【Word】図形の書式タブが出ないときの確認方法|描画タブとの違い

【Word】図形の書式タブが出ないときの確認方法|描画タブとの違い
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Wordで図形の色や大きさを変えたいのに、上部に操作用のタブが見当たらないときは、「図形の書式」と「描画」を区別して確認します。四角形や矢印を編集するタブは、通常、その図形を選んだときに現れます。手書きペン用の[描画]タブを表示しても、図形を選択したことにはなりません。

ここではWindows版のデスクトップWordを中心に、図形を選ぶところから順に確認します。リボン全体の初期化や文書形式の変換を最初に行わず、選択状態・表示状態・編集権限を分けて調べてください。

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1.必要なタブが「図形の書式」か「描画」かを確認する

[挿入]→[図形]から入れた四角形や矢印をクリックすると、図形を編集するタブが表示されます。版によって[図形の書式][図形の形式]など名称は異なりますが、塗りつぶし・枠線・サイズ・配置を扱うタブです。以前の版では[描画ツール]の下に[書式]と表示される場合もあります。

したいこと 確認する対象
四角形の色・線・サイズを変える 図形を選択して表示される書式タブ
写真を切り抜く・明るさを変える 画像を選択して表示される図の書式タブ
ペンで書く・インクを消す [描画]タブ

タブが違うだけなら、文書の不具合ではありません。写真の上に描かれた矢印が、独立したWordの図形なのか、画像の一部なのかも確認します。画像を選ぶと写真全体にハンドルが出る場合、その中の矢印をWordの図形として単独で編集することはできません。

図形があるはずなのに選べない場合と、図形は選べるのにリボンが見えない場合では、次に行う操作が異なります。まず目的の図形の周囲にサイズ変更用のハンドルが出るかを見てください。

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2.図形の外枠を選び、編集タブを表示する

  1. [表示]→[印刷レイアウト]で文書を表示し、目的の図形を探します。
  2. 図形の塗りつぶし部分または外枠をクリックします。文字入りの図形では、文字の中ではなく枠線を選びます。
  3. 周囲にハンドルが表示されたことを確認して、上部の図形用の書式タブを開きます。
  4. [図形の塗りつぶし]や[サイズ]など、目的の項目を使います。

文字入力のカーソルが出ている場合は、図形内の文章を編集中です。外枠をクリックし直して図形全体の選択へ切り替えます。色を変えるつもりでDeleteキーを押すなど、選択できたかを削除操作で試さないでください。

重なっている図形や背面の図形を選びにくい場合は、[ホーム]→[選択]→[選択ウィンドウ]を開きます。WindowsではAlt+F10でも開けます。一覧の名前を選び、ページ上の選択範囲が目的の図形に対応するか確認します。複数の長方形があるときは、名前だけで決めず位置も見ます。

グループ化された図形は、まずグループ全体が選択される場合があります。選択ウィンドウでグループを展開し、編集したい要素を選ぶ方法を使います。色の変更のために、必ずグループを解除しなければならないわけではありません。解除すると配置管理が変わるため、必要な場合に限定します。

ヘッダーに置かれたロゴや図形は、本文側をクリックしても選びにくくなります。ページ上部をダブルクリックしてヘッダーを開いてから選択してください。フッター内の図形なら下部を開きます。

3.図形は選べるのにリボンが見えない場合

タブ名だけ見えて、その下のボタンが隠れている場合は、リボンが折りたたまれている可能性があります。目的のタブをクリックするか、WindowsではCtrl+F1でリボンの表示状態を切り替えて確認します。アプリのウィンドウが狭い場合は、項目が小さいボタンやメニューの中にまとまることもあります。

図形の選択を外すと、図形用のタブが消えるのは通常の動作です。本文をクリックした後にタブがなくなっても、図形が消えたわけではありません。もう一度図形を選択し、同じタブが出るか確認します。

リボンを自分でカスタマイズした場合は、[ファイル]→[オプション]→[リボンのユーザー設定]で設定を確認します。標準のタブと、対象を選ぶと現れるツール用のタブを混同しないようにします。単に[メイン タブ]の[描画]をオンにするだけでは、図形の選択状態を直すことにはなりません。

原因が不明なまま[すべてのユーザー設定をリセット]すると、必要な独自タブやボタン配置も失います。変更するなら、先に[インポート/エクスポート]から設定を保存し、どの項目を変更したか控えます。まず表示の折りたたみや選択状態だけで解決するか確認してください。

4.手書き用の「描画」タブを出したい場合

ペンで線を書いたりインクを消したりする目的なら、[描画]タブを使います。Windowsの対応するWordでは、[ファイル]→[オプション]→[リボンのユーザー設定]を開き、[メイン タブ]の[描画]にチェックを入れて確定します。

Wordでインクを使う場合は[印刷レイアウト]にします。ペンを選んで書く操作と、既存の四角形を選んで枠線を変える操作は別です。ペンが選ばれたままで文書をクリックすると線を書いてしまうことがあるため、図形の選択へ戻るときは描画を終了して選択用の状態に戻してください。

タブを有効にしても、使えるペンや機能はOfficeの版、更新状態、機器によって異なります。タッチ画面があるかどうかだけで、すべての項目の有無を判断しないでください。会社管理の端末で機能が制限されている場合は、組織の設定を確認します。

描画中に誤って線を加えた場合は、その操作を元に戻します。図形の書式を探すために描いた試し書きが残っていないか、本文や余白も確認してください。タブを表示する設定と、文書にインクを追加する操作は分けて扱います。

5.選択できない場合は範囲を絞って調べる

選べるようになったら、選択ウィンドウの名前を内容が分かるものに変更しておくと、次の編集で探しやすくなります。たとえば複数の「長方形」を「受付」「確認」「完了」と区別します。名前の変更は本文に表示する文字を変える操作ではありません。グループや重ね順を保ったまま対象を見つけやすくするために使います。

選択ウィンドウで非表示になっている図形があれば、その対象の表示を戻して確認します。ただし、Wordの行内オブジェクトは、選択ウィンドウでの非表示・重ね順変更などに制約があります。一覧に対するすべての操作が、すべての図に使えるわけではありません。

読み取り専用や編集制限のある文書では、所有者に編集可能な版を依頼します。保護を回避するために別形式へ保存することはしません。必要なら[ファイル]の情報や文書上部の通知を見て、編集できない理由を確認してください。

特定の文書だけの問題かを調べるには、新しい空白文書へ[挿入]→[図形]から四角形を1つ入れ、選択したときに書式タブが現れるかを試します。新規文書では使えるなら、元文書の保護・オブジェクトの種類・配置場所を優先して調べます。新規文書でも使えない場合は、保存してWordを再起動し、更新状態や管理設定を確認します。

元文書が古い形式だからといって、変換すれば必ず直るとは限りません。変換が必要な場合も複製で試し、ページ割りや図の位置を確認してから採用します。リボンの表示、図形の選択、文書の編集可否を切り分ければ、不要な初期化を避けながら目的の操作へ進めます。

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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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