceのショートカット競合
グループポリシー・レジストリ変更 Print Screenキーが無効化、または別の機能に固定される 会社PCで管理者が設定
Fnキーの固定・反転 Print ScreenキーがFn+Print Screenでないと元の動作をしない ノートPCのFnロック状態

まずは、どの原因に該当するかを切り分けるために、キーボードの他のキー(例えばInsertやDelete)も同じように動作が変わっていないか確認します。もし複数のキーに影響があれば、キーボードのハードウェア故障やドライバ問題も疑います。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. Windowsのシステム設定を確認して変更する

Windows 10および11では、Print Screenキーの動作を簡単操作の設定から変更できます。以下の手順で確認してください。

  1. 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」(歯車アイコン)を開きます。
  2. 「簡単操作」(Windows 10)または「アクセシビリティ」(Windows 11)をクリックします。
  3. 左メニューから「キーボード」を選択します。
  4. 「Print Screenキーでスクリーン キャプチャを開始する」または「PrtScnボタンを使って画面領域のキャプチャを開く」という項目を探します。
  5. この項目が「オン」になっている場合、Print Screenキーを押すとSnipping Toolが起動します。「オフ」に切り替えると、従来の画面全体コピー動作に戻ります。

変更後、Print Screenキーを押して動作をテストします。Snipping Toolが起動しなくなり、画面が一瞬暗転する(コピーされた合図)ようになれば成功です。なお、Windows 10のバージョンによっては「ゲームモード」の設定も影響します。ゲームモードをオフにするには、設定→ゲーム→ゲームモードから切り替えられます。

2.1 OneDriveや他のクラウドストレージの設定

OneDriveがPrint Screenキーを奪っているケースもあります。OneDriveの設定で「自動的にスクリーンショットをOneDriveに保存する」が有効になっていると、Print Screenキーを押すとOneDriveフォルダに画像が保存されます。この機能をオフにするには、タスクトレイのOneDriveアイコンを右クリック→「設定」→「自動保存」タブで「自動的にスクリーンショットをOneDriveに保存する」のチェックを外します。

3. キーボードメーカーのユーティリティソフトを確認する

多くのノートPCや外付けキーボードには、メーカー独自のキーカスタマイズソフトがプレインストールされています。例えば、デルの「Dell Peripheral Manager」、レノボの「Lenovo Hotkey Features Integration」、ロジクールの「Logicool Options」、マイクロソフトの「Microsoft Mouse and Keyboard Center」などです。これらのソフトでPrint Screenキーに別の機能が割り当てられている場合、それを解除または初期化します。

具体的な手順はソフトにより異なりますが、一般的には次の流れです。

  1. スタートメニューで該当ソフトを検索して起動します(例:「Dell Peripheral Manager」)。
  2. キーボードの設定画面で、Print Screenキーに割り当てられている機能を確認します。
  3. 割り当てを「Print Screen」または「なし」に変更します。
  4. 変更を保存し、ソフトを閉じます。
  5. キーボードの動作をテストします。

注意点として、これらのユーティリティソフトは会社PCではインストールが制限されている場合があります。もしソフトが見つからない、または変更できない場合はIT部門に問い合わせてください。

4. Fnキーやトグルキーの状態を確認する

ノートPCや一部のキーボードでは、キートップに2つの機能が印字されており、Fnキーを押しながらでないと元の機能が使えません。また、Fnロック(Fnキーを固定)する機能がある機種では、ロック状態によって動作が反転します。まずは以下の点を確認してください。

  • キーボードに「Fn Lock」や「F Lock」と書かれたキーがないか探します。多くの場合、EscキーやF1〜F12キーに印字されています。
  • Fn Lockが有効になっていると、Print Screenキーに割り当てられた補助機能(例えば音量調節や明るさ)が優先されます。
  • Fn Lockの切り替えは通常、Fn+EscキーやFn+Caps Lockで行います。詳しくはPCのマニュアルをご確認ください。

例えば、DellのノートPCではFn+EscでFnロックを切り替えられます。ロックが有効なときはEscキーのLEDが点灯することがあります。この状態でPrint Screenキーを押すと、キートップに小さく書かれたアイコン(例:画面分割や明るさ調整)が実行されるため、本来のPrint Screen機能を使うにはFn+Print Screenを押す必要があります。

