【Windows】デバイスマネージャーのコード31がグラフィックアダプターに出た時に表示復旧を調べる手順

【Windows】デバイスマネージャーのコード31がグラフィックアダプターに出た時に表示復旧を調べる手順
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Windows Updateを適用した直後や再起動後に、ディスプレイの解像度が低下したり、外部モニターが認識されなくなったりした経験はないでしょうか。デバイスマネージャーを開くとグラフィックアダプターに黄色い感叹符が表示され、プロパティには「このデバイスは問題があるため停止されました。(コード31)」と書かれていることがあります。このエラーはドライバーが正しく動作していない状態を示しており、特に会社で支給されたPCでは迅速な復旧が求められます。本記事では、コード31がグラフィックアダプターに表示された際に、安全かつ効率的に表示を復旧させるための手順を、原因の切り分けから実践的な対処法まで詳しく解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: デバイスマネージャーのグラフィックアダプターのプロパティで、エラーコードとデバイスの状態、イベントタブのログを確認します。
  • 切り分けの軸: 端末側のドライバーの問題か、Windows Updateの影響か、電源管理やスリープ後の復帰時か、それともハードウェアの故障かを区別します。
  • 注意点: 会社用PCではレジストリ編集や非公式ドライバーのインストールは禁止されている場合が多く、まずは管理者に連絡するか、安全なロールバック手順を試す必要があります。

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コード31が発生する主な原因と確認すべきポイント

Windowsのデバイスマネージャーで表示されるコード31は、デバイスドライバーが正常に動作していないことを意味します。グラフィックアダプターの場合、以下のような原因が考えられます。

  • Windows Updateによるドライバーの自動更新 – 最新のドライバーが既存の環境と互換性を持たず、起動に失敗することがあります。
  • ドライバーファイルの破損や競合 – アンインストールが不完全だったり、複数のドライバーが混在している場合に発生します。
  • 電源管理設定の影響 – スリープや休止状態からの復帰時にドライバーが正しく初期化されず、コード31が一時的に表示されるケースがあります。
  • ハードウェアの物理的な障害 – GPUの故障や接触不良でも同様のエラーが出ることがあるため、切り分けが必要です。

まずは、問題がいつから発生したのかを思い出してください。Windows Updateの直後なのか、スリープからの復帰後なのか、それとも何もしていないのに突然なのか。この情報が原因特定の手がかりになります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

最初に試すべき基本の復旧手順

コード31が表示されたら、慌てずに以下の手順を順番に試してください。これらはすべてWindowsの標準機能で実行でき、管理者権限があれば自分で行えるものも多いですが、会社のポリシーによっては制限されている場合があります。その場合は手順の途中で管理者へ連絡してください。

  1. PCを再起動する – 一時的な問題であれば再起動で解消することがあります。特にスリープや休止状態を経た後に発生した場合は、完全なシャットダウンと起動を試してください。
  2. デバイスマネージャーでドライバーを無効にしてから再有効化する – グラフィックアダプターを右クリックし「デバイスを無効にする」を選択、再度右クリックで「デバイスを有効にする」を選びます。これでドライバーが再読み込みされることがあります。
  3. Windows Updateの最新の品質更新プログラムをアンインストールする – 設定→Windows Update→更新履歴→更新プログラムのアンインストール から、直近で適用した更新プログラム(特にKB番号が付いたもの)を選んで削除します。再起動後に問題が改善するか確認してください。
  4. ドライバーのロールバック – デバイスマネージャーでグラフィックアダプターのプロパティを開き、「ドライバー」タブの「ドライバーのロールバック」が利用可能なら実行します。これは以前のバージョンに戻す機能ですが、灰色表示で使えないことも多いです。
  5. ディスプレイドライバーのアンインストールと再インストール – セーフモードで起動し、デバイスマネージャーからグラフィックアダプターを右クリックして「デバイスのアンインストール」(このデバイスのドライバーを削除するチェックを入れる)を実行。その後、PCメーカーのサポートサイトから該当機種の公式ドライバーをダウンロードしてインストールします。社内で許可されたドライバーのみ使用してください。

上記の手順で復旧しない場合は、さらに詳細な調査が必要です。

状況別の対処法と判断基準(比較表)

コード31の発生パターンによって最適な対処法が異なります。以下の表を参考に、自分の状況に合った方法を選んでください。

発生状況 主な原因 推奨する対処 管理者への連絡が必要か
Windows Update直後に発生 更新プログラムがドライバーと競合 該当の更新プログラムをアンインストール 場合による(アンインストールは自分で可能)
スリープ/休止状態からの復帰後に発生 電源管理設定やドライバーの初期化失敗 電源オプションで高速スタートアップを無効化、再起動 必要ないが、設定変更が制限されている場合は連絡
特定のアプリケーション(ゲームやCAD)使用後 ドライバーが過負荷で停止 アプリケーションの設定を変更するか、ドライバーのクリーンインストール 推奨(業務アプリの場合は管理者に相談)
常に発生し、再起動でも改善しない ドライバーの深刻な破損またはハードウェア故障 システムの復元、またはメーカー診断ツールでハードウェアチェック 必須(復元ポイントがない場合や故障の疑い)