5. ゲームモードやアプリケーションのショートカット競合を解消する

ゲームや特定のアプリケーション(例えばXbox Game Bar、GeForce Experience、Discordなど)がPrint Screenキーを独自のショートカットとして使用している場合、競合が発生します。それらのアプリでショートカットキーを変更するか、無効にしてください。

5.1 Xbox Game Barの設定

Windows 10/11に標準搭載されているXbox Game BarもPrint Screenキーをキャプチャに使うことがあります。設定を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. 「設定」→「ゲーム」→「ゲーム バー」を開きます。
  2. 「コントローラーのショートカット」や「キーボード ショートカット」の項目で、Print Screenに関連するものを探します。
  3. 「スクリーンショットを撮る」などのショートカットがPrint Screenに割り当てられている場合、別のキーに変更するか割り当てを削除します。

5.2 GeForce Experienceの設定

NVIDIAのグラフィックカードを使用している場合、GeForce Experienceの「インスタントリプレイ」や「スクリーンショット」のショートカットがPrint Screenと重複していることがあります。GeForce Experienceを開き、「設定」→「キーボードショートカット」で該当の割り当てを変更します。

6. 管理者による制限がある場合の確認方法

会社PCでは、グループポリシーやレジストリ編集によってPrint Screenキーの動作が強制的に変更されている可能性があります。この場合、ユーザー側で設定を変更することはできません。以下の点を確認し、必要ならIT管理者に相談します。

  • 「Windowsの設定」で該当項目がグレーアウトしている、または変更してもすぐに元に戻る。
  • キーボードユーティリティソフトがインストールされておらず、追加もできない。
  • レジストリエディタ(regedit)を開こうとすると管理者によって禁止されている。

そのような状況では、自分で無理に変更しようとせず、まずは社内ポータルやヘルプデスクに「Print ScreenキーがSnipping Toolに変わってしまい、画面全体のスクリーンショットが取れない」と伝えてください。管理者側で簡単操作のポリシーやキーボード割り当てを調整できる場合があります。

なお、管理者が意図的にSnipping Toolをデフォルトのキャプチャツールとして設定している可能性もあります。その場合、Snipping Toolでも「モード」を「全画面表示」にすれば従来と同じ結果を得られますので、併用方法を検討してもよいでしょう。

7. よくある質問(FAQ)

Q1. Print Screenキーを押しても何も起こりません。
A. まずはFnキーを押しながらPrint Screenキーを押してみてください。それも効かない場合は、キーボードの接続やドライバを確認します。USBキーボードなら別のポートに差し替え、Bluetoothなら再接続してみてください。デバイスマネージャーでキーボードに「!」マークが付いていないかも確認します。

Q2. Print Screenキーを押すとOneDriveの保存画面が出ます。
A. OneDriveの設定で「自動的にスクリーンショットをOneDriveに保存する」がオンになっている可能性が高いです。タスクトレイのOneDriveアイコンを右クリック→「設定」→「自動保存」タブでオフにしてください。

Q3. 元に戻そうとしても設定が保存されません。
A. 管理者権限がないために設定が反映されない可能性があります。設定アプリで変更しようとしたときに「一部の設定は組織によって管理されています」と表示される場合は、IT管理者に連絡してください。

Q4. 外付けキーボードを変えたらPrint Screenの動作が変わりました。
A. メーカーごとにキー割り当てが異なるため、新しいキーボードに専用ユーティリティがあるか確認します。また、キーボードにFnトグル機能があるかどうかもチェックしてください。

まとめ

Print Screenキーが別の機能になる原因は、Windowsの簡単操作設定、キーボードユーティリティ、Fnロック、アプリケーションのショートカット競合、管理者ポリシーなど様々です。まずは原因を切り分けるために、設定アプリとキーボードメーカーのソフトを確認することをおすすめします。会社PCで変更が反映されない場合は、管理者に相談するのが確実です。本記事で紹介した手順を一つずつ試すことで、多くのケースで元の動作に戻せるはずです。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

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