失敗しがちな対処とそのリスク

コード31の解決を急ぐあまり、以下のような対応を取ると問題が悪化したり、会社のセキュリティポリシーに違反する可能性があります。注意してください。

  • GPUベンダーの公式サイトから最新ドライバーを直接インストールする – 会社PCではIT部門が承認したドライバー以外のインストールが禁止されている場合が多く、勝手にインストールするとセキュリティ基準を満たさない可能性があります。まずは管理者に確認してください。
  • レジストリを編集してデバイスを強制的に有効化する – インターネット上にはレジストリキーを変更する方法が紹介されていますが、誤った編集はシステムを不安定にしたり起動不能になるリスクがあります。特に会社PCでは管理者権限がないと実行できないため、無理に行おうとしないでください。
  • デバイスマネージャーで「ドライバーの更新」を自動検索に任せる – Windows Update経由でさらに互換性のないドライバーが適用され、ループにはまる可能性があります。手動で行う場合は、事前に現在のドライバーバージョンをメモしておきましょう。
  • システムの復元を実行する前に復元ポイントを確認しない – 復元ポイントが古い日付だと、その後にインストールしたアプリケーションや設定が失われることがあります。業務データに影響がないか必ず確認してください。

管理者へ連絡すべきタイミングと伝える情報

自分で対処できる範囲を超えた場合や、以下のような状況では速やかにIT管理者へ連絡しましょう。

  • 上記の基本手順をすべて試してもコード31が解消しない
  • ドライバーのロールバックオプションが使えず、かつ管理者が配布しているドライバーが不明
  • デバイスマネージャーでグラフィックアダプター自体が表示されない、または不明なデバイスとして認識される
  • PCに内蔵GPUと外部GPUの両方があり、どちらに問題があるか判断できない
  • エラー発生後に画面が真っ暗になり、セーフモードすら起動できない

管理者へ連絡する際は、以下の情報を準備しておくとスムーズです。

  • デバイスマネージャーのエラーコード(コード31)と該当デバイスの名称
  • 問題が発生した日時と直前に実行した操作(Windows Updateやアプリのインストールなど)
  • イベントビューアーのシステムログにある関連エラーのスクリーンショット(可能なら)
  • PCのモデル名とOSのバージョン(Windows 10/11のエディションとビルド番号)

再発を防ぐための日常的な注意点

Windows Updateの設定を見直す

会社のポリシーで許可されている場合、ドライバー更新を自動で適用しないように設定できます。設定→Windows Update→詳細オプション→「更新プログラムを受け取るタイミング」で「更新プログラムをインストールする前に通知する」を選ぶと、ドライバー更新を保留できます。ただし、多くの企業ではグループポリシーで管理されているため、自分で変更できないこともあります。その場合は管理者に相談してください。

電源設定の最適化

スリープや休止状態からの復帰でコード31が頻発する場合、高速スタートアップを無効にすると改善することがあります。コントロールパネル→電源オプション→電源ボタンの動作を選択→現在利用可能ではない設定を変更→高速スタートアップを有効にする(チェックを外す)で変更できます。この設定は個人で変更しても問題ない場合が多いですが、社内ルールに従ってください。

ドライバーのバージョンを記録しておく

正常に動作している時のドライバーバージョンをメモしておくと、トラブル時にすぐロールバックできます。デバイスマネージャーのドライバータブでバージョン情報を確認し、スクリーンショットを保存しておきましょう。

よくある質問(FAQ)

コード31が表示されたまま放置すると危険ですか?

グラフィックアダプターが無効状態になると、画面の表示が遅くなったり、外部モニターが使えなくなります。作業効率が低下するだけでなく、一部のアプリケーションが起動しなくなることもあります。また、ドライバーが停止したまま放熱が正常に行われない可能性も否定できません。早めに対処しましょう。

複数のグラフィックアダプターが表示される場合の対処は?

ノートPCなどで内蔵GPUと外部GPUの両方がある場合、コード31が出ている方を特定し、そのドライバーのみ修復してください。もう片方が正常なら、そちらに切り替えて表示を続けることも可能です。デバイスマネージャーで正常な方を右クリックし「デバイスを有効にする」がグレーアウトしていなければ使用できます。

セーフモードでもコード31が消えない場合は?

セーフモードでも問題が発生する場合、ドライバー以外の原因(ハードウェアの故障やシステムファイルの破損)が考えられます。システムファイルチェッカー(sfc /scannow)を実行してみてください。それでも改善しない場合は、管理者によるハードウェア診断や交換が必要です。

まとめ

デバイスマネージャーのコード31はグラフィックアダプターのドライバーに問題があることを示しており、多くの場合はWindows Updateの影響や電源管理設定の不具合が原因です。まずは再起動やドライバーの無効化/有効化、更新プログラムのアンインストールといった安全な手順を試しましょう。それでも解決しない場合は、無理にレジストリを弄らず、管理者へ正確な情報を伝えてサポートを仰いでください。日頃からドライバーバージョンを記録し、Windows Updateの設定を適切に管理することで、再発を予防できます。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

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